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31件
風の市兵衛
著者 辻堂魁
柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは? “風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!時代小説界に新風を吹き込んだベストセラー・シリーズ、待望の電子化第1弾!
蝦夷の侍 風の市兵衛 弐
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修羅の契り 長編時代小説書下ろし
2019/02/04 19:39
なんだか残念。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
スッスッスと読めるシリーズでしたが、この2巻ほどはなんだかいけません。
片岡信正や返弥陀之介の出番は少ないし、気楽亭の主が亡くなって、気楽亭に集っていた市兵衛の仲間たちの集まる場が無くなってしまったみたいです。
軽く読める本なので、「格調高い」という言葉が適切かどうかはわかりませんけど、弐になってからはずいぶんと品格が落ちたようで残念です。
2018/03/13 18:51
物語の筋書きは面白い。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みよみよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
筋書きは面白いか、登場する小児の乳幼児期の発達が遅すぎる。2歳でハイハイが主体など、もう少し、周辺の幼児の、観察や、小児期の発達を確認して物語を進めてほしかった。その表現箇所は少しガッカリした。
待つ春や 長編時代小説書下ろし
2016/11/29 13:50
市兵衛に家族は出来るのか?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:何時まで読んでるの - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回ストーリーの背景設定と合わせて、市兵衛の飄々とした過ごし方を楽しみに読んでいる。油堀端の喜楽亭参集メンバーがこれまた軽妙で面白く、それぞれの話題毎に各人が絡んでくるストーリー設定がたまらない。ところで市兵衛の家族構成は何時になったら始まるのか。甥の信之助ではなく自分自身の妻・子供と共に過ごす市兵衛が見たいのは私だけだろうか?