統計を用いた分析が多いのが印象的でした。
2024/08/25 20:20
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
教育心理学が専門の著者が、心理学的に性格が悪い人間、ダークな心を持つ人間はどういった者なのかに言及した1冊です。
文中では様々な分析がされていますが、特に統計を用いた分析が多数登場します。心理学を研究するにあたり、統計分析は必要不可欠、そんなメッセージが伝わる内容です。
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性格の悪さとはいったい何なのか?色んな種類に明確に分かれているわけではなく重なり合ったり影響しあったり。
当てはまらないと思っていてもみんなの中にもあるかも?そもそも性格が悪いとされるものは本当に悪なのか?
問題提起。答えはない。
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感想
人間は性格が悪い。そう割り切っていてもどこか期待しているところがある。だがそんなものは脆く儚い。人間である限り。闇の部分は潜む。
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色んな性格の悪さがあって、自分が全部当てはまってるような感じがした笑
性格が良いから社会で成功するわけでもないし、こんな平和じゃない時代こそ生き残るために必要なのが性格の悪さだったんだなって思った。
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タイトル「性格が悪い」とはどういうことか、に興味があり読んでみたが、「ダークな性格」についての話だった。性格が悪いとダークな性格は同じ意味として扱われているのか、いまいち判然とせず。。
なんとなくだけど、「性格が悪い」というのは、その人が起こした行動による「結果」で受け取る側の判断。ダークな性格はその人が持つ「性格特性」。そんなイメージ。
なので、ある人(自分も含めて)に対して、性格が悪いなぁと思うときに、その元となる性格特性を考えるにはいい本かもしれない。
以下メモ
・ダークな性格とはナルシズム、サディズム、マキャベリズム、サイコパシー、スパイトの5つの性格特性のこと。
・性格とは、体重のような扱いができる。1つに多くの人が平均値近くに分布する、もう1つに安定しつつ変化する特性をもつ。
・人類の歴史の中で、暴力行為の深刻さや頻度は低下して、今は平和、だからこそダークな性格というのが浮かび上がってみえる。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1848998148024504407?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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本のタイトルへの答えがあるわけではなく、一定解釈を読者に委ねている。もう少し踏み込んだ筆者の考えを聞きたかった。
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ダークなものとは何か知ることができました。
自分の中にも当てはまるものがあるので、人と付き合う上で気をつけていきたいと思います。
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キャッチーなタイトルに惹かれ、拝読しました。本書は、性格が悪いことを細分化・要素化し、仕事や恋愛といった場面でのそれぞれの要素との関連性を調べるといった論理展開でした。
またこれらの要素の発生原因として、環境によるものか、遺伝によるものか議論するだけでなく、社会の変遷に対して、どのようにダークな性格が生き残っていくかの見通しをして論を占めておりました。
個人的には、4つの要素によって「性格が悪い」ことを定義するあたりが面白かったかなと思います。これによって、具体性が増して論理展開しやすくなっているように感じましたが、要素が完全に独立しているものではなかったのが少し気になりました。
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ダークな性格を分析して具体例をあげ説明された書である。ちょいと小難しいのが、私の読解力の無さであろう。読みながら、知り合いと置き換えて照らし合わせると意味がよくわかります。
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想像してたより広範囲に話がわたってて
二卵性の双子とかの話までひろがってて
でも、性格が悪いって簡単にひとことでいうけど
色んなところから影響があることは理解した
あと必ずしも不要悪ではないってことか
自身のレベルが低いので読んでて若干こんがらがってくるけど
でも読んで良かった
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タイトルが面白そうで読んでみたが、これまでに読んだことのある心理学系書籍の内容と似通っており、実験の内容もどこかで見たことがあったため、正直目新しさはあまりなかった。ただ、所謂「ダークな性格」というものが、これまでの歴史において何かしら有利に働いたことがあり、故に今でも残っているというのは自分の中で新しい発見だった。
傲慢だったり自分勝手だったりする人は、現代社会においては基本的には避けられる傾向にあり、所謂「好ましくない性格」と評価されるものと思うが、そのダークな部分は反面「カリスマ性」でもあり、他の人には成しえないことをやり遂げる力にもなったりするし、他人が持っていないからこその強みにもなり得る。性格の良し悪しというものは一概に定義できるものではなく、その時代の価値観により評価も大きく異なるということを覚えておくべきだと感じた。自分で「性格悪いかも」と思うことがあるが、実は必要なことなのかもしれない。(それでもやっぱり性格良くなりたいなとは思う…)
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軽い気持ちで手に取ったら難しかった!!
「性格が悪い(ダーク)」をマキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシズム、サディズムの要素に分けて分析している。
それぞれが社会や人間関係にどう関わっているのかがわかり、色んな人が頭に浮かびます。
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「性格が悪い」=ダークな人、とされる人たちにはこんなタイプがあるんですよ〜という話から、ダークさは遺伝するのか
なぜダークな人たちが存在するのか
など、興味深く読んだ
私が知りたかったのは、「性格の悪い自分を矯正する方法」だったのだけれど、そんな方法は載っていなかった
しかし、別の視点から自分の性格を見つめられそうな知見が得られたので読んで良かったかな
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正直タイトルで想像した内容とは違うものであったが、ダークな性格というところから自分を見つめ直すことができなかなか就活の自己分析の役に立った気がする。新書を読みたいと思って買う経験は初めてだったが、結果的に今読んでよかったと思う。