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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 16件

さがしもの(新潮文庫)

著者 角田光代

「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。『この本が、世界に存在することに』改題。

さがしもの(新潮文庫)

税込 649 5pt

さがしもの(新潮文庫)

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (9件)
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  • 星 1 (0件)

さがしもの

2009/07/02 23:54

疲れているときにも気軽に読み始められるのだけれども、ふわっと心を包み込まれてしまう1冊

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

実は、タイトルの付け方で言ったら、
「この本が、世界に存在することに」の方が好みである。

文庫のよいところは、通勤のお供にぴったりなのと、
ハードより1篇多いことと、疲れているときも気軽に開ける軽さ、
そして、図書館で大人気でなかなか順番が周って来なくても
気軽に買えること、だろうか。

週の真ん中のぼーっとした頭でも読めそうだなと、
気軽に手にしてしまい、そして、慌てる。

ふわっと手が胸を突き抜けて、心ごと包み込まれてしまったから。

この9つの物語に描かれるのは、本が映し出す、その人だ。

「旅をする本」は、自分が売りに出した本に
何回も遭遇してしまうという話だが、
18歳で最初にその本を手放したとき、
卒業旅行のネパール、仕事で立ち寄ったアイルランドと、
再会して読むごとに、本は違う味わいになっている。

最初にその本を本当に売ってよいのかと尋ねた
古本屋のおじいさんは、只者ではない。

その本は、そういう本だと最初からわかっていたことになるのだから。

「だれか」では、旅行先のタイでマラリアにかかってしまった主人公が、
療養の日々の中、
バンガローに残されていた文庫の片岡義男の本を読み、
前の持ち主に思いをはせるという内容。

そのイメージが、妙にリアルで、1冊本で
確かに前の持ち主と今の持ち主がつながっているような錯覚にさえ陥る。

本は、持ち主の分身として描かれている。

「手紙」では、恋人とけんかして一緒に泊まるはずだった宿に、
一人で泊まりに行った女性が、
引き出しの中から、リチャード・ブローティガンの詩集と
詩集に差し込まれた封筒をつけてしまう。

詩集と手紙とリアルがふっと重なる瞬間。

それは、本と自分を重ねてしまう、あの瞬間のことなんだと、
本読みだったらきっとわかる。

「彼と私の本棚」。

本の趣味がこんなに合ってしまう恋をしてみたいような、怖いような。

そんな恋にはあこがれるが、そんな相手がいたら、
恋をするのも愛するのも別れるのも、きっと命懸けになるだろう。

「不幸の種」も、歳を重ねるたびに本の読み方が
変わっていくことがテーマになっている。

そして、何が幸せで、何が不幸? 自分にとっては? という、
私の中にあるいつもの問いが湧き上がってくる。

文庫のタイトルにもなっている「さがしもの」。

こんなレファレンスにもしも出会ってしまったら、
図書館員も本屋もやめられないだろう。

ヒロインの選択の意味が、私にはよくわかる。

そして、私にとっての、この本、なのだが。

気軽に手にしたのに、宝物になってしまったのだ。

なぜなら、この本を読んでいたときに、
私がずっとずっと気になっていた問いのコタエが
舞い降りてきてしまったから。

この本にコタエが書いてあったというよりも、
この本を読むに至るまでに上書きされた私が、
この本の物語に触発されてコタエを出したということなのだけど。

だから、もう少し歳を重ねたらまた読んでみるつもりだ。

今この文章を書いている私と違う読み方をするのだろうかと。

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さがしもの

2016/06/27 17:51

偶然、出会った本。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星合 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋さんのクーポンを使うには金額が足りないなという理由で買った本。
”とりあえず”で読んでいた本だったが、じわじわとこの本にはまった。

一度読み終えて、数日経ち、ふっと瞬間にこの本を思い出して、読み返す。
忘れたころに、本棚の整理をして思い出して、また読み返す。
本棚で何か読む本ないかな?と漁ってると、この本に当たり、再び読み返す。
短編だから読みやすいのも理由の一つだと思うが、
何度読んでも、飽きていない自分がいるっていうのも読み返す理由だと思う。

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本が好きな人たちの話ばかりの短編集。 本好きにとっては珠玉の言葉がズラリ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

本が好きな人たちの話ばかりの短編集。
本好きにとっては珠玉の言葉がズラリ。

自分を振って出ていく恋人に「その人、本読むの?」と聞いてしまう主人公(彼と私の本棚)。

「だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう」(ミツザワ書店)。

「けれど本当に人生が変わったとしたら、それはその本を読んだときではなくて、その本をだれかのために選んだときかもしれない、と」(初バレンタイン)。

岡崎武志氏の解説「人間は本を読むために生まれてきた動物」も秀逸。

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