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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三十歳を目前に結婚を決めた千鶴が、自分に想いを寄せる学生時代からの親友にケジメを付けさせようと、周りを巻き込んだ「告白大作戦」を繰り広げる、異色の青春恋愛小説。
設定が痛い。性格も悪い。かなり胸糞でぶっ飛んだ始まりに戸惑ったが、その痛さが拗らせ過ぎた大人の恋愛の面倒臭さを表していて、ちょっと意地悪な楽しみ方をしてしまった。
同じ事をしていても、大人だというだけで痛々しく感じたり、ズルく感じたり、そういう事に真っ向からぶつかりながらも、新しい関係性を模索していく、圧倒的ポジティブな作品。
恋と友情のあいだで揺れる、ひたすら七面倒臭い想いすら愛しく感じる、燃えるだけじゃない恋がしたくなる物語。
設定だけでなく展開にも意外性があり、6人の個性が何かしらの形でしっかり「告白大作戦」に絡んでいるのも面白かった。
でもやっぱり年齢を考えると痛い
こんな人間とは関わりたくない
2024/07/17 15:14
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人から自分へ告白させて、それを断って、自分は他の人と結婚。
どんな理由をこじつけても、あり得ない、わけわからない。
人の感情を無理やりコントロールしようとする周りの人間も嫌。
こんな人間たちとは関わりたくない。
こんな人間とは関わりたくない
2024/06/14 13:40
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人から自分へ告白させて、それを断って、自分は他の人と結婚。
どんな理由をこじつけても、あり得ない、わけわからない。
人の感情を無理やりコントロールしようとする周りの人間も嫌。
こんな人間たちとは関わりたくない。
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若いなぁって言うのが最初から最後までの感想。
なんだろ、発想が追いつかない。え、何その作戦?何そのノリとずっと???がついて回るような。最近の住野さんの作品全てが合わないからもう卒業かな…最初の頃すごく好きだったんだけど、自分が老いたのかな、さみしい
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最初から馬鹿げてると思いつつ、途中でもアホだなと思いつつ、最後も何やってんだよと思いつつ
でも読んでしまった
いつかの自分に思うところが、少なからずあるな
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え〜?なんか…キモっ…
設定からしてイミフ…と思いながら、読んでいたものの、展開がさらにイミフで、こりゃ困ったなと…(・_・;
恋愛ものって、共感できたり、共鳴できたりしないと、ふーん?ってだけで、勝手にどうぞって感じなのでねぇ…。
久々に途中で投げ出しそうになったけど、そして時間もかかっちゃったけど、最後まで頑張って読んだ自分を褒めてあげたい!www
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30歳って、こんな感じだっけ?というのが、まず最初に思った感想。
若いというか、幼いというか…
婚約中の千鶴が、自分のことをずっと好きだった響貴に告白させてそれを断り、諦めさせるという作戦から始まり、友達も巻き込んで数々の作戦が繰り広げられていく。
ゲーム友達でもある仲間だから、恋愛絡みの時もゲーム感覚なの?
