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13件
とんび
著者 重松 清
昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう──。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。
とんび
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とんび
2022/05/16 19:13
親は海になれ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松清氏は「流星ワゴン」から入り、「エイジ」を経て、なぜか「黒猫ノア」に飛んで、久しぶりに戻ってきたのが今作という読み方をしている。
なんというか、映像化されるにふさわしい、完成度の高い作品だと思う。
そして、「親は海になれ」。
名言だと思う。
2024/06/30 11:37
良い本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
不器用な父の深い愛です。和尚が説いた手のひらのくだりはたまりませんね。出張先で読んでいたので、思い切り感動しました。
とんび
2024/01/25 15:40
とんび
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和のおやじという言い方がピッタリな市川安男(通称ヤス)。ヤスは妻の美佐子と息子のアキラと生活している。ヤスは昔はパチンコ・麻雀等のバクチをしたり、飲み歩いていたりしたのだが、アキラが生まれてからは真面目な生活に一変した。幸せに暮らす家族に悲劇が襲う、美佐子が荷物の下敷きになり亡くなってしまったのだ。それから昭和のオヤジのヤスと現代っ子のアキラの奇妙な生活が始まるのだが・・・・・。
ドラマを観て本を読みましたが、両方良かったですね。テレビドラマはあまりいいとは思いませんが、このドラマの主役の内野聖陽が特に良かったですね。作者の別の作品も読んでみようと思います。

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