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10件
リカーシブル(新潮文庫)
著者 米澤穂信
越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷に越してきた少女は、弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始める。だが、町では高速道路の誘致運動を巡る暗闘と未来視にまつわる伝承が入り組み、不穏な空気が漂い出していた。そんな中、弟サトルの言動をなぞるかのような事件が相次ぎ……。大人たちの矛盾と、自分が進むべき道。十代の切なさと成長を描く、心突き刺す青春ミステリ。
リカーシブル(新潮文庫)
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2024/08/31 15:27
良い本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信さんの青春ミステリは絶品です。謎めいた村の慣習や不思議な現象をめぐるミステリ要素だけでなく、主人公の女子中学生の静かな成長物語の要素も色濃くありに奥深いです。
リカーシブル
2018/05/29 22:26
ハルカとサトルがこれからどうなっていくのか
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
米澤穂信の作品では「古典部シリーズ」が好きなのですが、なかなか続きを書いてくれないので、ちがうのを読みました。
いろんなミステリーランキングで一位になっている『リカーシブル』。
中一になったばかりの女の子にしては、ちょっとがんばりすぎやろ、とは思いますが、面白く、読み応えがありました。
読み終えて、ハルカとサトルがこれからどうなっていくのか、とても気がかりです。
リカーシブル
2016/01/16 09:39
いやーな閉塞感がジワジワと
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の失踪で、継母と義弟とともに寂れた町に引っ越して来た少女。
初めて訪れたはずの町で、弟は不思議な予言を言い始める。
町に隠されたタマナヒメの伝説とは・・・。
個人的感想
寂れた町のいやーな閉塞感がジワジワと息苦しく、怖いです。そして、哀しい・・・。
締め方もすっきり、さすが米澤氏です。間違いなく☆5です。面白かった!!