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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 27件

カラマーゾフの兄弟

著者 ドストエフスキー , 亀山郁夫 (訳)

父親フョードル・カラマーゾフは、圧倒的に粗野で精力的、好色きわまりない男だ。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3人兄弟が家に戻り、その父親とともに妖艶な美人をめぐって繰り広げる葛藤。アリョーシャは、慈愛あふれるゾシマ長老に救いを求めるが……。

カラマーゾフの兄弟5~エピローグ別巻~

税込 660 6pt

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みんなのレビュー27件

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評価内訳

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カラマーゾフの兄弟 1

2007/05/21 01:50

とにかく読みやすい!なぜ?

39人中、38人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昔から何度もトライして挫折した作品であった。「ロシア人の長台詞が…」などといろいろと自分に言い訳していた。今度も半分あきらめつつ注文して、積んでおいた。
 ある夜、ふと思いついて読み始めた。するする読めるのである。寝る前に少しずつ雑に読んだとは言え、3巻読むのに正味全部で24時間かかってないのではないだろうか。
 何度も挫折した新潮文庫の原卓也氏訳を引っぱり出して、ちょっと比べてみたが、新版を3巻まで読んだ目で見ると、こちらも名訳である。漢字が減ったのかなと思ったのだが、漢字の量が格段に違うわけでもない。新潮版(改版)が全3巻、こちらが全4巻。総ページ数が違うため、活字の密度が違うのかなと思ったが、両方とも(光文社版はエピローグに解説を加えて別巻が刊行される予定だそうなので、正確には全5巻だが)本編のページ数には大きな差は出ないようだ。。
 たしかにレイアウトは柔らかい感じがして、章、節の区切りもわかりやすい。各巻のあとがきに前巻のていねいなあらすじ・物語の背景説明が添えられているのも助けになったのかもしれない。各巻付属のしおりに登場人物一覧表がついているのも便利だった。
 でも、それだけでは説明がつかない気がする。
 本書は本当に登場人物が長々としゃべる。今回の翻訳では、以前何度も悩まされてきた、この登場人物の長台詞にテンポのよいリズムが感じられ、自然に、読者を「ノリ」に巻き込む感じがするのだ。これまでつっかえていたところで、逆に「ノれる」というか。
 本書の内容について評価する資格など私にはありませんが、とにかく、ン十年前から読みたくて挫折してきたのが、このバージョンでは3巻までさーっと楽しく読んでこれたということをお伝えしたくて。失礼しました。

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カラマーゾフの兄弟 1

2006/12/09 03:38

この勢い、このリズム!「古典を学ぶ」ではなく「面白いから読む」傑作

21人中、20人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:R_for_KOK - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわずとしれた、文豪 ドストエフスキーの未完の傑作。
これが新訳になって登場。
しかし、この訳文のなんと勢いの激しいことか。
ドストエフスキーの序文から、軽快なリズムが刻まれ、脳が翻弄されていく感覚。
本編に入ると、次々に勢いよく言葉が飛び込んできて、思わずクラクラしてしまうほど。難解な言葉を避けて、分かりやすく訳された文章のおかげで、ガンガンと読み進みます。
試しに、途中で新潮文庫の旧約版に目をやると、こちらはやはり、落ち着いた流れで、脳に問いかけてくる感じ。これはこれでやはりいい。
もちろん、内容は同じ。しかし、これだけ違う。面白いです。
古典文学というと、「勉強のため」にと思って、しぶしぶ読む人もいるでしょうし、「勉強っぽいから」と避ける人もいるでしょう。
しかし、そんな思いは忘れてください。何ひとつ面白くないのに古典として愛される小説などないのです。この本だって、面白いからこそ長く愛されているのです。
今の時代に生まれたベストセラーを読む気持ちで、ぜひ読んでみて下さい。
この訳文、非常に読みやすいのです。
お勧めです。

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カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻

2007/08/24 11:50

名訳でたどりついた大長編の余韻

17人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:伊豆川余網 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2006年夏刊行の第1巻以来約1年、5冊目にあたるこの別巻の刊行で「光文社古典新訳文庫」版の『カラマーゾフの兄弟』が完結した。
 この1年、仕事の合間に何冊もの本を読んだが、この『カラマーゾフの兄弟』2巻以降の4冊ほどその刊行を待ち望み、刊行されるや夢中になって読んだ作品はない。とくに、3巻目が出た年初以降は間隔が長く、次巻の出現が文字通り渇望された。
 春が終わり夏が近付くと、4巻が最終巻ではなく、別巻というかたちで5冊目が出て、これが真の打ち止めになるという情報が紹介された。その前後から、本シリーズのある種「異様」な売れ行きも、各紙誌で採り上げられはじめ、渇きはさらに募った。カラマーゾフという媚薬(もしくは猛毒)をあつかう光文社の営業戦略にすっかりはまった格好だったが、読み終えた今、本書を出してくれた同社に感謝こそすれ、不満はない。
 第4巻と本巻が同時発売されたとき、2007年の夏は、その後の記録的な猛暑をまだ予測させてはいなかった。4巻に引き続いてこの別巻に収録されたわずか60ページあまりの「エピローグ」を、残暑とは名ばかりの8月の盆休みの最中に読み終えてしまったとき、達成感よりも言いようのない寂寥感が、じわりと押し寄せてきた。
 そもそも『カラマーゾフ』という小説の存在を知ったのは高校生のときだ。乱読を繰り返していた当時、『罪と罰』その他を文庫版で読んだあと、この作家の最高傑作と呼ばれる本書の深淵に立ち淀んだ。同じ新潮文庫で挑み、挫け、岩波文庫でもだめだった。どうしても、第1部の冒頭で思考停止に陥ってしまうのである。傑作に立ち向かえない自身の無能無力を呪ったこともあった。
 爾来幾星霜。昨年この光文社版が出た際、その版元への既成のイメージもあって半信半疑、手にとった。恐る恐る開いて見た。読みやすい。なんとも不思議な律動感で、ことばが体に入ってくる。かくして、いとわしい父親の存在、不思議な3兄弟(主人公であり狂言回しであり、父や二人の兄に比べて「善」を振られているアリョーシャも、実のところ妙な人物である)と膨大な人物が織りなすこの長編に、この一年とことん参ってしまった。
 自分のようなただの読書好きからすると、ドストエフスキー(の魅力をおそらく摘出してくれたであろう本訳書)の魅力は、輻輳する思想や信仰以上に、その話術にある。本書は、実は一人称の「私」が、カラマーゾフ家に起こった事件を語る体裁で書かれている。したがって、地の文はもとより、(とくに)三兄弟たちの長過ぎる会話も、壮大なる「語り物」の一部なのである。「語り物」である限り、盛られた思想以上に重要なのはテンポというかリズムであって、この光文社版が私を含めた大多数の読者に支持されたのも、そのあたりを工夫した、亀山郁夫の訳文にあったのは間違いない。
 もうひとつ光文社版の成功を言えば、各巻(原作の「4部構成+エピローグ」という仕組みを反映した巻立ても良かったが)巻末に懇切なる「解題」が付されており、錯綜する物語を跡づけるのに有益だったこと。この別巻ではさらに、その集大成というべき長い解題があり、長編と格闘した後の読者の疲労を癒やしつつ、その世界と対峙した余韻を楽しませ(再度悩ませ?)てくれる。併載された、本作に重点を置いた略伝「ドストエフスキーの生涯」も、たいへん知見に富む。
 読後一週間あまり、果てしなく続くかに思える今年の酷烈な暑熱を浴びつつ、心は、見知らぬ凍てついたロシアの大地に飛び、さまよっている。

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