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もうなんか…シリーズ通してあせびが1番やばくないですか…
これ上下巻で言ったら目次って感じなので続き読みたいィ
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楽しみにしていた新作。
夢中になって読んでしまった。
博陸候のやり方も厳しいし、彼のやり方がすべてだとは思わないけど、澄生の中途半端というか山内をどうしたいのかよく見えないやり方に違和感を感じる。どうしても博陸候の方を応援というか、肩を持ってしまう。
今度こそ博陸候が危うい立場にと思いきや、読ませるなぁ。
梓、雪雉たちの最後が悲しすぎる。
当主の言葉がひど過ぎる。
あれでは雪哉が可哀想すぎる。母や弟を亡くしてつらいのは同じなのに。
次はどーなるんだろう。
奈津彦と浜木綿の娘だから、澄生を嫌いになりたくないけどなぁ。
少しでも博陸候の心が穏やかになる展開だといいな。
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【博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影】博陸侯が独裁を敷く〈山内〉。だがいくつかの事件を経て、その治世に影が差し始める。佳境を迎える八咫烏シリーズ待望の最新刊!
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八咫烏シリーズ毎回読み終わるたびに呆然としている。あ゛〜〜〜〜…。どうすればいいの〜〜〜でも最高に面白い〜〜〜
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八咫烏シリーズ第二部5作目。
“いつかきっと報いを受けるぞ、博陸候”
複雑な八咫烏たちの関係の果てに起こった悲劇。
山内の未来は弥栄か?それとも絶望なのか?
序章 第一章 影 第二章 人質 第三章 野良絵
第四章 御前会議 第五章 変節 第六章 誤算 終章
用語解説、人物相関図、山内中央図有り。
満ちた月は、あとは欠けゆくのみに・・・「望月の烏」の
ラストで呟いた、博陸候。それは予感だったのか?
山内の滅びの危機を救うための政策。命だけでも救って
やりたいという、せめてもの温情だとのたまうが、
彼の強引さが綻びというさざ波となって広がってゆく。
その流れの中にあるのは、
北家の朝宅に引き取られたトビと梓や雪雉たちの交流。
新たなる野良絵。金烏代・凪彦と後宮の女性たちの動き。
御前会議からの四家の思惑。明鏡院・長束の動きと失墜。
そして、やるせない悲劇が起こってしまう。
終章で衆目の前に現れるのは紫苑の宮。
新しい山内よ、弥栄あれ!
だが、もし博陸候を打ち滅ぼしたとしても、
その後はどうなるのだろうか?
今までの彼女の言動と行動が、何とも危う過ぎる。
あまりにも凄惨な物語の進行に戸惑ってしまいました。
トビは、金烏代・凪彦は、明鏡院・長束は、路近は、
どうなってしまうのか、不安でいっぱいです。
それでも懐かしい澄尾と真赭の薄の一家の登場や、
豪快な風巻郷の忍、その息子の懐かしい市柳の姿が嬉しい。
そして、ラストに紫苑の宮と共に現れた、医は翠寛。
ではもう一人の男は何者なのか?が、気になるところ。
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雪哉に幸せになって欲しい。
産ませなきゃ良かった って、そりゃないだろ!
それに対して 私もそう思います ……!?!?!?
こんな全て込みでどうして紫苑の宮はそこまで言うの、あんなに仲が良かったのに、……
雪哉のことなんで嫌いになっちゃったの
紫苑の宮はこれからどうするつもりなの
博陸候を倒してどうするつもりなの!
浜木綿は死んじゃったの
もうほんとにわかんない
色んな人の思惑が色々重なっていて、それぞれ考えていて、
突拍子もないことが起こったかと読んでいて思ったけれど、ちゃんと背景があって理解出来て、、
でも雪雉を襲った人達の気持ちもわかってしまう、
自分がその立場だったらそうしてしまうかもしれないし、、
あと1巻でほんとに完結するの、?
