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11件
【シリーズ】羽月莉音の帝国(イラスト簡略版)
羽月莉音、革命部はじめまーす!
『涼宮ハルヒの憂鬱』でハルヒがもし本当に有能で、本気で世界征服を目指したら?『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、『ザ・ゴール』シリーズのようなエンターテインメント経済小説をライトノベル化したらどうなるか?
2009年のデビュー作『雷撃☆SSガール』が書評系アルファブロガーに絶賛された新鋭作家・至道流星(現在も会社経営者と兼業)による、言うなればハルヒmets経済小説!?
ヒロイン羽月莉音の目標は建国!
独立国家樹立に向けて「革命部」なる部活動を立ち上げた莉音に巻き込まれる幼馴染みたち。高校生が会社をつくってゴミ拾いからコスプレ写真集づくりまで事業を展開!
そんな会社創業期のドタバタから始まり、上場目指して金融商品取引法スレスレの手段を使った企業買収工作まで、超スピードで進みます!
しかしこの1巻はシリーズの開幕にすぎません!
巻が進むごとにスケールはどんどんでかくなります!
いったいどうやれば日本から独立できるのか……?
この小説、本気です!!
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
羽月莉音の帝国10(イラスト簡略版)
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羽月莉音の帝国 9
2012/02/01 22:30
次巻で最終巻><
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nats - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の頂点に君臨するローザたちアメリカ中枢からのメンバー入りの誘いを拒絶した革命部は、ついに世界を敵に回してしまう。
あとがきには作者が全12巻の予定を10巻にしたことが書いてあり、2012年2月発売の10巻で最終巻となる。
現役社長が書く本格的ライトノベルが終わってしまうのはとても残念だ。
次回作は講談社ラノベ文庫からの発売が決まっているので、ぜひそちらもチェックして欲しい。
羽月莉音の帝国 5
2011/01/01 00:39
革命部の戦いの舞台は世界へ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
不良債権を抱えて破綻寸前の日本商業銀行を買収し、現頭取を留任させて一歩引いた所から経営するはずが、春日恒太が暴走して頭取に就任してしまう。身内を守るため引くに引けなくなった羽月莉音と巳継は、実務を折原沙織に委ねて不良債権の実情を詳しく調査することにする。その結果、不良債権の背景には裏社会の人間が関わっていることが明らかになり、またもや一触即発の状況が訪れてしまう。
そして革命部の舞台は巨大マーケットの中国へ。低金利社会において稀に見る高金利の日本商業銀行の融資先を作るため、投資銀行業務にも範囲を広げた革命部は、アクアス絡みの案件で中国へと降りたつ。一見、順調に進んでいるように思えたビジネスだったが、実は中国という国が抱える巨大なカントリーリスク、共産党による独裁支配が彼らの前に立ちふさがる。
真面目に日本商業銀行改め国際商業銀行は破綻の大ピンチ。土地鑑のない中国という場所で、ピンチを切り抜ける起死回生の一手を繰り出すことができるのか?解決は6巻に続きます。
今回は前半も銀行業務や監督官庁である金融庁の話題も含めて、十分面白かったのだけれど、後半の中国編はもっと面白い。特に、戦後の中国史を辿るところは良い。やはり中国で仕事をするには、中国のことをよく知っておく必要があるのだろう。
羽月莉音の帝国 8
2012/01/23 21:38
最大の危機、最大の好機
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアのプチロフ大統領と手打ちに向かった羽月莉音と巳継だったが、出迎えに突きつけられたのは銃口だ。莉音の父・一馬を人質に取られている状況の中で、革命の中核であるアテスミサイルを取り戻すことが出来るのか?
そして革命部には新たな危機が訪れる。ひとまず命の危機は去ったものの、その代償は小さくなかった。資源の売り浴びせによる大規模な損失が、ついに革命部グループの資金繰りをショートさせかねないまでに達していたのだ。
2百兆円以上の債務超過を回避する手段はなかなか見つからない。コツコツ、グループに手を入れていきながらも、起死回生の一手を探っていく。そんな日々の中に現れた障害は、革命部グループ破綻の匂いをかぎつけた、一流紙の記者だった。
その記者の対応をすることになった巳継と莉音に対し、春日恒太は告げる。
「…暗殺、するか?」
これまでで最大の危機を重ねつつ、大規模グループになったために、莉音と巳継が役割分担をせざるを得なくなったため、大きな決断が巳継に迫る。彼を信じる折原沙織の期待に応え、この危機を乗り越えられるのか?
ついに革命は目前まで迫ってきた。世界の覇権を握るカルヴァート、スタインバーグ、セルベル、ハストンも見過ごしえない大きさになった革命部に示される、究極の選択。それに対する莉音の答えは何なのだろうか?

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