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どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門―(新潮新書)
著者 大内伸哉
ブログで社内事情を書くのはOKか? 社内不倫を理由にクビになることはあるか? 経費の流用がバレたらどうなるのか? 副業はどこまで認められるのか? サラリーマンにとって身近な疑問を、実際の裁判例を参照しつつ、法律の観点から検証。法のルールを知れば、社内の不条理の正し方も、我が身の守り方も見えてくる。組織で働くすべての人のための、超実践的労働法入門。
どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門―(新潮新書)
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どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門―(新潮新書)
2024/09/05 16:14
労働法入門
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
さまざまな具体例をもとにどのような場合に法的に保護されるのかされないのかが解説されており勉強になったと共に読み物としても面白かった。
どこまでやったらクビになるか サラリーマンのための労働法入門
2008/11/29 22:09
サブタイトルは、サラリーマンのための労働法入門。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
サブタイトルは、サラリーマンのための労働法入門。
職場で問題が起こりそうないくつかのケースを取り上げ、そのケースについてどのような処分がされるのか労働法の観点から解説しています。
たとえば本書の第1講は、「ブログ」について。
基本的なスタンスとしては、「ブログ」は公的な空間ということです。つまり、私的なことを書いていても、一旦それが公開すれば公になるということ。
社員が自分の日記に上司の悪口を書いてもいいですが、ブログで書くと問題になるのです。
気をつけましょう。
また、第3講では「社内不倫」についてのケースです。個人的には懲戒処分の対象と思っていたのですが、裁判例では「解雇」は無効とされています。(もちろん不倫は不法行為ではありますが・・・)
法律にのっとった処分と私的な感覚は、ずれがあることは往々にしてあることです。「それは解雇されても仕方がないでしょう」と思えることがセーフだったり、「そんなことで解雇されてしまうの?」と思えることもあるのです。
本書は、問題を起こす側が身を守るためにということで、書かれています。
しかし、取り上げられているいろいろなケースを読んでいくと、むしろ経営者の方が読んだ方が良い気がします。
龍.
http://ameblo.jp/12484/