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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の作品から20年ってすごいな。
時代は完全に変わってるのに、作中ではそれを出さないし感じさせない。
春期限定がどんな話だったか忘れちゃってるよ。
読み直さないと。
紙の本
まさかの着地にびっくり
2024/05/05 23:10
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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コメディタッチだったこのシリーズ、最後の最後でイヤミス的展開に。まあ、米澤さんらしいといえばそうなんだけど。このシリーズには薄かった死の気配に、ちょっとブルーになるが、意外にも爽やかなとこに着地。無事の完結。よかった。意外な密室ネタもあり、とても満足。
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これでこのシリーズは終わりなのかな?
2人が京都の大学生になった話も読んでみたいなぁ。
2人が小市民になろうとしたキッカケの過去の事件と現在の事件がうまく絡まり交互に話が展開していく。
ゆっくりと読みたかったのに続きが気になって一気に読んでしまった。
日坂姉の動機は身勝手なもので、八つ当たりだとは思うけど、日坂姉弟の気持ちもわかるのでなんとも言えない気持ちになった。
日坂くんに姉のやったとこを見せるのは、ちょっと酷かなぁと思うけど、違うのだろうか?
小鳩くんと小山内さんの2人が小市民を目指すのはそらそーだろうなぁという感じ。
私的には日坂姉弟に感情移入をちょっとしてしまったので、ラストはほろ苦いものだった。
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小鳩君が車に撥ねれら、病院に搬送された。昏々と
眠る小鳩君の枕もとには、小佐内さんからの
「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。
小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしく…。
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小市民シリーズの最後に相応しい作品。
なぜ小市民を志すようになったのかが判明していく。「鬱陶しいよ。」と言われた瞬間の小鳩君の気持ちは計り知れない。そして、小山内さんの周到さに圧巻。2人の行動一つ一つに意味が繋がっていく最後は感動もの。
最後には小山内さんの可愛らしい一言もあってとても満足。この夏のアニメ化にも期待が膨らむ一冊だった。また春季から読み直そうかな。
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小市民シリーズ完結。
前作から1作スピンオフは挟んだが、「秋季限定くりきんとん事件」からは、すでに13年経っているとのこと。
でも、今作は何と小鳩君が小山内さんと下校途中にひき逃げにあってしまう。
小鳩君は重体。
全編を通して、病院のベッドの上。
小鳩君がひき逃げにあったことで、小山内さんとの出会いのきっかけになった中3の時にも起きた、同じ場所でのひき逃げ事件を思い出す。
まだ小市民ではなかった二人は、ひき逃げ犯を探そうとするが、悉く周囲の反対にあり、真実にたどり着くことはなかった。
一方、小山内さんは小山内さんのやり方で、小鳩君を気遣い、小鳩君のひき逃げ犯を探そうとする。
ラストの真相解明では、高校生相手にそんなことする?と思う場面もあるけど、離れていても小山内さんと小鳩君のコンビネーションは読んでいて、心地いい。
高校3年生と言うことで、小市民シリーズは一旦ここで終了。
小鳩君は残念ながら、浪人することになってしまったが、いつか大学生になった二人の作品も読んでみたい。
長い間、いつ出るか?と楽しみさせていただいて、本当にありがとうございました。
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ここまでシリーズ読んできたのでもちろん信頼している面白さを期待していて、間違いない面白さだった!
シリーズとしての伏線回収とこの巻の事件としての伏線回収が同時並行で進んでいくの面白かったし気持ちよかった〜!
そして2人の関係性の描き方も絶妙な終わらせ方だった、、、もっと明確なものをくれ……と願わずにいられないけどでもこれくらいで仄めかされるのも大好きです……。
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文字のサイズと本の厚みにおどろいて読み始めた冬季限定。
ずっとずっと待ってた。読むことがてきて嬉しい。
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読み終わって一番に思ったのは、『米澤穂信はミステリが上手い』だった。過去に起きた事件を振り返りつつ、同時進行で現在起きている事件にも迫り、かつ少年少女の未熟さも描き切るというあまりの手腕に、ラストまで読む手を止められなかった。久しぶりに一気読みをした。事件すべての解決も、その後の小鳩と日坂のやり取りもとても良かったけれど、でもやっぱりラストを飾る小山内さんとの会話が美しくてずるかった。ここでいちごタルトを持ち出す小鳩くんも、これからの話で返す小山内さんも、二人の関係が最終的にこういう形で収まるのは本当にずるい…。
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正直、冬期はもうないのかなあと半分諦めていたので発売が発表されたときはとても嬉しかった。気になっていた、二人が小市民を目指したきっかけも知ることもできて良かった。
今回はスイーツ度がちょっと低かったのが残念。
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春期から一気に読み返しての本作。長編で読みにくいのかと思ってしまったが(秋期は上下巻だったなw)、現在と過去が交互に語られ、どんどん引き込まれていく。少しずつ読み進めていたが、エモくなるか、ついつい読み進めいずれにせよ寝不足になったので、最後は一気呵成にいった。
高校生活は終わる。でも次が始まる。
「私の次善」。
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『小市民』シリーズ完結編。
『春期限定いちごタルト事件』から奥歯に物が挟まったような、小鳩くんと小佐内さんの中学生時代の黒歴史が明かされる、シリーズ完結編にして最高傑作。
キャラクター自体は、著者の双璧をなす、『古典部』シリーズの方が魅力を感じますが、ストーリーは『小市民』シリーズの方が、個人的には好きです❗
真実を明らかにすることは常に痛みが伴うということを、大きな代償で教えてくれる、青春ミステリーの傑作でした❗
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読み終わっちゃった…
小市民終わっちゃった…
寂しさもありつつ、シリーズの締めに相応しい満足感でホクホクしまます。
苦々しさは想定してたけど、キュンは予想外だったので、思った以上にくらってしまって、ときめいちゃいました(笑)
それの表現がお上手ですしね
あと、マカロン除いてシリーズのタイトルが四季を一周するけど、タイトルだけにならずに、物語としてラストの冬季限定読んだら、はじまりの春季限定に繋がっていく、かつ、新しい春にも続いていくところが、シリーズ構成としてすごいなぁ、春から通して読み直さなきゃって思いました。
そういうのも含めて、今年の今のところので私的ベストな本でした。
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小佐内さんの心境の変化……!もう少し一緒にいたいってことでしょうか。
小鳩くんは今回災難でしたが、得るものがあったようでよかったです。
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小市民シリーズのラストを飾る作品。小鳩くんと小佐内さんがどうして小市民を志すようになったのか、そのきっかけとなる事件が現在と並行して描かれます。これで完結かと思うと寂しい。進学した小鳩くんと小佐内さんのその後も読みたかったなぁ。