悲しいようでこんな悲しい話もう読みたくないような気もして、
博陸候と治真の会話とか平和だなって思ったよ、読んでて楽しかったよ
本当に、切実に、雪哉に幸せになって欲しい、、、
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ゆるゆると読み始めました。
そして、どこまでもゆるゆると読めると思っていました。
かなり長い時間をかけて、平和にちょこちょこ読んでいたのに、終盤一気にアレですよ…。
読後に発した言葉は「何なん?」でした。
怖い怖い怖い。
壊れたり不穏なキャラがいっぱい出てきた。
もともとあった不穏さが隠されなくなってきた、というのか?
あせびが壊れてるのは安定のなりゆきとして、治真がだいぶおかしいのは、やがて起きる決定的な暴走フラグのような気がして怖い。
トビがやらかすのかと思えば、違うしー。
路近もやっぱり何を考えているのかさっぱりわからないし、雪雉一家がやけに出てくると思ったら、ラストにあんなだし、本格的な権力闘争みたいになってきた。
残った面々の誰の思惑が勝るのか、山内を安寧に維持できるのは誰なのか?
雪哉はいったい、これからどうなるのか?
何故あんな酷いことを言われて、受け入れなければならないのか。
次巻が早く読みたいような、でもたぶん次もやりきれない展開は避けられないだろうから、読むのが怖いような…。
複雑です。
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これからどうなってくのか楽しみで仕方がない。雪哉が何故、このような方向に行ってしまったのか考えさせられる。裏には何が隠されているのか。
今回の結末には涙した。
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完結前夜の最新刊とのことで、シリーズを追いかけてきた私としては、読みたいけど、知りたくない、という複雑な心境で、購入してから読み始めるまでに時間がかかりました。
雪哉から博陸侯へと変貌し、これ以上雪哉と共にあった人たちとの諍いが熾烈を極めるのが悲しく……。
読み終わり、クライマックスへ向けた?作品だと痛感しました。
どちらが、誰が、正しいのか、正解なのか、正直私には分からない。
どちらも、誰もが、正しいように思えるし、間違っているようにも思える。
ただ、やはり、遺恨による報復は辛く、痛く、悲しい。
せめて父がもっと……なら、雪哉も変わらずにいられたのだろうか?
治真もまた雪哉以上に凄いことになっていて、言葉が出ない。
変わらなければならない現実があるとしても、ただただ悲しい。
次巻がラストになるのでしょうか?
この悲しみが回収されるのか気になりながら……待ちたいと思います。
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どこをとっても最高!!
本当に人間の愚かさをよく知っている。そんな馬鹿なと思う事ばかり起きるのに、全部そりゃそうなるか……に辿り着く。根拠があり道筋がある丁寧に舗装された理不尽の積み重ねに、動き続ける登場人物の心情と山内の情勢。面白すぎる。
とりあえず誰でもいいから早く雪哉を殺してあげて欲しい。それが救いになるなら、早いとこやってあげてくれ。
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おもしろかった
雪哉の考えを是非とも知りたい
そろそろ雪哉の視点の話にならないのか
誰にも言えない真実を抱えているような気はするけど、やり方はやばすぎる…
どうやって終わるのか気になる
新刊が出る頃にはこの内容を覚えていられないから困るなー
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今迄の八咫烏シリーズは全部読んで久し振りに最新刊を書店で見かけ直ぐに買い求めた。既刊の作品の作風とややおもゆきが違うと感じた。何か新しい展開がこれから起こる予感を感じ新しい期待が膨らんで次を待っています!
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何が起きているのか…。少しずつわかってきてもまた予想外の出来事で呆然とする。様々な人の視点で書かれているため、何が正しいんだろうって考えさせられてしまう。雪哉は大局を見据えて、よりよくしようとしているんだろうな。大切な人が失われて(今回は義母や雪雉やその家族)、彼の拠り所はなんだろう?心の支えになるものがあって欲しい。
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※届いて即読み終えた者の悲鳴をそのままに書き出しています。
帯に「いつかきっと報いを受けるぞ、博陸侯」とあり、しっかり報いを受けた本作ですが...
