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5件
蛇行する川のほとり
著者 恩田 陸
演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。
蛇行する川のほとり
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蛇行する川のほとり
2023/05/31 22:31
罪を犯したと自覚しなかったり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつでも、何回読んでも面白いです。 恩田陸版の藪の中です。 一つの事件を中心にみんながそれぞれ少しづつ事件の欠片を持っていて、それに影響されているのが凄いです。
2024/07/02 02:25
蛇行する川のほとり
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
中々話に入り込めない、私とは合わないと思いながら読みました
他の方のレビューに「もう少し若ければこの本のストーリーに入り込めたかもしれない」みたいな事を書かれていてはっとしました
色んな理由があれどそれが一番しっくり来た入り込めない理由でした
ひと夏の話にすれば酷な学生さん達の話ですがそれぞれの背負った来た過去と現在
人からみれば理由はこう見えるのに本人はまた少し違った思いを抱えている
どう捉えるかはそれぞれ違うと思うのですが私には本人達が納得できたように思えたのでそれで良かったのかな?と思いました
2019/12/14 22:53
水辺に立つ少年少女
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
船着き場の側にひっそりと佇む、T字型の洋館が美しいです。夏の合宿の終わりと共に明かされる、過去の事件の真相にも胸が締め付けられます。