サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

オバケ組織を入門書にすると

2024/03/15 23:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第3章のようにSSという組織に担う人材とイデオロギーについては知らなかった事が書かれている反面、武装SSについては簡単過ぎるのは新書本に収まるくらいの入門書故だからだろうか?クノップの「ヒトラーの親衛隊」みたいにヴィットマンの戦果を疑っているが、そんな事を言い出したら国防軍の「騎士十字章に輝く英雄」達の戦果にしても怪しいものに見えてしまう。スコルツェニーの場合はモサドがエジプトでのミサイル開発の情報収集でエージェントに起用したように言われている事と随分と違う実像もあるわけで。アルデンヌやブタペシュト攻防戦で国防軍より武装SSの戦死者が多いと指摘されても武装SSの部隊が配属された結果ではないのか?とも言えるのだが。パイパーはポルシェに就職していたとは知らなかった。
 ヒムラーが内務大臣やドイツ警察長官も兼任してハイドリヒがインターポール長官となり、SSの将軍達が警察の階級を兼任していたように警察とSSは同一化が進んでいたので「零時」の後も排除出来なかったようだ。というより無理だろう。この本はDDRとオーストリアについての「過去」は一切触れていないので人民警察やオーストリア連邦警察との人的つながりは書かれていない。
 連邦軍に元武装SS隊員の入隊は「個々に精査され、高級将校にはなれなかった」とあるがスタインの本ではSS中佐までは入隊が出来たというので、どうなのだろう?入隊出来ても将軍にはなれなかったのか?「一九六〇年の時点で、西ドイツ軍に勤務できた元親衛隊員は七〇〇名ほどである」は多いのか少ないのか。NVAとオーストリア連邦軍に元武装SS隊員がどのくらいいたのかも書かれていないが。SED中央委員や閣僚に元SS隊員がいたのが西側に暴露されたドイツ民主共和国は小物なら他にもいただろう。
 何故元SS隊員が戦後のドイツで順応出来たかは本人や家族が票を持っていて政治家達も共産主義政党や極左でもない限りは彼らの票を意識せざるを得ない面が多々あるのではないか。これはオーストリアも同じだろう。DDRのようなSED独裁体制ではないのだから。
 ギュンター・グラスは戦後のドイツで早替わり出来た最大の元武装SS隊員だろう。自分が志願して武装SSに入隊したにしろ年齢的にも「大した事はない」にしても自らの過去には封印してイデオロギー的に合わない保守派を批判して憧れていたはずの騎士十字章をコケにした作品を書いたのだから偽善にも程があるというものだ。グラスのあり方は、この本はワルシャワ蜂起での役割が触れていないが「第二次世界大戦時にはロシアで悪名高い「パルチザン戦争の指揮」を執り、ドイツの戦争犯罪の主犯の一人になった」はずなのに「零時」後は進んで連合国側に協力した代償にソ連やポーランドに引き渡されずに戦犯裁判の被告人にすらならなかった「騎士十字章に輝く英雄」エーリヒ・フォン・デム・バッハ=ツェレフスキーSS大将とよく似ている。この本は何故悪名高いフォン・デム・バッハ=ツェレフスキーとワルシャワ蜂起戦での彼の部下だったハインツ・ラインファルト、イタリアでのSS警察最高権指導者だったカール・ヴォルフといったSSの将軍達が戦争責任を問われずに済んだのかも書くべきだった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

初めて

2024/03/16 11:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る

新書でナチス親衛隊をとりあげたのは、初めてではないかと思います(選書では武装親衛隊があります)。そのためボリュームは少ないですが、全体がコンパクトに分かります。大学生や社会人の入門書としては、最適です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2024/03/22 17:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/03/31 22:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/04/23 12:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/04/09 15:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/04/25 21:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

7 件中 1 件~ 7 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。