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投稿者:あさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私には専門的な知見はないですが、倫理好きの元高校生として非常に読みやすかったです。買ってすぐ3日ほどで全部読むことができました。(がっつり読書の時間がとれたことが幸運でした)。読書は損得で計るべきではないかもしれませんが、内容も濃く買ってお得、読んでお得の良本だと思います。
西洋哲学史早わかり。
2024/07/07 22:12
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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一冊で西洋哲学通史が解説されている。他の類書に比べ古代、中世の哲学者を多く取り上げており、近現代の哲学と対等に扱っているところは画期的で好感が持てます。
しかしながら、ペンネームがネオ高等遊民では普通名詞と勘違いしてしまいそうだし、プロフィールで大学院修了とあるなら、専攻や専門ぐらいは明記してほしいと思う。
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哲学史をガッと振り返ることのできる本で、必然的に密度の濃い内容となっており、語り口は軽やかであるものの読むのに苦労した。
冒頭で著者自身が述べているように古代から近代までの哲学史を均等に紹介しており、聞きなれない人の名前や考え方も多く面白かった。
それぞれの個別の考え方に触れつつ何度も戻ってきて読めるようなアンカーになる本だと思う。
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何が重要でそれはなぜか、自然哲学と形而上学の2つの思想対立軸で説明していくことで、哲学とは何かを読み進める。
そこにキリスト教が絡む。
今まで点だった理解が線になった、気がする。
126冊目読了。
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多分、相当に分かりやすく、読みやすく書いて下さったんだとおもう。ただ、哲学というジャンルそのものがやっぱり重厚で、短くまとめてくれていても、読むのにまあまあ難渋してしまった(もともと簡単にはまとめられない領域なのかもしれず)。
後書きで著者も「無謀で困難は、百も承知」と言っており、ある程度覚悟のうえだったんだと思う。
自分にとっては最初の哲学本だったので、今回は多くを身につける事できなかったけど、一度触れておく事で、今後の哲学本読書の際の見覚えにつながってくれれば良いと思う。
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時間はかかったが、かなり面白く読むことができた。何回か読み、気になった哲学者の著作を読んでみようと思う。
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初学者にもおすすめできる。
何故この哲学者はすごいのか、すぐ価値を理解したくなる俗物的な私にとって、大変ありがたい本だった。
哲学書あるあるだが、最初の方は何となく分かるのだが、後半になるとよく分からなくなってくる。現代に近づくにつれ、複雑になってくるのと、前半部分はマスターしてる前提で話が進むからだと思う。
とはいえ、分からなくてもいいので、読み進めると、この人は有名なんだなということが何となく分かる。
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哲学を一気におさらいできる本。
高校の時にやった倫理を詳しくしたような内容で、さすがに一度で丸暗記はできないけど雰囲気覚えていられる感じ。
ちまちまとまとめてくれているので、頭の中でも整理しやすかった。一気読みはさすがに内容がハードかもしれない。
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時代の流れに沿って哲学の求められ方も違う。
科学の発達による、論理的思考の幅も増えているし、自然の捉え方から、私とゆう件が増えてくるのは面白さだった。
ただやはり人数たくさん出されても中々エピソードも入って来ず、一人一人深掘りしてく方が私には合うのかと思わされた。
哲学の流れをしる始まり位の本で行けば読みやすいかも。
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読了までに時間がかかった一冊。なるほど!っと思うこともあれば、よくわからんって思うこともある。よくわからなければYouTube見ればいいしね、という漢字で読んでた。
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一度読んだら…シリーズが気になっていたので、手に取った本。
古代、中世ヨーロッパの思考、哲学には前々から興味はあったものの、難しい言葉が多過ぎて敬遠してきた。
著者の主観もありつつだが、解説がわかりやすいので、頭にはいってくる部分もあり。文量が多くて読み切るまでに時間はかかったものの、全体を通しておもしろかった!
信念というのか、自分の考え方に対して真摯に向き合ってる人は哲学者で、そこに正しいとか、間違いはないんだろうと思えた。
どの考え方が1番支持できるのか、自分の価値観に合うのか、同意できるのかっていう、お題をもらいながら読むことができる本です!
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哲学の勉強をする時に哲学者の思想のイメージを簡単に掴むために読む本。専門書ではない。(広く浅く)
最初に哲学の流れを古代から現代まで示してくれるのも親切。
また、なぜ哲学によってこれまでの普遍が変化するのか?という疑問に対して自然哲学vs形而上学の論争であることを明記してくれた。(自然内か外に真理を求めるか否かの対立であるということを最初に図で示してくれる)
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哲学の入門書として、難しすぎない解説で60人の哲学者達の考えを教えてくれる。
哲学については素人の私だが、各哲学者達の考え方について、適宜分かりやすい例え話が入っている。「なるほど」と感じることも「似たようなこと思ったことあるなぁ」と感じることも多く、昔の哲学者の話であっても、親近感を感じながら読み進められる。
ボリュームがあるが全体的に読みやすく、「哲学に対するハードルを下げる」という点でとても良書と感じる。私のような完全な素人向けの最初の1冊としておすすめしたい。