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4件
烏金(からすがね)
著者 西條奈加
因業な金貸し婆・お吟のもとへ押しかけ、金貸し業の手伝いをする浅吉。新しい発想で次々と借金をきれいにし、貧乏人たちを助ける彼には、実は秘密があった。大金を得るべく浅吉が仕掛ける真の目的はいったい……。日本ファンタジーノベル大賞作家が江戸を舞台に描いた痛快時代エンターテインメント小説!
烏金(からすがね)
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2023/04/02 15:22
面倒見の良い借金取り
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも、借金の取り立て屋が借金を返せるように借主を助けるヘンテコな話だ。けれども、無理矢理ひどい方法で返させるのではなく、借主の立場や意向を聞きながらなのだから、面倒見が良い取り立て屋だ。
借金を踏み倒されるより、ずっとその方が良いに決まっているのだけれども。貸した側、借りた側の双方が共に丸く収まるように物語は進む。
そして、最後には思わぬ縁に驚くことになる。
烏金 長編時代小説
2022/05/15 16:18
登場人物全てに愛着が湧くお話
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代小説ですが、堅苦しく小難しくなく、テンポ良く展開が面白く一気読みしました。
お金の烏金と鳥の烏とうまく掛けていて、どちらも物語の重要な要素で、人情や隠された秘密、家族や商売、色々な事を教えてくれる話でした。
飽きる事なく、登場人物それぞれに愛着の湧く話でした。
烏金 長編時代小説
2017/05/13 16:51
子供たちが絡んでからが
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤はなかなか面白いなあくらいに思っていたら 中盤 勝平に出会ってから加速をつけて読み応えが。読み終わってから無性に稲荷寿司が食べたくなる(笑)