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40件
校閲ガール
著者 著者:宮木 あや子
ファッション誌編集を目指す河野悦子(こうのえつこ)が配属されたのは校閲部。担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとした事件が巻き起こり…。読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ
校閲ガール トルネード
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2018/11/04 02:28
ユーモラスなお仕事小説
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:HIRO - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロイン悦子の校閲メモから始まる冒頭から、すでに面白さが伝わってくる。やたらと暴言を吐きつつも、真面目で情熱家の彼女がかわいい。ドラマ版は悦子のイメージが少し違ったけど、あれはあれで面白かった。校閲という、地味だけど素晴らしい仕事があることを教えてくれたお仕事モノの秀作。シリーズがずっと続いてほしい。
校閲ガール ア・ラ・モード
2017/05/24 23:34
菓子パンにイチゴホイップかけてみた。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「校閲ガール」の外伝です。
ア・ラ・モードとは、フランス語で現代風のという意味らしいのですが、
料理用語ではアイスクリームやクリーム・フルーツ添えなどを指します。
プリン・ア・ラ・モードってあるよなあと思いつつ、いままで意味を
知りませんでした。
校閲ガールが河野悦子のお話で、ア・ラ・モードがわき役たち
一人ずつの短編集です。ですので、あまり間をあけずに
読んだ方が楽しめるのかもしれません。
といいつつも、わたしの場合は二年近く空いていたのですが、
登場人物たちの世界をすぐに思いだしましたので、
楽しさが印象に残っていたようです。
全部で六話、一話あたり四十頁の小品です。
短いわりに、結構うまく起伏をつけてありますよ。
キャラクターの性格がありますので、好き嫌いは出て
しまいますが、いろんなパターンが取り揃えてあるので
楽しめました。
本編の校閲ガールも、軽いノリと校閲の仕事の面白さで
記憶に残ったのですが、この一冊もよくできていると思います。
お姉系の校閲君の米岡の話は、テンプレ設定のわりに
面白かったですよ。体はオトコ、心はオンナというのは
最近目につく設定ですし、妙に開き直ったりすると
嘘くさかったりしてしまうのですね。
米岡君。自然なんですよ。肩の力が抜けているというか。
作家さんの腕の確かさが垣間見えます。
オタクっぽいブスメガネちゃんの話も楽しいです。
そしてなんといっても、部長の秘密話が最高でした。
完全に太宰治の世界ですね。
もし太宰が編集者と間違いを起こしたら、そしてそれを
編集者の目で見たらという作品です。
愛してしまった過ちにとらわれ続ける二人。
メロドラマちゃんですよー
本編が菓子パン、外伝がイチゴホイップです。
深くえぐってくることはないです。本を作る人たちの世界を、
あっけらかんと楽しんじゃうシリーズです。
次があるならば、期待したいですね。
2021/02/09 21:27
ドラマから
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ大好きでした。
まさか原作が小説ってしらず…
ドラマだと森尾がこれながを好きになってって描写でしたがどうなるんでしょ