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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
失踪したパワハラ上司から届いた「私は殺された」メール。犯人として名指しされた部下の一人・青瀬の視点で暴かれていく、社会の歯車としての在り方を強烈に描いたミステリ。
どこから突っ込めばいいのか。パワハラ上司も、それを放置している会社も、抗わない青瀬も、誰にも共感出来ない。この話がどこへ向かい、何を伝えようとしているのかわからない前半部分は、かなり煩悶があった。追い詰められた人間が極端な思想や諦念に至るまでのメカニズムの描写が的確で、それに触れていく内に全員に漠然とした共感めいたものが生まれ、話に惹き込まれた。
物事の見え方の違い、というものをガツンと突き付けてくる殺人的な展開に、HPが削られまくるパワハラミステリ。
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名探偵ニナちゃんのキャラがステキでサクサク読める
解決パートはなるぼどねぇーと
主人公が社畜な事に共感していたが、まさか、と
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まずはいきなり殺人メール「私は殺されました」「総務経理本部」全員の容疑者名なんと言う始まりなのかゾクゾク感が先走ります。主人公青瀬と仁菜の関係性がおもしろい!思いも知れないドンデン返しにラストの驚愕の真相いまだかつてない異色ミステリーあなたも読んで震えて下さい。どうしたら永遠に休めますかよ〜く考えて下さい。
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まさかのあいつがそうだったとは!
って結末で結構驚いた
それに尽きる
自分ももしかしたら…
って怖くなった
謙虚に生きようって思わせてくれる
特別すごい!とは感じなかったけど
まじか!!!ってなるし
タイトルも目を引くし
楽しめる本だと思う
星は3つ
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パワハラ上司に終わらない仕事、深夜までの残業は当たり前。そんな過酷な職場環境に追い詰められていく主人公が心身ともに危うくて、ハラハラしながら読んだ。
パワハラ上司が突然失踪し、しかも「私は殺されました」という衝撃的な件名のメールが送信されてきて、ミステリ的にも先が気になりすぎて一気読み。
最後は救いのある終わり方でよかった。あと、仁菜ちゃん佐伯さんという味方がいるところも、心の安息地になって読者的にもありがたい存在だった。
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上司からパワハラを受けながら、毎日深夜まで働き詰め。
そんな部署にいる主人公、青瀬。
精神的に追い詰められた状況下、パワハラ上司が失踪する。
どうやら死んだらしい…
容疑者は部下全員…
パワハラによってメンタルボロボロになっていく様子があまりにもリアル。
失踪したパワハラ上司の事件、真相はかなり衝撃的。
追い詰められた人間がどうなってしまうか。
何も考えられなくなって、何もできなくなって…
タイトルの心境にまで到達してしまったら…、そう考えるとゾクリとした。
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読んでいて相当しんどくなる小説。
それだけ詳細にわたって過酷なオーバーワークが描かれている。
主人公はパワハラ上司にくるしめられていたが、その上司が突然失踪。
途中からサスペンスミステリーの様相を呈してくる。
パワハラ上司がいなくなっても日をまたぐほどの残業ってどういう状況?と読みながらざわつく心と疲労する思考。
最終的にパワハラ上司の失踪事件云々より、主人公が偏差値高い国立大学を卒業してるもののASD傾向があり、業務内容に適性がなかったんだなぁ...ということが分かり、そういうオチなのか?と。
適材適所でしょ!(大臣の任命か!?)
ちょっとモヤモヤが残った。
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一言で言えば新感覚の小説でした。
ただの推理小説とかミステリーなのかと思ったら読み進めていくとこういう話だったんだって最後納得してしまうところがありました。
個人的にはとても面白く、こういう切り口の本も好きだと思えました!
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『怪物のゆりかご』の作者だったんだ〜。『怪物の….』はまだ読めてないけど、ますます読みたくなった。
というほど、面白かった。
伏線が複雑に絡み合うミステリー、ではなく、「この描写が伏線、もしくはミスリードだったんだ」というミステリー。
帯に「読めばきっとトラウマになる」とあるが、確かに自己評価を見直したくなる。
第1章のパワハラ、モラハラ表現は読んでいて胸くそが悪くなり、読み進めるのがキツかったが、それ以降はジェットコースター展開。
事務系部署、派遣社員に対する他部署、正社員の扱いなども、よい伏線となっている。
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主人公に感情移入して読むと人間不信になる作品。
読みながら主人公大丈夫か…?って思ってたけどそこまで仕事出来ないの!?確かにミス多いなとは思ったけど主人公視点で物語が進むからこそあまり気付けなかったな。
私も周りから仕事が出来ないと思われてないか不安になった。主人公のように完全に無自覚だったらどうしよう?と。
主人公はかなり生きづらそう。自分に合った環境や仕事内容を選ぶべきだし、最後はそうなったみたいで安心した。
周りもおかしい。退職に持っていくために交際までするか?
仕事出来ない同僚がいたらイライラするのは正直分かる。でもだから殺そうまでは思わないでしょ。パワハラが常になっている劣悪な環境がそうさせてしまったのか?パワハラ上司が一番来ちゃいけない部署では?
あと佐伯さんは一体何だったんだろう?ただ主人公のことが好きな優しい人?佐伯さんの様子も異様に感じた。
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上司からの執拗なパワハラが痛くてたまらなかった。どんな時代の上司なんだ!!今でもこんなブラック会社あるんいかい!あるんだろうな。終始胸糞悪い展開。派遣社員のニナが天然キャラさく裂からのいいキャラがなんとか読み終えれたかな。
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あらすじ
パワハラ上司前川が急に失踪し、殺されたと全社員にメールを送る。
そこから、前川の居場所を探し回る中で徐々に明らかになっていく真相はいかに、、!?
感想(ネタバレ大注意)
途中までおおよその予想をついてた。
まあ、総務の誰かが犯人だろうと。
しかし、まさかの殺したい相手が前川だけではなく、主人公もだったとは、、
その理由が無能だから。
私も無能代表として、パワハラ上司に対して不満が溜まってて◯したい、と思ってて
先輩も他の上司もそのパワハラ上司の不満を言い合ってたけど
もしかしたら部署のみんなはパワハラ上司ではなく、私の方が居なくなって欲しいと思ってるのではないか、と思って怖くなった。
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これはなかなか面白かった。
(いや、パワハラ部分は読んでて吐き気するけど)
ミステリはミステリだけど、なんか新しい。
仁菜ちゃんは出てきた時苦手感あったけど、途中からは唯一の癒しに。笑
そうよね。処世術って、大事よね。
なんて世知辛い…
でも現実にありそうで怖い。。
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いや最悪すぎるわ。
ストーリー的には面白いんですけどね!
キャパ超えて仕事し続けたらこうなるよって描写がリアル。
思考は纏まらないし動けなくなるの凄く分かる。
もう皆まとめて病院に行け。
どんどん状況は悪化する一方で、救いのある結末も全く思い浮かばない。
それでも読んじゃう。
どんな真相でもおかしくない、と覚悟はしていたけど…これはダメージがデカすぎる。
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まあ、
なんとも嫌な気持ちに
させられる作品だ
「一番怪しくないやつが犯人」の法則
で
「コイツやな」
と思っていたが
盛大に外してしまった
逆パターンだった
まあ、とにかく
仕事で疲れて悩んでる人は
読まないほうがいい
特に前半読む必要ない
苦しくなるだけ
これは何ミスに分類されるのだろうか
イヤミスになるのかな~~???