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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は少女の肌の部分が真っ黒だったのに。
問題になって変えたのか。
内容は、めんどくさかった。
これでもかってくらい伏線伏線で。
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「本格ミステリ・ベスト10」2年連続1位!
ランキングを席巻する鬼才の最新短編集!
クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵。
滅亡に瀕した人類に命運を託された〝怪物”。
郭町の連続毒殺事件に巻き込まれた遊女。
異星生物のバラバラ死体を掘り起こした三人組。
見世物小屋(フリークショー)の怪事件を予言した〝天使の子”。
凶暴な奇想に潜む、無垢な衝動があなたを突き刺す。
白井智之は容赦しない。
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バラエティにとんだ奇想天外、摩訶不思議の異色ミステリー5編独特な白井ワールド充分堪能しました。読んでいて難解な箇所もありましたがすごい世界に没頭してしまいました。あなたも読んで白井ワールドを堪能して下さい。
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知的で下品な短編集!
設定バラバラなのに全てがぶっ飛んでいて、ついていくのに大変です
面白かったけど、やっぱり長編が読みたいな〜と思ってしまった
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現代、昭和初期、2030年、3万年?、と本当に様々な時代が舞台となった短編集。
星新一風のSFミステリもあれば、ダレンシャン風の世界観もあったりと、作品ごとに時代と舞台が全く違うので、色々な世界に旅してるような感覚を味わえます。
それぞれの作品で重厚なミステリと人間ドラマが描かれており、短編じゃなくがっつり一冊作って欲しいなと思ってしまいました、、、
特に2030年を舞台にした地球に異星人が襲ってくる話はめっちゃ面白かったです!
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他の方も書いているように、エログロは控えめですが、話毎に世界観が違うのでどれも楽しめました。
私は白井さん作品に出てくる子供や学生の書き方が好きなので1話目が個人的には好きです。
最後の中編も良かった。次は長編を読みたいです。
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今回、”割と普通の”ミステリーとして良作だった。作者特有の暴力、特に男性の対男性・女性問わない性暴力描写は健在ではあるが、遊郭が舞台の短編のオチはよかったなぁ。
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いつものエログロ要素は控えめでより複雑怪奇になった世界観で行われる殺人事件や不可解な事件をガチガチのロジックで解決していく五つの短編がどれも切れ味抜群でファンとして大満足だった。特に『奈々子の中で死んだ男』が一番好みだった。
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早く読みたい作者ナンバーワンの白井智之さん。
遂に!出た!そして読める!嬉しい!
何故か近所の書店に待てど暮らせど入ってこないのでAmazonで買った。
今作はもう帯から騙しに来てるのが最高、帯を外したカバーでビビり、カバーを外した表紙でビビらせる。読む前からワクワクさせる仕掛けが嬉しい。
短編ごとに物語の設定が全然違ってて、宇宙人、サーカス、遊郭、小学生探偵と盛りだくさん。
1番好きなのは2つ目の大きな手の悪魔。
宇宙人が地球侵略に来るのと、クリーピー偽りの隣人的な要素が混ざってるのが新鮮で、こういうのが読みたかった!