共感できるポイントが全然なくて、途中から読むのが辛かった。
住野よるさんは初期の作品は好きなんだけど、最近は自分に合わなくなってきているのかもしれない。
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君の膵臓をたべたい以降、期待しながら住野作品を読んでいるが、キミスイを超えてくる作品はなかなかないなと常に思っていた。
今回も失礼ながら、キミスイ超えは難しいのではないかと勝手に思っていたのだが、久しぶりに読み応えのある住野作品に出会えたと思う。
まず告白撃というタイトルのインパクトが凄かった。
大学時代からの友人である千鶴と響貴。千鶴にとっては友情が恋愛に変わるかもしれない時期もあったのだが、その時期を逸し、千鶴は職場の同僚と結婚を決める。しかし響貴が自分を想っていることに気がついてしまう。
響貴を自分の結婚式に呼びたくない千鶴は、同じく大学時代からの友人である果凛の協力を仰いで、響貴に自分を好きだと告白させてから振るという計画を実行しようとする。
まず千鶴と響貴と果凛を含めた大学時代の男女3人ずつの仲間たちの絆がすごくよかった。
千鶴は響貴に告白させることができるのか、仲間たちはどんな行動を取るのか、最後までドキドキしながら読み進めた。
それぞれが前を向いていくラストは爽やかだった。
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親友に告白されたい。そして振りたい。
このキャッチフレーズに驚き読みたいと思った。
序盤では、響貴にどうやって告白させようかと主人公を含め色々な作戦を決行していた。しかし、響貴はバランス人間なので、上手くはぶらかしてだかりでいた。
紆余曲折を経て、千鶴の披露宴に招待した。その時響貴に結婚スピーチで思いを顕にした。大胆で奇抜な発想が千鶴らしいなと思った。千鶴から真っ直ぐなメッセージを受け取った響貴は、動揺していまった。
そして、響貴は自分のことをよく考え、千鶴に好きだったと告白した。
「好きだった」とあえて過去形にして、千鶴と婚姻相手を心から祝福する響貴の心情を思うと、なんて悲しいんだと思った。私だったら、好きな相手が結婚して、心から喜べないと思うからだ。響貴大人だね。
皆がみんな、他人の幸せを思っているお話だった。
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そんな作戦、まず上手くいかないだろう。中高生じゃあるまいし。響貴が雰囲気に流されて千鶴に告白するようだったら途中で読むのを止めただろう。勿論そんな展開になることもなく、響貴は告白しないまま、物語は進む。千鶴、空回りしてるなぁ。千鶴が年齢の割に幼稚な考え方をするのは、響貴や果凛ら周囲の人間に甘えられるからなんだろうな。
さて、途中怖いシーンが出てくる。じれったい!千鶴と響貴をくっつけてしまおう!と、千鶴に婚約者がいるのにも関わらず、友人たちが策を練る。婚約者からしたらたまったものではない。これも失敗に終わって良かった。
予想通り千鶴は結婚式を挙げ、響貴は拍手を送ることとなったが、何かが起きるんじゃないかと期待している自分がいた。
そして何かは確かに起きたのだが、些末なことだ。それが後々の千鶴と響貴の関係性に影響を及ぼすことはない。人生そんなものかもしれない。
人の素直な気持ちを聞き出そうなんて、なかなか出来ることではない。それをやり遂げようと藻掻く姿、応援するべきなのか迷う姿、様々な男女の思いが交錯していた。
それまでの関係性を変えたくないと言うのは、誰もが持つ感情であるから、千鶴と響貴の行動を真っ向から否定することはできない。
好きと簡単に言えたら誰も苦労しないという物凄く久しぶりの感想を持った。
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大学時代からの仲のいい友達は自分のことが好き
でもそのことを周りに悟らせないし知らせていない
結婚が決まりその相手に告白させようとする千鶴
そしてその友達と千鶴を付き合わせようと逆の考えで行動する他の友達
友達としていろんなことを考えて思いやり行動する
難しさ
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物語の始まりから中盤にかけて、青春という言葉があてはまる。だけど、登場人物は30歳。自分と近い視点でありながら、学生時代を彷彿させる懐かしさが妙にしっくりくる感じ。それが読みやすさ、リズムの良さにつながっているのか。2人の関係、選んだ未来、爽快感のある一冊。
今を大切に。どんな立場であろうとも。
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#告白撃 #読了
大人には大人の青春があるんだな
これは学生の時は味わえない青春
ただし、学生の時の青春が甘酸っぱいなら、この大人の青春はスパイシーだろうか
恋と友情には紙一重ほど薄いのに厚い気持ちでできた隔たりがあるんだろう、簡単に撃ち抜けない頑丈な気持ちでできた特製のやつ
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1日で読み終えてしまった。
安定の住野さんの作品。予想はできたけど、期待されるような結末にはしない。
主観が変わる時の絵柄の細かい描き分けも良かった。
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新刊情報であがってきたときから読みたかった本。
人物描写が目に浮かぶくらいで、登場人物一人一人、性格が違うのにその人柄がほんとに温かい。この輪の中に入りたいと思うほど、素敵な人間関係だった。それぞれの傷や後悔もありながら、それを乗り越えるのではなく、それも抱えながら前を向いていく、そんな感じのハッピーエンドだったと思う。