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まだ2024年始まって数ヶ月だが、1番面白かった本。内容はユニクロ創業から現在に至るまで、取材形式でまとめた内容を、特にユニクロ(柳井氏)を中心に描いてはいるものの、その中立性を担保しようと文章に工夫されている。同時にエンターテイメント性がつよく、そのユニクロの隆盛の時代にのめり込める内容。非常に面白い1冊です。
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p028 過去は変えられないが、だが、いまをどう生きるかによって過去は再定義できる (著者)
p049 ジャスコは三重県四日市で江戸時代から続く呉服商の岡田屋かと兵庫県姫路市のフタギ、それに大阪のシロが合併
小嶋千鶴子 岡田卓也の姉
p79 できないことはしない、できることに優先順位をつけてやる
p83 「ええか、失敗するんやったら俺が生きているうちにせえよ」
p095 人間が想像できることは人間が実現できる
ハロルド・ジェニーン 現実の延長線上に目標をおいてはならない 「プロフェッショナルマネジャー」
p101 マクドナルドの創業者 クロック
be daring, be first, be defferent
勇敢に、誰よりも先に、人と違ったことを
p102 広島県福山市 青山商事、長野市 アオキ、福島県いわき市 ゼビオ、岡山 はるやま
p125 GAP SPA; specially store retailer of private label apparel
p167 それまで僕も努力をしてきた。でも、たいして成長がなかった、。それはなぜか。行き先を決めていなかったからです。
p192 メイバンクの広島銀行宇部支店長
p201 旭硝子 三菱財閥の岩崎弥太郎の甥を創始者 社名に三菱を冠していないものの三菱グループの中で名門企業のひとつとされている
p225 本田宗一郎 成功とは99%の失敗に支えられた1%である
p239 玉塚の祖父は玉塚証券の創業者
p245 ZARA アマンシオ オルデガが創始したインディテックス スペインではサラと発音
p260 ポートランドのW+Kのオフィスの1階には fail harderという言葉が掲げられている。
もっと盛大に失敗してみろ
p346 H&M スウェーデン GAP アメリカ
p350 佐藤可士和 ユニクロ 6つの定義
服装における完成された部品である
人それぞれにとってのライフスタイルを作るための道具である
つくり手でなく着る人の価値観からつくられた服である
服そのものに進化をもたらず未来の服である
美意識のある超・合理性でできた服である
世界中のあらゆる人のための服、といういみで究極の服である
p361 柚木治 野菜で失敗 GUで挽回
p370 野菜での失敗で学んだ教訓
顧客を知る努力は永遠に続けなければならない
新しいことを始めるときは、今ある常識を誰よりも勉強しなければならない
社内外を味方につけて、その力を使いつくさなければならない
p447 ユニクロ 第一形態 カジュアルウエアの倉庫 第二形態 ロードサイド店 第三形態 SPA 第四形態 情報製造小売業
p476 柳井は常々、日本のスタートアップ起業家に対する苦言を口にする
他のものと目線でものをみるんじゃない
広く世界にヒントを求めて視野を広げろ
上場やバイアウトがゴール?そんな引退興行みたいなことでまんぞくしていいのか
p374 柚木くんは服をたたむより会社をたたむほうがうまいねぇ
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オススメで出てきた本。ユニクロの創業から現在までを分かりやすく時系列でストーリー化した本。何と言っても書き手の表現力とそれをまとめる文書力が高くすっと頭に入ってくる。柳井さんの日々の自省・内省は、見習うべき点で、私も自分の行動に取り入れたいと思う。この本を読んでユニクロを見る目がかなり変わりました。働いている人は、仕事の基準が高く大変だと思うが積極的にチャンスを与えている点はかなり恵まれていると感じました。さすが、オーナー社長です!
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「現実の延長線上にゴールを置いてはならない」
「顧客を知る努力は永遠に続けなければならない」
「新しいことを始める時は、今ある常識を誰よりも勉強しなければならない」
「社内外を味方につけて、その力を使い尽くさなければならない」
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めっちゃくちゃ面白かった。
分厚い本だけど、ほんと一瞬で読み終わってしまった
ユニクロがどのように出来て、どのような失敗をしながらでかくなってきたか第三者目線で描かれており臨場感があって没頭した。
若者はもっと世界に目を向けろ。
もっと志を高く持て。
それは、誰にでもできるはずだ。
動画見ると、すごくぶっきらぼうで怖そうな人間だけど、そうが故にたくさん問題を起こしている。
ただ、その中でも、立てた目標、届くはずがないと思いながら立てた目標を達成するためにはどうするか常に逆算しながら事業成長を止めない度胸と気合がほんとすごいし、見習わないといけない。
経営って論理ではなく、苦しみや悲しみを乗り越えた経験でしかない。経営者になるためにはそういう経験をすることを怖がってはいけない
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ユニクロの本は、柳井さんの本も、ブラック企業の話題の潜入本も読んできて、そこそこ面白かった。
いまさらかいな?と思いながらも、書店にたくさん並んでいるので手に取ったら、やはり面白かった。
過去の書籍に記載されている内容に触れ、時間が経っているからこそストレートな物言いで振り返られる場面。
現在進行形で、最近までの経緯など。
思えば、消費者に密着しているからこそ、自分にもいくつかの思い出がある。
高校生のとき、感度の高いYくんが、ユニクロのフリースがすごいと話題にしていたっけ。その頃の自分はフリースなんて知らなかったし、何がすごいのかも分からなかった。
そのあと、ユニクロが伸びて行った頃に、こんなんブームだからすぐ廃れると言っていたFくんのコメント。
ユニバレという言葉が出てくるもっと前だった。
最近は、若い女性社員に、Hさんの服は全部ユニクロですか?と聞かれた。
昔、ある時期であったら悪口のようなものだったように思うけど、今の若い人たちはそんな感じでもないのかな、とふとおもう。そして、実際に今もユニクロの服を着ている。