天使と怪物は多重解決とどんでん返し、細かい単語を違う意味で何度も出したりと、作りの丁寧さに舌を巻きます。
次はまた長編でお願いしたいです。
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5話収録の本格ミステリ短編集。時代背景や舞台となる場所などが各話違っていてバラエティに富んでいる。現代の小学生が探偵となりクラスメイトが襲撃された事件の謎を解いていく『最初の事件』、高次元生物によって人類滅亡の危機にさらされているなか死刑囚とともに潜入ミッションを遂行する『大きな手の悪魔』、遊郭で起きた連続毒殺事件を解決するのは?『菜々子の中で死んだ男』が特に面白かった。モーティリアンとフリークショーの話は私には解りにくく感じた。
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人間の醜い部分を知的に下品に描く、才能溢れる奇人の脳みそを垣間見る作品集 #ぼくは化け物きみは怪物
■きっと読みたくなるレビュー
白井智之先生の天才的発想が脳天を突き破る作品集です。綿密な本格ミステリーがベースになってますが、読んでいくうちにロジックなんてどうでもよくなってくる恐ろしさ。
前五編ありますが、どれも時代背景や環境設定が様々でバラエティに富んでる。というか、全編奇想天外すぎて、理解がついていくのがやっとの状態。頭を柔らかくして挑んでください。
それほどグロくはありませんが、人間の醜い部分を知的に下品に描いているのはいつものとおり。謎解きも二重三重に仕掛けやがって、もう思考が大変!でもこれが楽しいのっ!もろ手を挙げて誰にでもおススメできる作品ではありませんが、才能あふれる奇人変人の脳みそを垣間見える一冊です。
●最初の事件
クラスの友人が襲われてしまった、探偵を志す少年が捜査に乗り出す。
少年探偵の幼稚な議論と国際社会での議論という比較構成が脳天突き破る。何を読まされているかさっぱりわかんないんですが、とりあえず少年の可愛さにニコニコしてたら… 突き落とされました。
●大きな手の悪魔
知的生命体が地球への侵略を背景にしたSFミステリー。
Jミステリー2023春で既読済。やっぱり貴美子が下劣すぎて好きだわー、意思っていうのは大事だよね。暴力描写もシンプルかつ力強くてイイ! 生物の汚らしさが骨身に染みる作品でした。
●奈々子の中で死んだ男 【おすすめ】
昭和初期、花街の遊女である奈々子が殺人事件に巻き込まれる。
まずこんなにも下品なタイトルを見たことがない。そして全編にわたって低俗な表現が満載でが好きすぎる。謎解きも卑怯だろって感じですが、突っ込む間もなく悲しくなってくる。なにより周囲の人々に振り回される奈々子の人生に、ただ胸が痛くなる切ない作品でした。
●モーティリアンの手首
未来の異性生物によって遺跡発掘が行われる、バラバラ死体の謎を追う。
設定から謎解きと結末まで、あまりに高次元すぎてついていけない。想像力と論理力をフルに活用しましょう。未来の地球にもたらした人間の罪に魂が抜ける。
●天使と怪物 【超おすすめ】
見世物小屋の事件を予言した少女、その後に密室殺人が発生して…
白井智之先生の強みを十二分に感じられる作品で、人間の隠しておきたい恥部を露骨に描いています。謎解きも厚みがあって、目から鱗がボロボロ落ちましたよ。思いもよらなかった真相だし… すごかった。伝わってくる主張も心臓が捕まれるし、やるせない気持ちでいっぱいになりました。
■オススメの映画
『天使と怪物』を読んで、かつて観た『フリークス』という映画を思い出してしまいました。映像があまりに衝撃的で、自分自身の差別意識に対して向き合うきっかけになりました。とっても勉強になるので、まだ観ていない方は是非こちらもチャレンジしてみてください。
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短編集。白井智之さんの本を、最後まで顔をしかめずに読んだのは今作が初めてだった。みなさん言われているように、エログロが控えめだった。
『奈々子の中で死んだ男』が、一番パンチが効いていたように思う。
どの話も面白かった。
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白井智之さんの短編集は初めてだったが、いつものエログロさが多少抑えられていて読みやすい内容だった。
複雑な展開や特殊な設定に脳が追いつかない事もあったが、読み応えのある作品だった。
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2024年。
表紙にも凝っているらしい。図書館だったのでわからず、本屋で見た。カバーをはずした表紙まで。
「最初の事件」
探偵になりたい小学生。身近な事件を追う。
「大きな手の悪魔」
攻めてきた宇宙人と、尼崎事件をモデルにした女(他人の家に入り込み洗脳して・・・ってやつ)との戦い。
「奈々子の中で死んだ男」
えげつないタイトルだが、このタイトルでないといけない。私的にはこれが一番作者らしいと思った。
「モーティリアンの手首」
作者の想像力は限りない。若さゆえかと思っていたが、そうでもないのかな。
「天使と怪物」
フリークスショーがあったアメリカでの殺人事件。これもね、あーーーーと思った。作者らしい。
というわけで注目作家なのはあいかわらず。
このミス2025 9位。
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SNSでカバーの面白さに惹かれて購入。
帯取ると怖い…
白井さんにしてはエログロ少なめ読み味薄め?
でも謎が解けたときのなるほど感は健在。
最後はちょっと切ない。
タイトル通りにするならもう少しぶっ飛んでても良かったな~