電子書籍
女なのに
2023/09/02 09:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて見るタイトル、初めて読む漫画家さん(多分)なのに、とても惹かれました。
女なのに、女だから、女のくせに。
今でも言われる言葉です。
でも当時はもっと女性の地位は低かった。
その中で頑張る主人公が素敵です。
電子書籍
女の子の冒険物語。
2021/01/21 11:18
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
貴族の娘で16歳のアルテ。女性の嗜みを身に着けるよりも絵を描くことを好む。父の急逝により身の処し方を決めなくてはならないが、アルテは常識に逆らって画家の工房に弟子入りしようとする。
ちょっと無茶があるが、好きこそものの上手なれで進むのか。
電子書籍
すれ違い
2020/06/25 14:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親元を飛び出し、画家を志すアルテ。
母親の考える幸せと、彼女の思いは重ならない。
親方のレオも、最初にアルテが「好きだから」といった言葉が気にくわなかった。
ヴェロニカがアルテを連れ出したのは、一体どんな思惑が?
電子書籍
戦う女性かと思ったのですが
2018/07/24 15:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:透子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の社会的地位が低い時代、アルテは画家として自立する夢を捨てきれず、弟子入り志願して工房を訪ね歩くが女という理由で絵も見てもらえず、覚悟を見せるために髪を切った結果、ひるんだ画家が押し付けた相手は……
髪を切った割には女性を捨ててないなぁと思うのは私だけでしょうか?
この時代、中途半端な覚悟では成功しないと思うのですが。
強い女性になりきれていないのが残念です。
それとも強くなりたくてなりきれずに苦悩する女性像がテーマなのでしょうか?
画家の名前がレオとか解剖とか、レオナルドダビンチの気配をさせるところは好きなのに。
電子書籍
ルネッサンス
2017/06/07 00:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィレンツェで貴族の娘のアルテが画家に弟子入りする話。
まだこの時代は女性芸術家など認められていなかったので差別や偏見と闘います。
投稿元:
レビューを見る
ルネサンス時代のフィレンツェで、貴族の家系に生まれ育ったお嬢様な少女が、画家に弟子入り。無口でぶっきらぼうながら案外優しい師匠の元で、当時の(貴族階級の)女性には結婚して子供を産んで家庭を守るという生き方以外の道を切り開く話。画家の工房に弟子入りして修業して独立、というのは当時は無理だったと思いますが、涙をこらえて全力で前向きにぶつかる主人公がかわいいので第二巻以降を楽しみにします。ぶっきらぼうながら案外やさしい師匠もいいですが、仲良くなる高級娼婦(コルテジャーナ)もなかなか魅力的です。
投稿元:
レビューを見る
きっとあなたの気に入ると思う、とひとから頂いた。
そのひとは正しかった。
アルテはまるでわたしのような少女だ。
(ただし、わたしはもう少女ではないが)
作中で彼女が、
「男だから、女だからという差別的な扱い方、さまざまな女性の不自由さに対する怒り」を自分の中に自覚したシーンでは、自分の胸の内を当てられたようで、どきりとした。
わたしにとっても、不自由と理不尽への怒りはおおきなエンジンだ。
しかし彼女は、わたしよりももっとそのエンジンの使い方は明るく、快活だ。
それは彼女が若く、怖いものを知らないせいかもしれないが、怒りの炎を絶やさずとも、まっすぐ前だけを見て、卑屈にならず、進んでいくのは、難しく、見ている人間の背筋をしゃんとさせる力がある。
この本をくれたひとは、
「今の感覚から見れば確かにアルテは前進的な女性で賞賛の対象になるけれど、当時の時代感覚から見たら、彼女は非難の対象にもなったはずだ。そのことを忘れて、一方的な賞賛の評価に終わってはいけない。」という主旨のことを言った。
