0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネコちゃんは人間よりも早く年をとってしまいますが、人間の方が変化が多いのかも。
でもわすれるわけないんですよ。
いつだって大好きなんだから。
投稿元:
レビューを見る
猫の「おれ」と男の子の「おまえ」
赤ちゃんの頃から一緒に大きくなった「おまえ」。いろんな思い出を振り返りながら猫は思います。
「さいきん おまえ いないな」
別れの春
旅立つ側ではなく、旅立たれる側の気持ちに寄り添う絵本。
遠くから「わすれていいから」と「おまえ」を想う猫の気持ちに感動しました。
投稿元:
レビューを見る
やづきみちこさんの「ペーとぼく」と同テーマを猫の視点で語ります。「おれ」はある家の猫、「おまえ」はその家に生まれた男の子。「おまえ」が猫の「おれ」よりゆっくり育つのを、温かく見つめ、淡々と語り、静かに年老いていきます。「あたらしい なわばりを みつけ」て、荷作りをして去った「おまえ」に「わすれていいから」と言うのは、「おれ」の別れの言葉に違いないので、胸が締め付けられます。
投稿元:
レビューを見る
一緒に大きくなって、いつでもそばにいて、ずっと一緒にいたいけれど、ぼくのほうが追い越して、
ある程度まで、追い越したら、「ゆっくり待っていてくれたらいいのに」と願ってしまう、せつなくて、ギュッと抱きしめたくなる絵本でした。
投稿元:
レビューを見る
本屋で立ち読みして、いい話だったので購入しました。よくあるような気もするけど、自分はこういうストレートなのに感動してしまいます。
ねこって本当にこういうこと思っているかもと思うと泣けました。長生きしてほしい。
投稿元:
レビューを見る
切ない。
でも相手を慮ることのできる優しい猫さん。
自分には自分の世界があって、相手にも相手の世界がある。
でも、忘れていいなんて切なすぎるよ。
相手の幸せを思ってのことだとしてもさー。
忘れないよ。
忘れるはずがないよ。
だって家族だもん。
投稿元:
レビューを見る
題名がせつなすぎる。おれのことはわすれていいから。そんなんいわれても忘れるわけないやん。何年一緒におったとおもってん。一緒に住まなくなっても心の中ではいつも一緒やん。偉そうにゆうても、さびしいんやろ、わかってんねんで。という気持ちになった。
投稿元:
レビューを見る
猫が赤ちゃんだった子供の成長を見守って,そして旅立つ姿を見送る.共に過ごした時間の輝き,柔らかいタッチの絵とともにしみじみと心に響きます.
投稿元:
レビューを見る
9歳0ヶ月の娘
6歳0ヶ月の息子に読み聞かせ
赤ちゃん×犬の成長絵本は
何冊か読んだけれど
赤ちゃん×猫バージョンは
新鮮。
絵のタッチが好みで
すごく良い
赤ちゃんの成長描写も我が子と重なって
懐かしいせつない愛おしい
猫ちゃんが語りかけるの
いいなー
ふたりの絆
関係がとってもいい。
私も子どもたちの巣立ちを
こんな風に構えていられるかなあ
行かないでーー
忘れないでーーー
って泣き叫んじゃうかもw
投稿元:
レビューを見る
猫が好きな人、猫を飼っている人にはたまらなく猫が愛おしくなる本。文字少なめ。
〇未就学児~
大人にも良い
投稿元:
レビューを見る
見返りを求めない、温かなエール。
人間の男の子の成長を見守る猫の姿で描かれてはいるけど、親目線の子供の巣立ちのようにも見える。
最後のページ。
「またな。」ではなく、「げんきでな。」なんだよね。
「あたらしい なわばり」での生活に集中して、過去は振り向かず、前へ進め、という送り出しなのか。
相手にも自分にも信頼がないと出ない言葉かなあ、と思った。
投稿元:
レビューを見る
「おまえ」が赤ちゃんから大学生へと成長していくのを見守る猫のお話。
言葉遊びがあったり、奇想天外なストーリーとかはない。
しんみり系。お子さんより大人に刺さる感じ。
タイトルからして別れを想像し、もしかして猫が亡くなって終わるのかな?と思っていたが、それはなかった。
カーテンの中に潜った猫で始まり、だんだん成長する「おまえ」と一緒に潜り、また1匹で潜る姿で終わる。
子猫のケバケバして片目がうまく開かない感じがリアルでかわいい。
ごはんを取られる、箱に入られる、いつもはツンツンしてるのに落ち込んだら側に来る、宿題の邪魔をされる。
いわゆる猫あるあるの詰め合わせ。
同じ窓際、「おまえ」はどんどん大きくなっていく。
最後、窓の外を見ながらの「あぁ そうか。おまえ、あたらしいなわばりをみつけたんだな。」でしんみりMAX。
「おれのことは わすれていいから。」と言いつつ窓の外を見るのをやめないのは、なわばりの監視かもしれないけれど、本当は「おまえ」とまた会いたい、帰って来ないかなと思ってるんじゃないかな?と推察。
おすすめ年齢3・4・5歳〜。
しんみり系なのでつまんなーいとなるお子さんもいると思うが、猫を飼っているご家庭/方にはおすすめできる。
自分がもし猫を飼っている家に生まれたとして、子供のときにこれ読んでもらって、大人になってまた読んだら絶対泣くと思う。
投稿元:
レビューを見る
やわらかでリアルな絵で、人間の男の子の成長過程が描かれている。
猫だけでなく、人間の男の子の成長過程その時々の部屋の様子がリアルで、子育てをしたことのある人なら必ず何かを思い出すであろう絵(ほんとうに、いろいろと小技が効いている)。
猫目線の一人称、しかも、登場時はほんの子猫なのに、偉そうなしゃべりなのもいい。なわばりという言葉が特に良い。
タイトルから、この猫はこの本の最後にどうなるんだろうと思ったが、生きていてよかった。男の子が大学進学で家を出ていったのだとすると、相当な長生きでは。そうなると、このタイトルが後からボディーブローのように効いてくる。1回目の音読は普通に読めたが、後日2回目に子どもに音読した際は、最後の1文で言葉につまり、しばらく読めなかった。
投稿元:
レビューを見る
少年が小さいときから一緒にいたのに大きくなるにつれて一緒にいる時間が短くなり家を離れてしまうまでを猫の視点で描いた作品
切なくてほろりときた
忘れちゃだめだよ
投稿元:
レビューを見る
ねこちゃんが亡くなってしまうのかと思いきや、去っていくのは赤ちゃんの頃から一緒に大きくなった少年の方。猫推定18歳くらいかな?男の子が去った後に静かになくなってしまうのかも。