電子書籍
怪談狩り
著者 中山市朗(著者)
六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。
怪談狩り 市朗百物語
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紙の本怪談狩り 葬儀猫
2023/10/15 23:09
中山市郎は、確実に面白い面白い
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投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実話怪談系の本はたくさんありますが、中山市郎さんの本はハズレがないです。
ギンティ小林さんの殴り込みシリーズも好きだったので、八甲田山の話は怖かった。ギンティさんは、止められたにもかかわらず八甲田山ロケをやっちまったんですけど、マジにやばいことがあったようで、その、マジヤバだった件は書いてなかった、というのを思い出しました。八甲田山は本当に、禁忌ですね。
三本の柱のある鳥居には興味を惹かれました。
そしてラスト、畳みかける様な千日デパートの怪談!怖かった!
来年の夏も楽しみにまっています。三本柱の鳥居の謎の探求が進んでいたらいいなって思います。
紙の本怪談狩り 葬儀猫
2023/09/30 18:32
楽しみだったのですが
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山さんの記す怪談は淡々としていて、そこがとてもリアルで実話系の中で一番好きなので非常に楽しみにしていました。
が、…うーん…もちろん、足で収集していらっしゃるので、どうしても収集した成果のばらつきはあると思うのです。
一人の人間による創作ではないので仕方がないのもわかります。
ただ、今回はあまりにも…その…実話怪談としてはどこが怖いのかわからない話や嘘臭く感じてしまう話が多かったかなと感じた次第です。
ちょっとおとぎ話や昔話に近い雰囲気です。
新耳袋の時から感じていましたが、一人で複数の怪談を語る方は特にその傾向が強いように思います(真偽のほどとか、そういう話がしたいわけではないです、一個人の感想です)
一話一話が長くなったこともあり、余計に創作性というかドラマを持たせようという意図を感じ取ってしまいました。
紙の本怪談狩り 葬儀猫
2023/09/24 17:39
長寿シリーズ9作目
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投稿者:てとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が障りがある事から、意図的に封印していた山にまつわる怪談を含むさまざまなシチュエーションの話が収録されている。読みごたえあり。
紙の本怪談狩り 山の足音
2022/11/08 15:46
今回は山
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投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山市朗は、確実に怖がらせてくれる。
どの話も粒より、間違いなし。
今回は後半が山にまつわる怪談が、たたみかけるように続きます。
やっぱ、山って怖いわー。
電子書籍怪談狩り 黒いバス
2022/03/11 10:40
話のひそかなつながりに注目して読むべし
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投稿者:はまのなまけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
(わずかにネタバレあり)
実話怪談集。
異なる話者が語る「黒いバス」と地獄からの使いの「火車」。
乗り物つながりでありながら、ちょっとニュアンスが違うところが興味深さをよく味わってもらうといいだろう。
ペンションの話で読後に怖く感じたのは、幽霊がでるという想い出ノートの書き込みを放置しているオーナーたちだ。そんなふうにおかしい行動をとらせるのも怪異ならではかもしれない。
紙の本怪談狩り 黒いバス
2021/10/27 22:27
なんくるないさー
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投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山市朗氏ですから、安心して読める(つまりガッカリはしない)実話怪談集です。
実話怪談好きの次のターゲットは、黒いバスですか!時代を超えて至る所を走っているようで、ああ、出会いたくないと思いました。世の中、昔も今も、酷い境遇で命を落とす人がいます。その無念の思いはバスぐらい走らせるでしょう…にしても、自転車でバスを追うなよ、沖縄の人!よくそんな怖いことができるなぁと、妙なところで感心してしまいました。
実話系怪談は数々ありますが、やはり老舗ですね。全部面白かったです。
電子書籍怪談狩り 四季異聞録
2021/07/22 15:22
淡々と語られる怪談集
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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑話というか怪談と言えば『耳嚢』(みみぶくろ)
時代は変わって、とにかく雑多な取材源に話を聞きまくった『新耳袋』、そのコンビの片割れ中山市朗の作。
おそらく『新耳袋』よりも後に拾われのかも知れない。怪談にはよく見られる伝聞調の体裁で書かれている。
ほんの数ページで終わるものから、長い語りまで種々雑多な怪談が収められている。
中には怪異や不可思議な現象を目撃しただけ、という「オチなし」の挿話もあるがご愛敬、創作でないのだから当然とも言える。
普段本を読まない人が創作すると、怪異に遭遇した本人が死亡あるいは行方不明で「どうやって聞いたのか?」と別の意味でホラーになってしまうミスが散見されることも多い。
(『テン・リトル・インディアンズ』問題、クリスティ『そして誰もいなくなった』問題とでも書けばいいだろうか…)
さすがにそんなレベルの低い筆の滑りはなかった。
紙の本怪談狩り 禍々しい家
2017/08/12 20:21
有名怪談の続きが読める
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投稿者:怖がりの実話怪談好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの「メリーさんの館」と「山の牧場」の補足、後日談が読めるだけでも怪談好きには外せない一冊。
特に絶えず姿を変え続ける山の牧場の異様さは際立っている。
紙の本怪談狩り 市朗百物語 1
2016/07/29 23:28
怪談の夏
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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏なので怪談本を手当たり次第に乱読中。非常に気になる作品は『死因』。おとうさんはどんな映像をみたのか非常に気になる。