作品を読むときには必要な、冷静で一歩引いた意見だ。
けれど、納得できないことにNOと言い続けること、自分が納得していないことを主張し続けることは、時代がどうとかそんなこと関係なく、風潮がどうとか、その時の時代性に照らせばよからぬ行為だったかどうかなんて関係ないと思う。
それはひとりの人間が、自身の尊厳を守る行為であり、
絶対に、やっちゃいけないことなんかじゃないと思う。
そう強く思うのは、わたしがアルテと同じ女だからかもしれないけれど。
余談になるが、アルテ(arte)とは、芸術のこと。
投稿元:
レビューを見る
古い西洋で画家として生きていくことを選んだ貴族の娘の道。
もう少し絵を中心に描いてれば面白いんだけど。。
投稿元:
レビューを見る
16世紀末のフィレンツェで画家の弟子となったお嬢様のお話。これからルネサンス期の画家達が次々登場してくるのだろうなぁ。アルテがどんな人生を歩むのか楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
まず、とても好きな絵柄です。弟にも、「好きそうだね」と言われました。
そして、物語がおもしろい!! 1人の少女が成長していくのを見守っている様で。楽しいです。
ただ、髪の毛を切ったところから、違う作品のキャラクターに見えてしまって……好きな設定なんですけれど、残念です。
投稿元:
レビューを見る
店頭の試し読みでどっぷりとはまり込んでしまったのでそのまま購入
出てくる人物がみんなとても魅力的
奥様素敵です
投稿元:
レビューを見る
舞台は16世紀、フィレンツェ。ルネッサーーーンス
貴族生まれの少女が、父の死をきっかけに「自分のやりたいこと」「幸せ」「自由」を求めて、一人画家工房に弟子入りを志願。
女が手に職をつけていきていく、ということをメインテーマに置きつつ、工房の親方とのちょっとした恋も描く。
次巻は11月20日に発売されるそうなので、いいタイミングで出会ったな~。
アルテの恋の相手がイケメンではなく、髭生えて仏頂面の親方というのもまた面白い。アルテに一目ぼれしてるアンジェロくんという少年も出てくるんだけど、アルテはさっぱり靡かなそう。
投稿元:
レビューを見る
16世紀!イタリア!画家を目指す女性!マンガ!買うしかなかった。
立ちはだかる障壁を蹴散らしながら、見るもの聴くものすべてに素直に感動し体験していくアルテが気持ちいい。
単に絵好きなだけじゃなく一人前に身を立てていくことを目標にしてますね。
こういう人は心から応援したくなります。
レオさんはアルテが貴族風挨拶をしてやっとアルテの出身を思い出すくらいだからほんとに気にしてないんですね^^
ヴェロニカ様かっこよすぎて惚れそう。
投稿元:
レビューを見る
不当な差別に一生懸命に努力して立ち向かうアルテが魅力的。
話と話の間に挟まれる小話もいい。
面白かった。
投稿元:
レビューを見る
うー………ん。面白いと思いつつも、何か腑に落ちないものを感じている、ような…。
芸術開闢華やかなりしルネッサンス期、女性の自立が認められていない(想像さえされていない)風潮の中、絵を描きたい、絵描きとして生きて生きたいと願う少女・アルテの物語。
その行く手には無理解と慣習の壁が立ちはだかり―
とにかく自分の道をひたすら突き進むアルテが雄々しい。…いや、女性に言う言葉ではないのは重々承知の上ですが、そうとしか言いようがない。純粋かつくじけない。これは性別を問わず、かっこいい、もしくは雄々しいと表現するしかないんじゃないかと。
自分の未熟さ、足りない点、歩む道の険しさ…これらを飲み込み、立ち上がり顔を上げる姿はまさに惚れ惚れするようです。
それでいて見事に恋愛フラグも立っちゃってますが、これはこれで可愛かったりするので、よし。
ただ、反面引っかかる点があるのは、確かで。
男尊女卑甚だしい状況下を考慮しなかったとしても、アルテがチャンスを掴むタイミングが早過ぎる気がするんですよねぇ。
もう少し下積みでの苦労を描いておいた方がしっくりきたんじゃないかなぁと、モニョってる感じがあります。
いや、そんな鬱々とした状況を続けても面白くない、ってのは分かるんですけどー。