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投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
原題は、「Practicing The Power Of Now」です。
「The Power Of Now」(邦題:「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」)の実践版かな、と思わせますが、内容的には実践版というより、要約版といった方が良いと思います。
もし物足りなさや、もう少し深く読み込んでみたいと感じたら、是非「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」のほうも読まれることをおすすめします。
また「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」を持っている方にとっては、携帯版として良いと思います。
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投稿者:万年朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お手軽そうに見えるが、ハウツー本的記述が分かり易い。
「悟りをひらくと人生はシンプルで楽になる」「ニューアース」の2冊は、少々とっつきにくいところがあるので、本書を読んだ後、この2冊へ行くと全体像を捉えられます。
ポイントをピックアップした感じの本書の内容が、ガイドラインになるのではないかと。
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Oprah の卒業演説の中に出てきたエックハルトとはどんな本を書いているのか興味があったので借りた一冊。スピリチュアルな内容。
うまく実践できるか分からないが、どうしても外的要因などでネガティブになってしまうときの対処方法は試してみたいと思った。
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【寄贈者】にしやん
喜怒哀楽。感情やエゴに自分をコントロールされないで、楽しく軽く人生を過ごそう!
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すばらしい本です。超オススメ。
これを読んだら、高いお金を払ってセミナーやセッションを受ける必要などなくなるでしょう。
以下引用、
自分の外側に、心の平安を求めるのは、やめましょう。「もしかすると、次のワークショップに答えがあるのかもしれない」とか、「もしかすると、新しいテクニックがあるのかもしれない」など、「探す」という姿勢でいるかぎり、「心の平安」の境地に達することはありません。心の平安は、探して手に入るものではないからです。
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「さとりをひらくにはどうすればよいのでしょうか?
結論を言いましょう。さとりをひらくための、一番肝心なステップは、「思考を「ほんとうの自分」とみなすのをやめること」です。絶え間なく流れている思考に「すきま」をつくるたびに、「意識の光」が輝きだします。」
エックハルト・トールさん。アメリカでブームだそうですね。本も何百万部も売れているそうです。
エックハルト・トール、1948年ドイツ生まれ。絶望感を感じ自分が嫌になった29歳のある夜中、嫌な自分と自分が嫌な自分が2人いるんだろうか?、といった気づきの後、さとりを開く。
驚きでした。主張はクリシュナムルティに酷似。とあるサイトでは、21世紀のクリシュナムルティと紹介されていました。クリシュナムルティと同様なことを、より平易な口調で語ります。上記抜粋は、前に書いたバグワンの存在の詩の一節とも似てますね。
これを見て思うのは、さとりというのは誰にでも起こりえるプロセスなんだろうな、ということです。
クリシュナムルティを始め、このエックハルトさんや、さとりに至った禅僧達、大体同じようなことを語っています。共通のキーワードは下記のとおり。
・過去と未来は存在しない 今しかない
・思考と戦わない
これも上記本からの抜粋
「これまでは、「時間の世界」に住み、「いま、この瞬間」には、時おりおとずれる程度だったはずです。これからは逆に、「いま、この瞬間」を「すみか」とし、物事を解決するのに必要な時だけ、「過去」と「未来」をおとずれるのです。」
誰だか忘れました、悟りに至った偉い禅僧が、悟りを開く前は時間に使われていたが、悟りを開いた後は時間を使えるようになった、と語っていました。時間というのが非常に重要なキーなのだと思っています。
クリシュナムルティはもういませんが、今もこうした人がいるのは嬉しいですね。来日したら是非お話を聞いてみたいです。
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本棚整理一環作業 再読
スピリチュアル本ではあるけれど、内容は仏教的なものであり、ヴィッパサーナ瞑想をもっと洗練されたそれでいて平易な文章で描かれている良書であると思う。
線がたくさん引いてあって、読んだ時には感銘を受けた後が見られる。
今生かされていないのが非常に残念であるが。
読んだだけでは、意味がないことを痛感する。
これは私の課題でもある。
読んだ時だけ影響を受けるが、根付かない。
再び手にとったのも、何かの縁。
here now 今ここにいる、を合言葉に今年一年過ごそうではないか。
蔵書
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文庫200ページに満たないのに、読み終わるまでずいぶんかかってしまった。ついつい、思考のコントロールを逃れるためのノウハウを実践してしまうからかも。さとりへの具体的な方法が、わかりやすく書かれているし、実際必要なことはトールのおっしゃる通りなのだろう。クリシュナムルティが、方法論については口を閉ざしたのはなぜか。方法を理解することは、逆に思考にとらわれてしまうという逆説に落ち込むからではないか。取り込んだものを、すべて捨て去る道は何処にあるのか。トールのいっている、思考を観察することなのだが、堂々巡りに落ち込んでしまう。
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思考を客観的にながめる
完全に「いま」に在ること
思考を「ほんとうの自分」とみなすのをやめる
時間の概念を捨てる
いま、この瞬間、わたしの心は平和だろうか
瞑想・無心状態
ペインボディ-からだに積もった感情の痛み・ネガティブなエネルギー
ペインボディを観察する
手放すこと
この状況を変えるか、またはこの状況から抜け出すために、なにかできることはないだろうか?
