- みんなの評価
30件
ボッコちゃん
著者 星新一
スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。
ボッコちゃん
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
ボッコちゃん 改版
2020/10/08 15:03
プレミアムカバーもいいけれど、星新一作品に真鍋博さんのイラストは不可欠
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生の息子と本屋に行ったとき、「新潮文庫の100冊」でプレミアムカバーがかかっていた表紙に惹かれ、息子がこの本を選んだ。一気読み。
私も小学生以来久しぶりに星新一の作品を読んだ。あれから何十年も経つのに全く色褪せないユーモアに驚き。懐かしさと同時に改めて作品の魅力に惹かれた。「悲しいかい」「悲しいわ」「本当はそうじゃないんだろう」「本当はそうじゃないの」「きみぐらい冷たい人はいないね」「あたしぐらい冷たい人はいないの」「殺してやろうか」…なんともすごい文章。私が昔読んだのは、真鍋博さんの插絵があるもの。ショートショートの結末や核心に決して触れることなく、物語の魅力と世界観を最大限に伝える魔法の插絵の数々。
ボッコちゃん 改版
2022/08/26 08:55
色褪せない名作
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちもちの木 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度読んでも面白い!さすがショートショートの神様。星新一作品入門としてぴったりな一冊です。1971年刊ですが、どのお話も現代に通じるものがあります。
ボッコちゃん 改版
2022/06/16 08:30
ショートショート作品集
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一さんの作品を読むのは初めてでした。
勝手なイメージで、ほっこりする物語が多いのだろうと思っていたので、驚きました。皮肉というかダークというか…。
ゾッとしたり、スカッとしたり、ちくりと胸が痛んだり。
この短い物語の中で、強く読者を惹き込むのは凄まじいことだと思います。