- みんなの評価
4件
炎上CMでよみとくジェンダー論
著者 瀬地山 角
SNSが発達した現代、「CM」と「炎上」は切っても切れない関係となった。とりわけジェンダーに対する無理解に端を発する炎上案件は数知れない。最近も日本赤十字社のポスターが炎上したばかりだ。一方で、新しい人間や家族のかたちを描いて共感を抱かれた広告もいくつか存在する。両者をわかつものは何だったのだろうか? 東大で人気講義を開く社会学者が「CM」を切り口に語る、目から鱗のジェンダー論。
炎上CMでよみとくジェンダー論
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
炎上CMでよみとくジェンダー論
2020/07/10 12:44
学ぶことが多かった本です
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際にテレビやウェブ、動画で用いられ、炎上したCMを数多く取り上げ、そのCMがなぜ炎上したのかを著者が丁寧に解説した1冊です。
本当、現代になってもこんなに女性、男性に対する「固定観念」がわが国ではまかり通っているのか、と思い知らされました。学ぶことが実に多かったです。
これからの社会における性別の在り方の根底として、当書に著わされたジェンダー論を、多くの方々に把握していただければ、と私は思います。ぜひ当書に目を通してみてください。
炎上CMでよみとくジェンダー論
2022/09/08 17:46
「私作る人」、「僕食べる人」
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
数10年前のこと、何のCMだったかなあ、カレーかラーメンだったかなあ、女の子(10代後半)「私作る人」、男の子(同じく10代後半)「僕食べる人」というCMが物議を醸したことがある、食事を作るのは女の仕事と決めつけるのかと。その当時に比べ今のCMは批判を受けないようにという技巧は進んだと思うが、思想は変わっていないような気がする
炎上CMでよみとくジェンダー論
2023/06/13 21:57
性別、性差
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
議論の対象となった各種の「炎上CM」を検証する一冊。確かにそんな作品があった!というもの多数。多角的に、しっかり論じていますが、やはり映像で見ないと分かりにくいのが正直なところ。