うーん。「ずるい攻撃」する人ねぇ。
2025/02/07 10:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
心理セラピーの著者が、20年以上の関わりからわかった事の一冊。
人との付き合いの中で、モヤモヤするとかなんか嫌やなぁと思う人。
地域や職場やサークルの中で、時々出会いますよねぇ。
職場で、大事な情報を何回も連絡してもらえなかったとか。
皮肉や嫌味を言ってて、「冗談ですよ」と笑ってごまかす人とか。
褒められているのだが、言葉の端々に小さなイヤミが入っている人とか。
対面では笑顔だが、裏では悪口を吹聴する人とか。
被害者を装い、人に罪悪感を与える人とか。
諸々。
・・・一見周囲からわかりにくい攻撃の事を。
本書では、「ずるい攻撃」と定義して進んでいきます。
確かに、自分にはされていないのですが。
この「ずるい攻撃」被害の相談は、何回も受けた事がありますねぇ。
微妙に人間関係が悪くなり、最悪の場合には退社・退会と言うこともありましたね。
その「ずるい攻撃」をする方々の、他者への「受動攻撃」を明確にして。
この問題への、理解を深めて適切に対処出来る事の一助としての本書だそうな。
する人と・される人と、それぞれのポジションを理解する為に。
非常に一つ一つの項目が、丁寧に書かれていて好感が持てます。
(ややくどい部分もありますが)
楽しい生活を応援する一冊ですね。
投稿元:
レビューを見る
攻撃をしてくる人の心理と、受ける側の心理を冷静に分析。攻撃を受ける側も周りに対して攻撃してしまっている可能を指摘している。攻撃を連鎖させないように意識することが重要であり、怒りや恐怖といった感情がどこから来るのか自分の内面と向き合うことを推奨している。
ずるい攻撃をしてくる人というのは共通して面と向かって攻撃するのではなく、真っ向から反撃されないようにしてくる。それは自分が弱いからであり、その弱さを悟られないために他人の足を引っ張ることで優位に立とうとする。そうすることで心の安定を図っている。
他人から雑に扱われないようにする心構えなど参考になった。
投稿元:
レビューを見る
育ってきた環境の影響もあると思いますが、「心理的なゴミ箱役」を引き受けるのはもうやめようと思いました。攻撃から自分を守る方法もあったので、試してみます。
投稿元:
レビューを見る
特に6章の攻撃からの自衛の技に学びがあった
なかなか難しいことだが、内なる自分を味方にするしかないのだな。
投稿元:
レビューを見る
受動攻撃行動=ずるい攻撃=眼に見えにくくわかりずらい、遠まわしな攻撃
仕組まれた悪意・怒りの捌け口
人の幸せが許せない
自分の不幸←他人や社会
悪意のある・ない攻撃
隠された悪意と敵意→巧妙に偽装
親密感↑→敵意↑
サークルクラッシャー フレネミー
心理的なごみ箱役
マウント癖←支配欲
被害者ポジションでマウント
自己愛性パーソナリティ障害
支配と依存のコミュニケーション
かまってちゃん
無意識の洗脳者
不安が強い→洗脳されやすい
お世話≒支配
敵対的依存
自分もやっているのでは
自分の過去と向き合う
他人と自分との境界線
心と向き合う・感情の言語化
投稿元:
レビューを見る
私自身、攻撃を受けやすく、いじめにあいやすい体質。
どうすれば良いのか悩んでいた時に見つけた1冊です。
1番は自分と他人の境界線をはっきりする。自分を深く掘り下げて、自分の恐怖と不安を探る事は、相手を傷つけない大切な行為に結びつく。
自分自身も雑に扱わないことが大事なことです。
いろんなことを考えさせられました。
投稿元:
レビューを見る
過去の出来事が、今に深く影響するって!人間の心の繊細さ、傷ついた心の立ちなおらせ方等を学びました。やはり自分と深く向き合う事が大切ですね。人間関係に悩むことがあったので、少しスッキリしました
投稿元:
レビューを見る
ずるい攻撃をする人の心理や対処法がわかりやすく書かれていた。
悪口や嫌がらせは加害者側の心の弱さに起因するもの。
家庭や学校、職場で上手くいかないことがあると、周りに当たりたくなる。
ただ、直接的な悪口だと罪悪感が残るので、一見悪口と取れないような「表面上をきれいに偽り裏側からトゲが滲み出る程度」の絶妙なバランスをついたずるい攻撃をしてくる。
被害者としては明確な証拠がないため、反論や抵抗がむずかしい。
現代社会に蔓延る厄介な攻撃だなと思う。
対処法を知れたので収穫。
自分も知らぬ間に加害者になってしまわないように気をつけたい。
投稿元:
レビューを見る
このタイトルの本を手に取るということが、今、自分が揺れてるんだなと。
あの人の私への行動は自分が気づいてないだけでもしかして。。。?とか
自分もやってしまってるんじゃないか。。。?とか不安が増したりした。キツイな。
投稿元:
レビューを見る
攻撃する側もされる側も毒親モラハラの連鎖の中にいる。背景を伝え会えない、自己矛盾を抱える中、すでに満身創痍の中で分かり合うのはとても難しい。
自分に向き合うことから始める。確かにそうだと思う。
