投稿元:
レビューを見る
いつも、ヒリヒリとグッと泣かせる描写が多い今作。ただ、この巻はそうではなくてほっかりと暖かい気持ちにひたすらさせてくれます。
午前中に買って、どーしても、あの、作中に出てくる、乙女を甘やかせまくったうどんが食べたくなり、思わずお昼に食べました。
勝手に美味しそうなご飯が出てくる漫画はいい漫画だと思っているのですが、
これは、空腹で読んじゃダメだなぁ。
投稿元:
レビューを見る
いつものように泣いてしまうというか気がつくと涙が出ている。羽海野チカさんの作品において「食」という行為は非常に重要でそれは「生」に直結しているからだけではなく、誰と食べるかどんな空間であるかが読み手の中に染み込んでくる。いやあ、もう羽海野さんすごい。
投稿元:
レビューを見る
零が大人になっていく。
大切な人を守る強さをともなって。
ひなたが知らないところで泣いている、ピンチに立たされていることに耐えられないーーー
零の想い語りがいい。
ひなたの表情がいつにもまして輝いていた。
笑顔が零れていた。
あーいいなと。
ひとつひとつ強くなっていく物語。
重なりあう想いのある物語。
ステキです。
3月のライオン。
投稿元:
レビューを見る
甘やかしうどんが食べたいです…
零くんがひなへの想いを自覚してるなと思ったら、恋とかそういうところを飛び越えてました。
また濃いキャラの棋士が出てきたけれど、滑川さん面白すぎる!
次の巻では零くんももっと進むといいなー
投稿元:
レビューを見る
ついに新刊!!
ひなちゃんはどうなってしまうのかしら?というところでしたが、
連載という形を上手く使って、時間経過していて、物語時間軸がかなり進んだのが良かったです。
ひなちゃんが志望校を決めるくだりや、
高橋君との別れを昇華するくだりは、
とても自然で良かったです。
また、扉連載のモモちゃんのお話が可愛くてたまらないヽ(^0^)ノ
後半の宗谷名人と土橋さんのお話は、
すごい次元での話なんだけど、あの中の登場人物のどこかしらに共感出来るんじゃないかと思った。
土橋さんの父母の心配をすごい形で乗り越えていた土橋さん。
すでに何度も読み直してしまう、
とても心温まる巻です。
投稿元:
レビューを見る
最近の桐山くんは幸せそうで、見てるこっちもほっこりするんですが浮き上がった後に何か悪いことがおこるんじゃないかとドキドキします。このまま良い方向へ行けばいいですが、残っている問題が片付いているわけではないので、また桐山くんの前に問題や壁が立ち図るんだろうなあ。義姉の件もそうですが、まだ幼少期の話でしかでてこない同い年の義弟の存在も怖いなあ。嵐の前の静けさみたいで。
でも今は窮屈そうだった学校もひなちゃんが入学してきて楽しくなりそうですね。野口先輩が出なくなるのは寂しいですけど(笑)
投稿元:
レビューを見る
家族の9巻
今まで、恋人よりも家族に先になってしまった少年少女はいろいろなマンガで出てきました。
彼らは、たいてい傷付け合って近づいて、少しずつ自分たちの関係に気付いていくものですが、零くんと川本家との間には傷付け合うことなんかない。
よい理解者がいて、彼らの関係を暖かく見守っているから。
3月のライオンは毎回帯に書かれているテーマがありますが、将棋という世界を使い、羽海野チカ先生が書きたい人間を書いている。彼らはみんな命を削るような世界で活きているからどんな人間を書いても魅力的です。
今回出てきた土橋さんも滑川さんもみんなみんな素敵
投稿元:
レビューを見る
高校進学を前に、ひなたは零の通う高校を受験することを決意。零もそんなひなたに勉強を教えながら将棋を指す中で、今の自分にとってひなたの存在がいかに大きいかを自覚し出し…。
人生の岐路に立った時に人は自分の中の大事な存在を再確認する事を描いた巻だった気がします。
今回の話は重いテーマだったのにそれをサラッと描いていて、それなのに心にはズッシリと残る感じでした。
何気ない日常の中にあふれているそれぞれの想いが感動的でした。
投稿元:
レビューを見る
お父さんと零のやりとりがどきどきして、涙が出そう。この先にふたりの対局があるのだろうと思うと、切なくなる。少し笑う零の表情もたまらん。
ひなちゃんの話も、土橋さんの話も、心ある人たちが周りにいて、じんわり沁みる。大切な人がいて、人生を賭ける大切なものがあるって、とても素晴らしい。
投稿元:
レビューを見る
「成長」と「家族」がこの物語の主軸の1つだと思うが、両方がうまく交差して前に進んでいて、大変面白い。既に9巻。ハチクロが10巻だったことを考えると、終わりも気になるところではあるが、もう少し三月町を見ていたい。
入院・手術・療養のため当分休載とのこと。ゆっくり休んでいただき、物語の続きを読ませてもらいたいもんです。
投稿元:
レビューを見る
第9巻
この巻もよかった!すっごくよかった
登場人物みんながいとしい
おいしそうだし
かわいいし
一番くじ買いに行こうかな
≪ この町を 三月の風 やわらかに ≫
投稿元:
レビューを見る
一気に成長するのではなく、みんな少しずつ芯が強くなったりシッカリしてきているのがいじましく思う。
家族の在り方に今回も涙が出た。
投稿元:
レビューを見る
自分の子供が進路を決めるときもこんなふうに言ってあげたいですな。
(以下、抜粋)
「楽しそうだと思ったから」
いいじゃねぇか!
理由なんてそれ1コでOKだ
じいちゃんはな
お前が楽しく過ごしてくれるのが一番なんだ
投稿元:
レビューを見る
土橋と宗谷。
負けたら絶望かと思わせておいて、希望があった。
1巻では強くなろうとしていた零君に家族が出来ていた所も読んでいてほっとした。
何回も読み返してしまう作品。
将棋や仕事は努力で孤独かもしれないけど、そんな自分でもそばにいてくれる人がみんなにいたらいいいな。
投稿元:
レビューを見る
前半を読んで「もうすっかり将棋マンガじゃなくなってるよなあ」と思いつつも、ホンワカまったり可愛らしくも生きる力を見せ付けてくれる魅力に取り付かれてます。
しかし後半、将棋マンガをしっかり取り戻した~っ!何アレ、宗谷名人と土橋。若いのに長い人生の苦楽を共にしてきた老境の夫婦みたいな?好敵手と一言で済ませられない特別な絆?二人にしか見えない世界?嫉妬するのもうなずけます。ウンウン。