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「いまに生きる」「いまに在る」「いまを受け入れる」など、ブッダの教えを繰り返し説いている。仏教の文脈で説明しているわけではないが、本質が分かりやすく繰り返されているのが良い。
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うぅぅぅ・・・・。難しい・・・・。
過去、未来を囚われるな・・・。今だけを見つめよ?ってこと?
???
では、現在の自分は何の判断基準で選択すればよいのか?
都合のよいように解釈すればよいのか?
読んだ感じ、常にリセットを継続しながら生きろ。という風にとらえてしまった。
計画、反省は不要なのか?
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189
「思考を客観的にながめること」以外にも、無心状態をつくる方法が、いくつかあります。意識を100パーセント「いま」に集中させて、思考活動を遮断するのも、そのひとつです。意識のすべてを
、「いま、この瞬間」に向けてみましょう。そうすれば、思考活動をストップすることができ、「意識が鋭敏であると同時に、考えごとをしていない」という、「無心状態」になれます。(略)また、これは、瞑想の極意でもあるのです。
この方法を、日常生活の中で、どのように実践していくかについて、具体的にご説明しましょう。たんなる手段としておこなっている動作に、意識をすべて集中させるのです。すると、「手段」が「目的そのもの」に変わります。たとえば、家や会社で階段を上り下りする際に、呼吸はもちろん、その一歩一歩に、全意識を集中させるのです。これが、「完全に『いま』に在る」ことです。
手を洗う時も、同じ要領でおこないましょう。どのような行動であっても、それをする時に自分が受ける感覚を、ひとつ残らず意識するのです。水の音を聞き、水が手に触れる感覚を味わい、せっけんの香りをかぐ、という具合です。車に乗る時も同じく、ドアを閉めた後に、ほんのわずかな時間でかまいませんから、じっと自分の呼吸を観察してください。「わたしは存在する」というパワフルな感覚を楽しみましょう。
打つのがめんどうになったので以下メモ。
・未来が気になるのはエゴのせい。エゴはいつでも過去メガネでいまをみている。現在を、ゴールに到達するまでの通過地点として価値を損ねる
・自分の思考は本当の思考ではない。冷静な観察者となれ。
・時間の概念を捨てる→普段の生活の中で必要以上に時間にとらわれないようにする→そのためには、いま、この瞬間 しか存在しないという事実をこころの底からさとる いま、この瞬間 に焦点をあてる
・時間に、過去と未来に焦点をあてると、今を見失う 今こそが唯一のものである。存在するのはそれだけ。永遠のいまだけ
・ 人生に問題だらけでも、いま、この瞬間、たったいま、には問題はない。
感覚を、とぎすませましょう。自分が「いま」いるところに、完全に『在り』ましょう。少し、周りを見渡してみてください。判断を下さないで、ただ、ながめるだけです。光を、かたちを、色彩を、風合いを、感じましょう。すべてのものに息づく、「大いなる存在」に、気づきましょう。音に、耳を澄ませてください。決めつけをしないで、音の根底にある静けさを感じとってください。なにかに触れてみましょう。なんでもいいですから、手触りを感じ、そこにある「大いなる存在」を認識しましょう。
そして、自分の呼吸のリズムを観察しましょう。出たりはいったりする、空気の流れを感じてください。からだの内側の、生命エネルギーを感じてください。自分の内側のものも、外側のものも、すべてをあるがままに受けいれましょう。さらに強烈に「いま」にありましょう。
「いま」に、意識を集中させてください。
「いま、この瞬間」に、問題はありますか?
