「矢城くん・・・この人当て馬にすんのダメって、この前言ったじゃん」本文より。
2024/10/27 21:11
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「セ◯レと友達の境目は・・・? 年下攻遠回りロマンスv」帯より。
ネタバレがあります。
●爬虫類カフェ『テ・キエロ』の副店長で一つ下の後輩攻め・吾茂 航
●システム開発が仕事のサラリーマンで27歳のゲ◯受け・袖野 湊
●湊が飼っているペットのオオトカゲ・レウス
●爬虫類が好きなゲ◯で営業部の26歳攻め・矢城 學
●上司で猫が好きなヘテロで33歳の課長受け・喜多直人
○前半は湊視点、後半は喜多視点、SSは湊視点
湊と航は大学時代同じサークルの先輩と後輩で、湊が卒業するタイミングでひょんなことからセ◯レとなってもう五年が過ぎました。
「互いに恋人ができるまで」
航にそう言われて始まった関係ですが、知り合いがどんどん結婚していき、自分より航のほうが早く恋人が出来そうなので、湊はその前に早く恋人をつくりたいと思うように。ところがその願いを航に話すと、湊の理想が細かすぎてそんな男なんていないと却下される始末。悔しいことに今までその通りだったので航の言葉を受け入れる湊でしたが、新しい勤務地で理想的な男性ーーーしかも二人ーーーを見つけてしまい・・・
雑誌に掲載された航×湊、文庫書き下ろしに矢城×喜多、SSは航×湊の話を収録。二組の恋バナが読めます。
受けと攻め、そして当て馬の三角関係はよくありますが、このお話は受けが当て馬にされ、セ◯レの攻めと無自覚両片思いから恋人同士になるお話です。
無自覚だった湊が、自問自答しながら恋心を深掘りしていく様子がよかったー!そしてセフ◯エッチもエロかったけれど、恋人エッチはさらにエロかった。
また矢城×喜多課長はそのうちスピンオフ化するだろうと予想していたら、まさか書き下ろしでデキてしまうとは。キス止まりだったから続きを期待したい。欲を言えば攻め視点も読んでみたい。
そしてイラストは佐倉ハイジ先生です。イケメンが四人も・・・! 微妙な身長差が愛おしい。扉絵もかわいいので要チェックです。
店舗特典ペーパーは居酒屋で相席した二組のカップルのお話。
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とっても可愛らしく心が暖かくなるお話でした。
大学の後輩の航と4年セフレ関係な湊。
体の相性も、普段一緒にいても楽しい。
でも航に恋人が出来たらこの関係は終わりになるからと「恋人が欲しい」と湊。
まず体の相性良く一緒にいて楽しい、この時点で恋人関係なのにそこに気付いていない湊がなんともいやはや。
航はそこは分かっていて、でも湊の事を第一に考えてくれているのが偉いなと。
湊の理想の高さには航と同じく簡単に現れる訳が無いと思っていたら喜多と矢城の2人も現れて湊が色々妄想?して航に話すとか凄いなと。
そんな湊へ航がとうとう別れる話をし考える時間を与えてやっと自分の気持ちに気付くことが出来て良かったです。
「好き」と認めお互いに気持ちを伝え合えようやく恋人になれた2人。とても愛おしくて素敵でした。
Hもセフレの時より一段と甘くエロくて。
素敵な運命の恋人、最高でした。
書き下ろしでは喜多と矢城の2人が、とこちらも胸がキュンとくる素敵なお話で。
見た目とは裏腹な可愛さのある喜多が矢城への想いにモダモダして悩み、そんな喜多を矢城も好きでと。
こちらはHまでは行かないけれどラストで矢城が喜多に言ったセリフ好きです。
SSではひたすら甘い航と湊、ご馳走様でした。
特典ペーパーでは4人揃って飲み屋で、結局イチャイチャ(笑)幸せな笑顔一杯、とってもとっても良かったです。
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【本当に、いつからあったのだろう、この、こんな気持ちは(湊)】
エロス度★★★★★
おやおや、4年もカラダの関係を続ける航と湊に新たな光が射し込む恋物語ですか・・・尊いですね。
私から見たら普通にイチャイチャしている恋人同士なのですが、カラダの関係でしかないというのが驚きです。
何故に4年もずるずると今の関係を続けてしまったのか?
恋人を欲しがっていた湊にモテ期が到来したことで、現状維持を願っていたチキン同士の恋が動き出すのが素敵でした。
また、航・湊以外のキャラの恋も収録されており、そちらもなかなかに拗らせた両片想いの焦ったさが魅力的で、髭剃りにゑ呂好を感じるのがロマンです。
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全体的に好みではなく、設定もありきたりな上、分かりきった内容をただただ書き連ねただけの感じが、どうにも受け付けなかった。
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大学時代からのセフレが…タイトルそのまま回収されるお話。完璧に安心安全で読める。
そんでもって私的に良かったのはペットという家族。サバンナオオトカゲ(サバンナモニター)が出てくるとは。いいねえ♡猫好き作家さんがまさかの爬虫類だわーって思ったくらい。でもちゃんと湊の実家では猫飼ってる。
湊の鈍感力が面白い。恋人欲しいといいつつ理想が細かくて現実にいないと思われたのに、出会ってしまった2人のイケメン。俺の取り合い!?俺モテてる!?と自分で言ってるけど、どう読んでも湊を巡る三角関係にはなってないし逆に主人公の湊が当て馬になってるしで楽しい誤解?を爬虫類ショップの店員兼セフレの航に全部話してるのが可愛い。
チキンの湊がどうやって運命の人が隣にいるのを気づいていくのかな~って楽しみながら読めた。
湊が気づくきっかけにもなっただろう航のセリフに、湊の表情によって、航自身が「マジか」と言ってる所がなんともわかりやすくて萌えた。
最初から展開がどうなるかはタイトルでわかるけれど、切江先生の文章が好きでとても読みやすくて楽しかった。特に会話がリアル。「え。えー。…うん」のような、その時の地の文章からくるセリフが滑らかでとても好き。
書き下ろしはスピンオフの作中出てきたイケメン2人。わかってたけど、申し訳ないけど航湊が好きで矢城喜多ペアは全然興味なかった。喜多課長が好みじゃない。でもそこに湊が出てくるのは良かった。
先が読めるぞ!!!きっとこうなる!!!と思ってたら無かった話。つまり私の妄想。
矢城喜多書き下ろし「うらはらとはらはら」最後の抱くから、で終わった後の「揺れる、溢れる」で航湊の朝えちでした。湊は会社。これは!!!色気ムンムンで出社して喜多課長に相談されるやつでしょ!?って思ったんだけど、無かった。っち。