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図書館にまいこんだ こどもの【超】大質問 ~司書さんは名探偵!~
著者 こどもの大質問編集部
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
町の図書館や、放課後の図書室……。その静かな空間には日々、子どもたちから、じつに多種多様な質問が寄せられています。ピュアな気持ちや新鮮な疑問でいっぱいの「こどもの大質問」からはじまった、さまざまな図書館のみなさんの奮闘記を一冊にまとめました。「さっき見た鳥の名前を知りたい」「サンタのトナカイ、オス・メスどっち?」「野球の完全試合とノーヒットノーランの違いを知りたい」「ほこりって、何でできているのでしょうか?」「カメが元気がないのでどうすればいいのか知りたい」など、ユニークなレファレンス事例を50件掲載します。 ※本書は、2023年1月に刊行された前作『図書館にまいこんだ こどもの大質問』の続編です。前作は、刊行後1か月で即重版、全国の図書館のうち2000館以上で「蔵書あり」となる(日本最大の図書館検索「カーリル」調べ)など、おかげさまで大好評をいただいております。
図書館にまいこんだ こどもの【超】大質問 ~司書さんは名探偵!~
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図書館にまいこんだこどもの超大質問 司書さんは名探偵!
2024/06/05 06:39
柳の下に二匹目のどじょう?
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「柳の下の二匹目のドジョウをねらうって、どういう意味ですか」
きっとこんな質問が図書館の司書さんにあるかもしれません。
この『図書館にまいこんだこどもの【超】大質問』の「はじめに」に
こんな文章がついています。
「前作『こどもの大質問』が大好評につき続篇ができました!」。
まさに、これが「二匹目のどじょうをねらう」、
「一度成功を収めた事例に準じて後釜をねらう」という意味。
でも、本当は「柳の下にいつもどじょうはいない」で、
一度成功したからといってまた成功するとは限らないということ。
そんな回答を、きっとしてくれるのじゃないかな、司書さんは。
まさか、ほら、この本みたいに、とは言わないだろうが。
今回も図書館の司書さんに寄せられた子どもからの質問が50個。
なかでも面白いと思ったのは、
「一、二、三と漢字で書くが、四という漢字はなぜ四本の横線でないのか?」とか
「ビスケットとクッキーの違いはあるの?」といった、
普段少しも気にしないことが、
そういえばちっとも知らないことなのに気づかされます。
(この二つの答えは本書で確認してください。)
もしかしたら、現代の情報化社会ではネットを検索すれば
すぐに答えにたどりつくかもしれませんが、
司書さんがやっていることは答えにたどりつくまでの道案内のようなもの。
すぐさま答えが出るのではなく、じっくりと答えをさがす子どもになって欲しい。
二匹目のどじょうは、いるかな。
図書館にまいこんだ こどもの【超】大質問 ~司書さんは名探偵!~
2025/02/06 23:04
reference
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館に寄せられた、子供たちの素朴なあるいは珍妙な疑問の数々。しかし、なるほどなぁと感心した部分もあります。実に微笑ましい一冊です。
図書館にまいこんだ こどもの【超】大質問 ~司書さんは名探偵!~
2024/05/30 03:26
このシリーズもっと続いて欲しい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館の司書さんに探している本や、探している知識を紐解いてくれる本の紹介を依頼するレファレンスサービス。
特に子供の利用者が司書にした質問をまとめたレファレンス紹介本の続編。
相変わらず、当たり前に受け入れていた様々なことを質問するという子供の着眼点に驚きと尊敬を感じてしまう。
もちろんそれを適切に案内する司書さんの頑張りもわかる一冊。
紹介されていた中で給食の本が気になるので今度借りてみようと思う。
こういう面白事例本いろんなジャンルで増えたら楽しいんだけどな~。