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特典ペーパーもまとめてほしかった~
2024/11/22 23:53
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
考え方が一切噛み合わなかった魔法使いラルフと精霊使いサリ。
エトの事件を通して二人は心を通わせ、無知無理解によって迫害される精霊使いを保護する特別保護官になった。
活動内容ではなくサリ個人に興味があって寄付を理由に面会を希望する連中を煩わしく思っていた頃、結婚すれば興味をなくすと聞いてラルフに求婚するサリ。
しかし自分に惚れている相手と結婚したいと断られる。
サリは自分の好きと特別好きの違いに悩む話。
『声を聞かせて』が全三巻で完結した後、雑誌小説ウィングスにて書き下ろされた後日談二編を収録した番外編電子書籍。
相談されたイーラが特異な環境で育ったサリの感情を「一般的な恋に当てはめて良いのだろうか」と悩むのが印象深い。
嫉妬したり、会いたい触れたいと思う。それが一般的な恋なのか、違うなら恋ではないのか。
恋の形は人それぞれという話はどの作品にも当てはまるテーマで興味深かった。
小説ウィングス既読だけど何度でも読み返したいので電子書籍化してくれて嬉しい。
ただ、ガーディアンズ・ガーディアンの後日談と比べて、読み足りないという気持ちになってしまう。
こっちは店舗特典もあったけど。どうせなら各巻の店舗特典もまとめてほしかったな。
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