どんな問題があるか、挙げてみてください。
答えがありませんね。
→いまに完全に意識を集中させていれば問題はかかえられない。処理すべき、受け入れるべき状況はあるだろうけど、それは問題ではない
自分が心理的時間にとらわれているかどうかの検査
→わたしがしていることに、喜び、安らぎ、楽しさはあるだろうか?と自問する。ノーならいまを時間でおおいかくしてしまっている
もし自分がしてることにそれらのものが感じられなくても、行動そのものを変えなきゃなわけではない。どのようにおこなっているかを変えるだけでじゅうぶんかもしれない
どのようにおこなうか は なにをおこなうか より常に大切
おこなうことで達成できる結果よりも、行動そのものに焦点をあてる 意識をできるだけ いまの瞬間が運んで来たものに向ける いまをあるがままに、うけいれる
苦しみへの対処法はそれを観察することから
なにがじぶんに不安や不満を芽生えさせているのかを見極める。すでにそうであるもの に対する決めつけや、抵抗、 いま の拒絶など、無意識なものはすべて、意識の光りで照らすことによって溶けて消えてしまう
あなたは、ストレスを感じていませんか?
未来へ向かうのに忙しすぎて、 いま が、ゴールに到達するための手段になっていませんか?
ストレスは、あなたが ここ にいるのに そこ にいたいと思ったり、 現在 にいながら 未来 にいたいと思うことによって、生まれるのです。
あなたは不安ですか?
もしも~だったら? という考えをいつも抱いていますか?
そうならば、思考が未来の状況をイメージすることで、恐れをつくりだしているのです。未来の状況に、いま、とりくむことはできません。なぜなら、それは、そもそも存在しないものなのです。それは、思考の中の幻なのです。
呼吸を意識しましょう。からだから出たりはいったりする、空気の流れを感じましょう。からだの内側のエネルギーを、感じましょう。わたしたちが対処しなければならないのは、実際には、 いま、この瞬間 だけなのです。 いま、この瞬間 に、どのような問題があるか、自分にたずねてごらんなさい。来年でなく、明日でなく、五分後でもなく、 いま、この瞬間 です。いま、この瞬間 、どんな問題があるでしょうか?
わたしたちは、いつでも、 いま になら、とりくめますが、未来にとりくむことは、絶対に不可能でふ。その時その時の状況に必要な、答え、力、手段は、必ず、そこにあるはずです。それより前でも後でもなく、その時に、あるはずなのです。
インナーボディ、自分のうちにある生命エネルギーに意識を常に向ける→安定
インナーボディに集中できない時は、呼吸に焦点をあてる。
呼吸するたびごとに空気がでたりはいったりするのを意識で追ってみる。おなかの上下を。光り輝く物質が自分をとりまいていて、息を吸うたびにそれを吸収してからだを輝かせているイメージ
ペインボディ篇
自分の感情的な痛みに意識を集中、それをペインボディだと認識。わたしの内側にはペインボディがある、という事実を受け入れる
ペインボディについて解釈してはだめ。判断を下したり、分析したり、自分の都合のために ペインボディは○○が原因だ などと決めつけをしない。いま にあり、自分の内面を観察し続ける。 ペインボディを観察するひとになる。これがいまのパワーに繋がる方法。そして自分にどんな変化がおこるかようすをみる
すでにそうであること を受け入れて、決めつけをしない
感情的になったらそれを冷静に観察する
人生に抵抗せずに生きると、優美で、朗らかで、平和な心境でいられます。この心境は、状況の良し悪しに翻弄されません。逆説のように思えるかもしれませんが、かたちあるものに執着しなくなったとたんに、 かたちある世界 の状況が、好転することが多々あります。幸福になるために必要だと思いこんでいたもの、人、状況にしがみつかなくなったとたん、奮闘や努力なしに、それが、スムーズにやってくるのです。それがやってきた時には、存分に楽しみ、享受すればいいのです。もちろん、状況にはすべてサイクルがありますから、それもやがては去っていくでしょう。しかし、執着のない境地にいるかぎり、失うことへの恐れもありません。人生は安らぎとともに、ゆるやかに流れていきます。
