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【期間限定 試し読み増量版 閲覧期限2024年5月16日】青の王と花ひらくオメガ【SS付】【イラスト付】 みんなのレビュー
- 葵居ゆゆ, 笹原亜美
- 税込価格:0円(0pt)
- 出版社:ジュリアンパブリッシング
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電子書籍
(どうか、僕をただの人間に戻して。・・・神様)本文より。
2021/12/30 20:33
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「砂漠の中の国」を舞台にしたオメガバースものです。
ネタバレがあります。
●王位継承権第一位αの王子でありながら悪評が絶えない22歳の攻め・レイ
●罪人の子として生まれ情けをかけられ神殿で働く18歳の受け・セレン
◯受け視点、SSは攻め視点。
砂漠の辺境に位置する王国の王位継承権を持つαとつがうのは「神子」と呼ばれるΩだけ。そんな「神子」たちを守り育てる神殿で、受けは下働きをしています。罪人の子として生まれた受けは誰も恨むことなく、見咎められないよう俯いて過ごす毎日。そんなある日、つがい候補の「神子」たち迎えるため王都から来た攻めから「顔は上げて、前を見て歩け」と言われ、さらには「神子」たちの世話係として王都へ同行させられますが・・・
一夜でいいから誰かに抱きしめてもらいたいーーー。そんな慎ましい夢を持つ受けが孤独だった攻めと出会い、愛し愛されるお話です。
受けの貞操を奪い衆人環視の中で奉仕を強要するなど、攻めの傍若無人な振る舞いに前半はドン引きしてしまいました(汗)。けれども攻めの抱える事情と過去・現在にわたる陰謀によって、受けが貶められていることが後半で明らかに。健気で献身的な受けと、そんな受けにほだされた攻めが手を取り合い仲睦まじく国を治めるラストはとてもロマンティックでした。
あとがきに「神話のような枠組みに入れてみたら・・・」とありますように、オメガバースの基本設定を国の「言い伝え」として取り入れています。そのため発情中、うなじを噛む行為がなかったのでその点が残念でした。
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