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3件
検証 検察庁の近現代史
著者 倉山 満
「精密司法」と呼ばれる日本の検察。事件の起訴を行った場合、ほぼ100%の確率で有罪となる。また、検察庁は、警察が逮捕した犯罪者を不起訴にして無罪放免にできるほどの力を持っている。検察とは、いったいどんな組織なのか。本書では、近代司法制度がスタートした明治時代から、多くの不祥事で揺れる現在までの検察庁の軌跡を概観。99.9%――。この数字は何を意味するのか。注目の憲政史家が問う、「精密司法」の正義と矛盾。
検証 検察庁の近現代史
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検証検察庁の近現代史
2018/05/17 15:44
タイムリー
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投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思想検察に対して経済検察が勝利をしていく…くらいは常識として知っていたが、はるかに詳しく深い歴史が記されている。
検証検察庁の近現代史
2018/04/01 19:29
誤記が多い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:express455 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高検検事正?最高検次席検事?
権力闘争について書いているのに、官職間違っていたら、どっちが上位者か分からなくなる。
ただ、内容は面白い。
検証検察庁の近現代史
2018/12/16 15:10
検察庁の裏面史
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:道南 - この投稿者のレビュー一覧を見る
真偽のほとは別として、思想検察対経済検察など検察の内部抗争を描いた著作はこれまでもありましたが、明治期の司法制度黎明期まで遡って描いたところに新味があります。
ただ、誤植か混同か、検事正と検事長、次席検事と次長検事が誤って書かれている箇所がいくつもあって、出版社側の編集校閲の際のチェックも望まれると思いました。