今度は、誰かが、あなたを傷つける意図で、なにか気にさわることを言ったとしましょう。そんな時にも、攻撃、防衛、カラに閉じこもるなどの、無意識な反応をしてネガティブ性をつくるかわりに、その言葉が、自分をとおり抜けていくところをイメージするのです。抵抗は、すべて手放しましょう。それは、言わば、 もう誰も、わたしを傷つけることはできない という心境です。これこそが、ほんとうの 許し です。この許しをしていれば、あなたはもろくありません。はがねのごとく、強靭でいられるのです。
手放すこと は あきらめること とは違います。好ましくない、不愉快な人生の状況を、甘受する必要はありません。 ぬかるみにはまっていることは、悪いことではない などと強がりを言って、自分をいつわる必要もありません。 ぬかるみから抜け出したい というのは、明白な事実です。それなら、その状況にレッテルを貼らずに、意識を いま に集中させるのです。
レッテルを貼る というのは、物事に対して決めつけをすることです。決めつけがなければ、抵抗やネガティブな感情は、一切わき上がってきません。 いま、この瞬間 の、 すでにそうであるもの を、すべて受けいれるのです。そのうえで、ぬかるみから抜け出すために、できゆかぎりのことをすればいいのです。
こう自問するとよいでしょう。 この状況を変えるか、またはこの状況から抜け出すために、なにかできることはないだろうか?
もしも、それがあるならば、的確な手段をとればいいのです。将来のある時点でしたいと思っている、またはすべきである、百のことに思いをめぐらすかわりに、いますぐできる ひとつのこと に的を絞るのです。
*・*・*・
ティファナで出会った大好きなお姉さんが持っていた本。たまたまサンクリでみつけ(彼女のワ��ピースもおいてあったから、たぶん泊まって置いてったんじゃないかな)、オアハカで読む。おもしろい。
お姉さんはたぶん、ここにかいてあることを大切にして、実践して生きている。そして、そんなお姉さんにわたしは惹かれた。パワーオブナウである。
わたしの大好きな彼も、これを読んだかどうかは知らないけれど、たぶんこんなふうに生きている人だとおもう。だから一緒にいてらくだし、惹かれる。
つまりこの本にかいてあることが自然にできるようなひとが、わたしは好きなんだな。
大学の同期にも同じような子がいて、わたしはこの三人が大好きで、この本を読んではじめて共通点を見出した気がした。
三人とも、いまだけをみて、いまを生きている。だから、強いし、輝いているし、心地よい。
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エックハルト・トールを初めて知ったのは、ニュー・アースを読んで。それまで自分が思考と一体化してるなんて全く気づいた事もなく、驚きながらも一気に引き込まれて読んでしまいました。今でもおりに触れて読み返しています。
ニュー・アースを持ち歩きたいので文庫本化しないかな〜と待っていたところ、見つけたのがこの「超シンプルなさとり方」の文庫本。
実践的な内容になっていて、しかも鞄に放り込んで持ち歩くのにちょうどいいボリュームです。
たまに取り出しては「いま、この瞬間」にあることを思い出しています。
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「いまに在る」ってことがどれほど、パワフルなことかがわかったので、これからはもっともっと
「いまに在る」ことを意識しようと思いました!
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この作者の本は初めて読んだ。
悟りを開くには”大いなる存在”に触れること、そしてそれは”いまに在ること”というのが全体を通して流れるテーマ。
後は、それを日常の色々なケースで例として挙げながら説明されている。
・・・が、この”いまに在ること”というのがそのアプローチ方法も書かれてはいるのだが、実感として今一つ分からない。
確かにアイデンティティというのは過去によって作られているし、それが無心状態というのもわかるのだが。
どこか”禅”と通じるものもあり、これが心より理解(体験?)出来たとき悟りが開けるのかもしれない。
まずは、”いま”を感じるように意識したい。