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【新NISAにも対応。ベストセラー「臆病者」シリーズの新装版】1億総投資家時代に損をしないための「経済学的にもっとも正しい投資法」とは? 史上最高に?クールで知的?な入門本。
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まえがきにもあるとおり、親本が発売した20年前から最も合理的な投資手法は変わってないため、本書の内容に大幅な変更はない。
しかし、NISA制度の拡充や購入できる低コスト優良商品(オルカン)の登場、右肩上がりだった株式市場など、この直近20年間は個人投資家にとっては、恵まれた時期だった。
投資は結果が全て。また、前もってその結果を予測することは不可能だ。
今後も同じような結果を得られないかもしれないが、最も権威あるブランド(ノーベル経済学賞)に賭ける投資手法(全世界株式インデックス・ファンドへの投資)を知っていると、詐欺対策の一助になる。
『あなたのところに、オイシイ儲け話は絶対に来ない』のだから。
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橘玲さんでさえもやはりというか、資産を増やしたいならインデックス、長期投資に話は収斂していく。
236.237ページの新NISAの説明を読むと、いかに複利と時間を味方につけて資産を増やすのがパワーがあるか分かる。(利回り7%)
237ページ
「この若者が50年間、月3万円の積み立てを続けたとすると、投資元本(1800万円)に対して資産は9倍の1億6300万円、利益は1億4500万円に(理論上)になる」
そうなると、地味だけど、日々の暮らしで無駄遣いを減らして、節約して投資にまわすお金をコツコツと長期間運用するものが到達する地点は高くなる。
リスクのあるゼロサムゲームに参加して資産と体力と時間も消耗している内に退場になる人も多いだろう。
臆病者こそ危険を察知して回避できる能力があるとも言える。
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株式投資を中心とした資産運用を行うならば、最初に手にとるべき一冊だと思います。世界中の市場で実践された著者ならではの慧眼が書かれていました。オススメします!
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2024.10.26
結論だけなら247-250ページだけで良い。
ここに全て書いてある。
つまらない結論だからこそ真実に一番近いのではと感じた。
参考文献の部分も価値ある。
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【素人の最適解】
ほとんどの内容には加筆修正されておらず、NISAの章が追加されているだけです。いかに、2006年発売のこの本が株式投資における普遍的な内容であることがわかります。
わたしが2006年度版を読んだのは2009年か2010年だったと思います。
世界全体を一つの企業ととらえ世界全体を丸ごと購入する分散投資に「なるほど」と感銘を受けたのを覚えています。
しかし、世界全体に投資できる商品はなく、わたし自身個別株(個別株だけが株式投資と思っていた)で儲けることができると思い込んでいたため、素人の浅はかな判断で安定株と考えていた電力系株を買い込んでいました。
そして、東日本大震災が起き、わたしの資産は1/4まで減ることになりました。。。
ただ、よく調べてみれば世界全体に投資できるファンドは存在していたのです。セゾンバンガードグローバルバランスファンド。
わたしは心を改め、このファンドを積み立て投資することにしたのです。その後、さらに信託報酬の少ないオルカンが出てきましたが、わたしの資産はこのセゾンバンガードグローバルバランスファンドのおかげで、何もせず14年間で2.5倍の資産を築けています。
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世界株インデックスファンドに長期積立、以上。
人類の一人あたり所得の推移を見ると紀元前から産業革命前まではほぼ横ばい。その後爆発的に上昇し続け現在に至る。
今後をどう見るか。テクノロジーがますます発展し、この指数関数的な成長が長期に渡って続くと考えるなら、冒頭の結論を続ければ良いだけ。世界がもう成長しないと考えるならば、投資などやめろって言う話。
著者はこの本以降、投資・資産運用について書いていないと言う。それは冒頭の結論が、普遍の法則でそれで十分と考えているからだ。
しかし、最後にこう書かれている。著者自身はここで述べた「合理的な投資方」を実践しているわけではない。人には正しくないことをする自由もあるからだ。素晴らしい。
ところで、生命保険会社とは愛情と称して偽善を売る人たちだ。周りの人に昔から言っているのに、判ってもらえないんだよな。
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ファンダメンタルズとテクニカルの関係性、短期と長期が根本的にゲームのルールが違うこと、人的資本の重要性などいろんな株の本を見てもモヤっとしか解消されなかったことが、この本ではスパッと書かれていた。
タイトルは株入門だが、ある程度株式投資に経験がある人の方が理解が深まりそう。
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やっぱり面白い
臆病者は世界株のインデックスファンドに投資をしろ。
結論は前書きに書いてある。
ジェイコム男、ホリエモンといった話題を出しながら、身も蓋もなく説明する。
株はギャンブルであり、リスクを厭はない人びとがたまたま成功を手にする。ただそれだけのことだ。と言ってゐる。
だからこの本は現実的で堅実な事が書いてあり、夢物語はない。そこが痛快であり、なほかつNISAのインデックスへの投資をかきたてられるのである。
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2024年12月15日、Tiktokコメント欄で知った「日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか」をAmazonで調べたら、レビュー★1で書いてる「mu」さんという方がこの本もレビューしており、評価が高かったので興味を持った。
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非常にわかりやすく、株投資やそもそも投資に関わる知識を教えてくれる。入門書として、金融、投資関連の本を読んだ後にこれをアンチテーゼ的に理解することで、非常に世の中が見えてくる。答えはないということではあるが、なぜ答えがないかがわかる。いろいろ研究がなされているものの、要すれば市場とは誰かが負けるので、誰かが勝てるという構図になる。全員が答えがわかっている場合は、投資にはならない。なぜなら全員が投資してしまうからだ。アナリストの予想もそうで、全く信じられないが、これを学ぶことで会社のことが理解できる気になるところがポイントだろう。投資のクロス曲線の部分も非常にわかりやすい。相対的に下がっているからといって投資して儲かるとは限らないからだ。
NISAなどで、お金を預け、ちょっとずつ積み立てていくのが要すれば最も手堅い方法で、税金と手数料を取られない、なるべくそういう形のお金の置き方が良いという結論だ。一歩踏み出す勇気を、たくさんの人に届けてくれたらと思う。
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参考資料
「新・臆病者のための株入門」(橘玲著)、「きみのお金は誰のため」(田内学著)、あと私の共著など
https://randomwalker.blog.fc2.com/blog-entry-5365.html
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20年近く経っても色褪せない内容。
オルカンが持て囃されているが、旧版で指摘していた橘さんの慧眼に敬服。
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株式投資はギャンブル
結論としては、インデックス投信
アクティブの方が、信託報酬も高いし、リターン率が悪いのであれば、インデックスで全世界に投資した方がいい
なるほど、資本主義を分かりやすく解説してくれていて、タメになった
ホリエモンやバフェットの話題もあり、読みやすい
オルカンが売れている理由もわかる
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図解が苦手なので、文字だけで説明してくれているのが良かった。株に全く触れたことのない自分には分からない話がたくさんあったので、あと2、3回はまた読もうと思う。