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日本アパッチ族

戦後大阪に出没した、「アパッチ」。屑鉄泥棒から鉄を食う怪物「食鉄人種」に変貌した彼らは、やがて大阪の街から飛び出して、日本全国に広がり仲間を増やし、やがて日本政治をゆさぶるまでになっていく――。小松左京の処女長編にして最高傑作の呼び声高い記念碑的作品が、電子書籍で登場! 作家直筆による貴重な創作メモや、本作誕生のきっかけとなった、心あたたまる小さな事件などを綴ったエピソード集を収録した決定版!

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.7

評価内訳

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紙の本日本アパッチ族

2006/11/07 20:43

名前だけ知っていた日本SFの古典ともいえる作品。いかにもハードSF作家・小松らしいお話ですが、惜しむらくは笑いがない・・・

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《上司にたてついたことで懲戒免職になった木田福一の回想。大阪に発生した不思議な鉄を食する日本アパッチ族と日本政府との戦いの結末》SF。
どうも、リバイバルとか復刊という文字を見ると、それだけで価値ある本だと思ってしまいます。性(さが)とでもいうんでしょうか。ましてそれが、あの小松左京の処女長編で、文庫のリバイバルコレクションとして装いも新たになったものだと知ったら、そのままには出来ないでしょう。私は名前だけは知っているものの、まだ読んでいないし・・・。
ただし私が読んだ角川文庫のコレクション版は、出版から数年しかたたないのに、カタログから姿を消したようです。折角リバイバルしたら、せめて五年以上は入手できるようにして欲しいというのが人情じゃないでしょうか。まして角川という名を背負っているんですから・・・。
話は、男の回想から始まります。上司にたてついたことで懲戒免職になった木田福一は、大阪市内に設けられた元砲兵工廠だった追放地に連行されます。その時、木田が自分の手錠に覚えた異様な食欲。追放地からの脱出に失敗し友を失った彼に救いの手を差し伸べたのは、赤銅色の肌の人間たちでした。彼等が木田に求めたものはただ一つ、燃え盛る炎で焼けたものを食べることだったのです。
日本各地で自然発生した不思議な食性を持つ人々の自治を巡り、旧権力と軍が一体となってアパッチ族に襲い掛かります。追放地の不毛を克明に描写する前段が実に効果的です。そこに巣食う野犬との戦いや、水も満足に無い荒涼とした風景を描くこと無しには、主人公たちへの感情移入はありえないでしょう。
ただし、ユーモアは殆ど感じません。大阪弁を別にすれば、新生ニッポンへ至るまでの苦悩の歴史を重厚に描く極めて真面目な政治小説といえるのではないでしょうか。ここには既に、あの話題作『日本沈没』に繋がる小松の小説作法が垣間見えているといえます。個人的には、心休まる部分があれば、もっと共感できただろうに、と思いますが、つい先日BS放送で老いて痩せてしまった巨匠の姿を見ると、これはデビュー作なんだから、いいか、って言いたくもなります。
これ以降は、角川文庫への注文です。念のために断っておきますが、角川版はリバイバルというものの、改版はしていません。奥付で文庫になったのが1971年とは分るものの、単行本初版が出た年などの基本データは無いし、あとがきも出版当時のままです。再び出してやったのだからといわんばかりの復刊は、一体誰の為のものでしょう。今の時代に甦らせる意味くらい、補うくらいの心はないのでしょうか。
再度の絶版状態、せめてもう一度世に出るときには、そこら辺、気をつけてやってください。それが文化を守る、っていうことでしょ!

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電子書籍日本アパッチ族

2020/01/21 23:36

日本アパッチ族

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

無職者を追放するというある種のディストピア小説。追放者木田福一は、大阪の旧陸軍砲兵工廠跡に追放されるが、その土地で、アパッチを名乗る鉄食人と出会う。
この小説の鍵はアパッチを肯定的に捉えるかどうかだが、小説は木田の手記と言う形を取っており、また、木田自身も場面や相手によってアパッチへの態度を変える為、判別しにくい。個人的には、おもしろそうだが、少し嫌かな。でも停滞していると言う点では現代の日本と通ずるか。

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電子書籍日本アパッチ族

2017/03/15 20:41

廃墟志向の予言書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなにファンタジーな内容なのに、ものすごい現実感。しかも、出版後数十年経って、社会状況がそっくりになってきつつある。アパッチになれない我等はどうやって生き残っていけばいいのか。
 それにしても小松さんの中にある「破壊衝動」というか「廃墟志向」みたいなものは、時々正視しがたく感じる。

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