ピアノマン 『BLUE GIANT』雪祈の物語
著者 南波永人
『BLUE GIANT』もうひとつの物語。
沢辺雪祈は、言葉を覚えるより先に音を覚えた――。
幼い頃、音が「色」に見えた少年は、やがてジャズの魅力に取り憑かれ、運命の仲間たちと出逢う。目指すは日本一のジャズクラブ「ソーブルー」での10代トリオ単独公演!
ただ真っ直ぐに、ただただ真摯にピアノと向き合い続ける青年は、夢の舞台で磨き上げたソロを響かせ、喝采を博すことができるのか!?
大人気コミックのストーリーディレクターが魂を込めて書き下ろすフルボリューム音楽小説!!
漫画でも映画でも描かれなかった『BLUE GIANT』もうひとつの物語。
ピアノマン 『BLUE GIANT』雪祈の物語
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2023/04/19 22:12
泣ける
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観た時もそうだったが、クライマックスは泣ける。
ストーリーは映画とほぼ同じ。映画は大が主人公だが本作品は雪祈目線のストーリー。それでもやはり泣ける
2024/07/05 05:59
久々に泣けました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かめやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストイックにジャズを追い求める雪祈の情熱に打たれました。仲間と影響しあいながら真摯に打ち込んで自分の音楽を見出そうとする姿は青春そのものです。
漫画のエピソードと補完しあう形で「BLUE GIANT」を深く立体的に楽しめました。
ピアノマン BLUE GIANT雪祈の物語
2023/05/13 15:40
セロニアス・モンクのピアノソロを聞きながら
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャズピアニストを目指す若者が、天才肌のサックス奏者、ジャズを奏でたいと強く願う初心者のドラマーと、トリオを組み、成長していく物語。主人公は、ピアノの音に彩りを感じていた幼少期があり、いつの間にか音は音として感じるようになり、そこからジャズプレイヤーとしての飛躍を遂げられない状況に、もだえ苦しむことになる。その苦しみの先に、それを乗り越えて、色彩が少しづつ戻ってくることになる描写は、心がぞわーとしてしまう。ジャズなどの音楽に詞がない場合でもリリックが聞こえることがある。逆に、音楽を文章で表現することで、ジャズのあの魂を揺さぶるスイング感が、熱い音の塊が、伝わる小説であった。