紙の本
向日葵の咲かない夏超え、なんて、
2021/01/26 20:01
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
と思いながらわくわく読んだ。悪夢を見て嫌になる気持ちとか、でも悪夢を見ている時は現実もあんまり思うようにいかなかったりして、これが夢で良かったのかどうか、なんて思うこともある。始終そんな気持ちだった。息子がいてくれて良かった。ラストスパートは衝撃のタイミングが3回くらいくる。
紙の本
ワクワク感が遠い
2017/02/14 09:05
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく「この人あやしいな」と思いつつ読むんだけど、絶対裏切られる。でも道尾さん、どんでん返し何回もぶち込んでくるから、結果、あやしいと思ってた人が「当たり!」だったりする。けれどわたしの考える「あやしさ」はあくまでも感覚的だから意味がない。今回も何度も山場がやって来てその度驚愕。よくこうも物語を作り込めるモノだと感心。相変わらず湿った悲しさ漂う。正直少し読みづらかったので、もう少しそげ落としてシンプルでも良かったかも。最後トリック解明はとても面白いんだもの。そのワクワク感までが遠いのがちょっぴり残念。
紙の本
ずっしりとしたミステリー
2023/04/07 19:10
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
目の前で轢死した女性がきっかけで、息子と一緒に田舎に行き、様々な事実が判明するが、最後まで重苦しさが続くミステリーでした。
紙の本
どうも。。。
2017/06/21 00:01
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投稿者:Bear - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件が解決したのかしないのか、はっきりしない終わり方。
あまりにも凄惨な描写。
どうも後味が悪い作品でした。
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これはめっちゃ面白かった!
何を書いてもネタバレになりそうな気がするので、内容に触れるのがちょっと怖い……ということでひとつだけ。
しかし、巻末の解説にあった『夢の描写は不要』論、ホンマにあったんかなぁ? あれがあるのと無いのではかなり違うと思うのだが……。
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『貘の檻』とその解説を読んで「本の読み方」について考えてました。
私の最近の読み方は「面白くなければパッと止めて次に行く」といったもので、『貘の檻』もそのような考えで手に取り読んだのですが、この一冊はそうするわけにはいかないような気がして最後まで読みました。
パッと読めてすぐに答えが出せる本、「一体これは何を指しているんだ??」と悩み考えながら読む事でようやくわかってくる本があると書いてありましたが確かにその通りだと思います。ただ、「どっちが良いのか?」っていうのはよくわかりませんが…。簡単に決められるものではないし、もしかしたら決める事ではないのかも??
今回は何が私の中で引っかかったのかしら。
本の読み方を通り越して「モノの選び方」についても考えさせられました。
「面白くなければハイ次へ」。音楽なんかそんな感じで聞いて選んでしまうけど…本はどうもそうではないみたいだぞ、と思いつつある今、これから何を選んでいけばいいか考え中。
ある番組で明治神宮の森の成り立ちについて紹介されていた際に、「すぐに成功する物事を選んでしまうとロクな事がないよ、長い目で見て選んだ方がいいよ」といった意味の言葉が紹介されてましたが、えぇと、どんな言葉だったかな。言葉についてはさておき、読書に対してもこういう考えの方がいいのかしら?
いろんな本を読まないとわからない気がするので、読もうかな。
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なぜ‥答えを見つけることが辛い。一つの事が判るたびに檻が溜っていく感じ。紐が解け切った時少しは透明になっているのだろうか。
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『カラスの親指』に続き、道尾作品六作目。たった一つのボタンの掛け違い?でこんな悲劇的な結果になるなんて——。“曾木美禰子の轢死”から“○○の自死”までの謎が解き明かされる様は、只々感嘆の声が洩れるばかり。嗚呼。道尾さんスゲェな、と。今年最後の作品になりそうだ。
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ホラーかな?と思ってたが最上のミステリだった。ボタンの掛け違いが思わぬ悲劇に。とても面白かった。
あらすじ(背表紙より)
1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ―。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!
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最近読んだ本の中でも、飛び抜けて重い話でした。小さな誤解が積み重なり大きな不幸になってゆく。負の連鎖がとても悲しかった。最後はほんのすこし救われた、と感じました。
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「向日葵の咲かない夏」を上回る衝撃!とのことで。道尾秀介の作品も元々好きだったため即買い。最近の道尾秀介は、人間同士の絆や、前を向いて生きていく強さのようなものを書いた感動系の作品も多かったから、久しぶりにこういったものが読みたかった。
国内のひっそりと閉鎖的な村を舞台としているせいか、全体的に作品に、じめじめして晴れ間の無いような陰鬱さを感じる。
最後怒涛のようにすべての物事が結びつき、犯人が明かされてそして救いのないエンディング。
やっぱり面白かったです。
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「最強&最驚」は大げさだが、久々に「シャドウ」や「龍神の雨」系のテイストの作品で、悪くはなかった。少年期の記憶がやけに鮮明なのも“らしい”と感じた。
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「向日葵の咲かない夏」超えの衝撃って帯に書いてあったから、ラスト数行でとんでもないどんでん返しがあるのかと思ったけど、たぶんなくて、一筋の救いみたいなラストだった。たぶん。帯のせいで全てが台無しだわ。期待と違う展開だわ。
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現実の事件と謎の夢、2つを交互にして進んでいくお話。
道尾さんお得意の些細な「思い違い・勘違い」による謎掛けが綺麗に決まってた。
終盤のお母さんの手記が泣けた。
一方、謎の夢と獏絡みの話はどういう意図があったのか。
結局、自分には最後まで結局わからなかった。
読み終わるのに半年もかけてしまい、
そのせいで深く読めなかったのが原因かもしれないので、反省。
本の帯にあった「『向日葵の咲かない夏』を超える衝撃!」は誇張気味かな。
そもそも作品のジャンルが違いすぎる気がする。
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1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ―。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!