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女性、男性、両方の気持ちになって気持ちが入り込めてあっという間に読み終わった。なんだろう、、周りの人たちがすごく癖がある人ばっかり。ストーリーよりそっちの方が気になった。でも、読んで良かった。
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新夏が大好きな人からプロポーズされたその日、その大好きな啓久が女子高生を盗撮して捕まった。
父母は弁護士を使って示談にしたからと新夏に説明する。啓久の母の歪な心、かつて浮気していた啓久の父親。そして新夏も又啓久との接し方、離婚して時々会う母との関係、自分のカメラへの思い様々な葛藤に悩み苦しんでいく。
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性犯罪って気持ち悪いんだな
犯した罪は一生消えない
加害者本人だけじゃなくそれ以上に関わる人たちに影響を与えるもの
お金で解決できるものとそうでないもの
いろんな意味を考えた、良い本でした
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こういう加害者は珍しいだろうな、とおもってしまった なんだか憎めないような人物設定なのが、もどかしい
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「ブラックボックスだから。わたしにもあるの。」
女性であることで登場人物の女性たちそれぞれが負ってきた傷を想った
そして自分の傷を思い出して苦しくなった
新夏のブラックボックスが明らかになるラストシーンは儚くて美しい
読んでよかった!
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恋人が盗撮で捕まった。心臓が凍り付くような衝撃だと思う。性犯罪への嫌悪と冷たい視線。周囲の冷やかしと蔑み。たった一度の過ちにどれほど多くのものを失うのか、後悔と懺悔に終わりはない。
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盗撮で捕まった男女の物語。「こんなこと」から、「絶対に許せない」まで、浮気以上に許容範囲の考え方で読み方がかなり変わるだろう。
「去勢が死か」レベルなので、背筋が恐ろしくなった。
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うーん…愛情って難しい
愛は一見純度が高いように見える。
でも"情"という相手を赦したりする気持ちも伴って、はじめて"愛情"になる。
だから決してキレイなもので
成り立っているものではない。
本作を通して、本当の"愛情"とは何か、
そして赦すとは何か、
本当に考えさせられた。
新夏が必死になって、盗撮をしてしまった恋人啓久のことをわかろうと考え続ける姿勢、
啓久が自分の罪と向き合う姿勢…
全てが痛々しくて愛おしくて、
胸がずっと苦しかった。
2人は永遠にその答えを
見つけられないかもしれない。
でも、誰かを想う愛情は捨てないでほしい。
誰かを信じる気持ちを失わないでほしい。
そう願わずにはいられない。
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すごく、つらい作品だった。
正直、交際相手が性加害者になったと聞けば、何の迷いもなく、別れるでしょ。と本を開く前は思った。
作中に出てくる彼女たちの『分かりたい』という言葉や『見届ける』という言葉も、分かる。分かってしまう。
実際、その立場に立たされたら、私も、そう思うのだろうか。
思わないとは、絶対に言えない。
同じ感情を言葉で表現するとしても、こんなに内臓まで、ぐりぐり抉るような表現は出来ない。
本当に、素晴らしいと思った。
そして、普段、報道で見かける性加害を見るたびに、顔も知らない誰かだからこそ感じる感情が、当事者のひとりになった時、私はどうなるんだろう。
性加害の報道を見るたびに、『欲』の強さと言っていいのか分からないけれど、男性の性欲を恐ろしく感じる。
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新夏に共感できる人、できない人、どちらもいるだろうなと思ったけど、私は共感しすぎて辛かった。
大切な人と別れるべきかを考えるとき、私も損得勘定だけでスパッと決断できるタイプではないし、
グダグダとありもしない正解を求めて考えて考えて、相手にも同じだけの葛藤や努力を求めて、でも結局上手くはいかなくて、どうしたら良かったのかも、どうしたらいいのかも分からなくて。
理由は違えど同じような別れを決断したばかりだったので、だからこそこの本を読んで自分の決断が正しかったのか確かめたかったんだと思う。
もちろん答えなんかなかったわけだけど、正しい選択なんて無いのかもということがわかっただけでも読んでよかった。
私には向き合う覚悟も許す覚悟も足りないし精神的に幼稚で頑固なところがある、ということに改めて気付かされてしみじみと辛い…
盗撮、はあくまで一例だけど、私は盗撮を多分許せないし、じゃあどこまで許せてどこからがダメなんだろう?
その線はどうやって引いているんだろう。
性犯罪や犯罪とまでは行かない男性の行動の描写を通して、女性が社会で生きる上での男性に対する漠然とした不快感や不信感も言語化されていて、
このあたりもとても共感するものがあった。
ブスが自惚れるなとか思われているんだろうな、と吐露する莉子の気持ちも痛いほど分かる。悪いのは莉子じゃないのに。
本当に色々考えさせられる作品でした。
とにかく莉子には本当に幸せになって欲しい。
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あらすじを読まずに読んで内容にびっくりした、、、
現実的なようで現実には決してなってほしくない気持ちしかなかった
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んーー。ずっとモヤモヤする。
作品に対してではなく、それぞれの登場人物が抱え続けるものにずっと答えがないこと。モヤモヤする。結論はずっと無い。
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感動や衝撃とか、そういうのはないけれど。ふとしてしまった性犯罪が、予想外の相手の苦悩や彼女や変な親や…なんともいえない気持ちになった。うまく言葉にできないけど、この小説私は好きです
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感想
パートナーが犯した過ち。全てを背負い切ることはできるだろうか。愛があればなどと綺麗事は言えない。なぜなら愛は続かないから。厳しい現実。
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期待しすぎた。作者の主張が強すぎるように感じた。一度の過ちで人生が変わってしまう。今の時代だからなおさらそのように思う。友人の立場で見る私は葵と同じ意見だった。実際自分が同じ立場になったら同じことは言えないのかもしれない。
・「わかる日なんかこないでしょ」
「男と女だもん。わからない部分にこだわるより、わかり合える部分を擦り合わせてくしかないんじゃないの。」