投稿元:
レビューを見る
「ずるい攻撃」をする人の心理、攻撃を受けないための日々の態度、受けた時の対処法など為になった。自分が誰かに「ずるい攻撃」をしないように、自分の内面や過去と向き合い、心の中にある恐怖と上手く付き合っていこうと思う。
投稿元:
レビューを見る
この本の書影を最初に見たとき、2つの印象を抱いた。1つは、「ずるいって言葉、嫌いなんだよな。羨ましいを他責的に言い換えて人を攻撃するのに使われがちだから」。もう1つは、「被害者ポジションとか、そういうところから攻撃されるの覚えがあるな。そして、このずるいってのは正しい意味でのずるいっぽいな」。
まさに本書は被害者ポジションとか、嫌味とか、孤立させたりとか、そういういかにも現代的な「ずるい攻撃」にフォーカスを当てて、それぞれの手口と動機、心理的にはどういうバックグラウンドが考えられる、あるいはありがちなのかについて解説している。ぴえん系(本書ではぴえんタイプと記載)やサークルクラッシャーに触れられてるのが意外で面白かった。
社内政治なんかはずるい攻撃の典型的な主戦場になりがちだと思う。実際僕が受けたずるい攻撃も職場でのものが最も印象深く想起される。あまりにも過去の体験を想起させる記述が多いのでびっくりして付箋を貼りまくってしまった。四季報でも通読しているかのようだった。
そして、このようなずるい攻撃、受動攻撃と呼ばれるそれらについて解説しているだけではなくて、対処法も書いてくれている。対処法としては「これ、会社では中々使えないんじゃないかな」みたいなものもあったけど、覚えておいて損はないだろうと思う。Xなんかで見かける対処法もあながち間違ってないものもあるんだな、と思う部分もあった。
また、ずるい攻撃を受けていると思っている人が実は自分が他責的に受け取っているだけだった、みたいなケースについても触れられている。ずるい攻撃を実際に受けていたとしても、自分がずるい攻撃をしないことの証左にはならない。こういう本が広まると、自分の行動を省みる機会も増えていいと思う。まぁ、そんな簡単なものではなく、そんな魔法のようなことは起きないとも述べられており、現実ってそうだよね…とも思った。
読んでいると、ずるい攻撃をしてきたあの人は実は凄く可哀想な人なのかもしれないな、などとも思うけど、だったとして本書の言うところのゴミ箱になる必要はない。なるべきではないし、なる筋合いもない。対処法をうまく使えるかはわからないが、頭の片隅に留めておきたい。
本書は2024年の春に初版が発行されているようだ。この本にあと数年早く出会えていれば、と思う。だけど、本書で紹介されているマニピュレーターについて詳しく書かれている書籍はまさにずるい攻撃に苦しんでいる時期に入手していたが、読めていなかった。まぁあの精神状態では仕方がないとも思うけど、本書だって今だから読めただけかもしれない。本書の対処法は、効果てきめんというようなものではない。そんなものだろう、とは思うが、出会えたとてなんの足しにもならなかったかもしれない。とは言え、今出会えて良かったと思うので、本書を必要としている人のもとに少しでも多く届くことを願ってやまない。
投稿元:
レビューを見る
私も30代くらいまでは「攻撃をされる側」だったかも。
一部の人からだけど、無視とか、仕事上必要でも話をしないとか、トイレでかち合うと私が個室にいる間「私は誰かさんと違って〇〇だから~」と、明らかに私のことを言っているのを聞かされたりとか。
攻撃されればされるほど、なんとか彼女の機嫌を取らなきゃと思ったあの心理状態、まさに彼女の八つ当たりを受け取る「ゴミ箱」だった。彼女に使ったあの時間、もったいなかったな~!!!
今は自分の利益にならない人とはきっちり距離を置くことにしてる。
それでも、本書の中で言う「被害者ポジション(自分は不幸、だから助けて)」の人とかは絡んでくるけど、無理、ごめん、それは違うと思うよ、で通せるようになった(他人に絡むエネルギーを問題解決に充てればいいのになぁ)。
否定のほかにも、やりたい、こうしたい、こういうのが良い、という要望を伝えることも上手になったと思う。
なんで?って言われると…
結婚して、日常の中で小さな要求を聞いてくれる人ができたからかな。自分の要求が肯定される経験を通して「やってほしい」も「やめてほしい」も、どっちの「お願い」も発信していいんだ、って気づいた感じ。
あとやっぱり娘ができたこと。私が周囲のゴミ箱であり続けたらこの子たちもそうなってしまうということを何となく勘づいたんだと思う。
とはいえ、その大事な娘たちに対して、今の私は完全に「攻撃する側の人」になっちゃってる。
だって、友達関係、生活態度、一般常識、学校の成績、将来の進路、所属するクラブでの評価…心配で、不安で、この子たちちゃんと生きていけるの?って1人あせっちゃう。心配な気持ちを分かってよ!ってすごい思ってる。
子供を守りたくてアレコレ心配するあまり、子供を自分の不安のゴミ箱にしてたら世話ないじゃん、っていうね。
ま、ちょっとずつ改善するように頑張ります…