つらいしんどい。雪哉がなにをしたっていうんですか...。そうでしたね最悪社会システムを構築して人をいっぱい殺してますね...。でもしんどいよおおおお!
博陸侯無敵タイムでは「痛い目みろ!!!」ってとても強く思うんですが、実際に報いを受けると「どうしてこんなことに...雪哉救われてくれ...」ってなる。自分の情緒が不安定すぎる。
彼がぼんくら次男と思われていた頃から博陸侯になるまでを見ているだけあって思い入れがあるし、家族を愛するあまり自分を偽ることすら厭わない一面もあると知っているから今回の結末はとてもつらいです。自身が原因で最愛の家族を失うターンついにきちゃったか、という感じ。「因果応報で全てを失った男」キャラが私は好きなので、彼の本当に大切にしたいものはすべて掌から溢れて最後には何も残らないのだろうなぁそうなるといいなぁという自分と、いや雪哉にだって最後には幸せになってほしいよという自分がいます。心がふたつある。
私が特にしんどいなと思うのが「私もそうだと思います」って雪哉が言うところなんですけど、どうしてそんなこと言わせるの???!!!自分で自分の存在をもう否定させないでくれよ...心が張り裂けそうです。彼の存在を明るく照らし、彼が自分を否定しても「そんなことない」って即座に抱きしめたり心から肯定してくれる人が周りにもういないのがしんどい。助けて茂さん...
雪哉の心をちぎって持ってくために今作が書かれたとしか思えません。これほどじっくり失うところを書く必要ある?星2とさせてください。ほんとごめんなさい。著者は鬼。(これはこれで味わいだとは思います)
梓がトビに言った「公平な裁き」ではないが復讐する権利を行使されたわけで、その結果誰も救われないのがね...。梓たちの最期が博陸侯によって守られていた同罪故の報いだとしてもこんなのはむごいと思っちゃうな私は。澄生もとい紫苑の宮は残党が北家の朝宅に押し入ることを知っていて見逃したんじゃなかろうかと私は思います。まじで誰も救われねぇ。
博陸侯の構築した社会システムは犠牲が当たり前にあって到底許すことはできないが、紫苑の宮の方も血筋の正当性、本人のカリスマ性、その他は恨みつらみが強調されていて今のところイマイチ応援できないんですよね。博陸侯を打ち滅ぼしたとしてもその後はさらに早い山内世界の滅びしか見えないし、それはそれでどうなのと思っちゃう(一読者として山内世界の滅びは寂しい)。なので雪哉側への感情の比重が強くなるんでしょうね。こういうのも著者は狙って書いているんでしょう。
他の好きだったところは、澄尾・真赭の薄夫妻と子供たちの仲良しな様子が見れたこと。今回も博陸侯ガンギマってる治真。ちょっとの出番で壊れてる側のやばい女の姿をしっかり見せつけてくるあせびさん。
次回で完結とのことですが、世界滅亡エンディング来るか?震えて待ちます。
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亡霊は奈月彦だと思いました。
物語では紫苑の宮ということになっていますが、真の亡霊は奈月彦かと。
紫苑の宮は、父が目指した理想の山内を目指す為、打倒雪斎を声高に叫ぶ。
雪哉は、奈月彦が守りたかった山内を崩壊から救う為、手段を選ばない。
2人とも奈月彦のために(雪哉はそんなこと思っていないかもしれないけれど)動いている。でもどちらも奈月彦が望む世ではないと思うのですよね。奈月彦の思いという考えが一人歩きして亡霊のように、ないものがあるかのように存在して、山内の対立を招いている…そんな印象を受けました。
雪哉は自分を滅ぼしてくれる人が登場するのを待っているような気がするけれど、どうなのでしょうか。
第1部は6巻完結でしたが、第2部はまだまだ続きそうで…気が重くなりました。輝かしい未来はない。トビに希望を見出したいですが、ぺしゃんこにされそうなのでやめておきます。