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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 5件

アホの壁(新潮新書)

著者 筒井康隆

なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなことを言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいなぜなのか? 文化的文明人を自任する現代人が、いとも簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊富なエピソードと心理学、文学、歴史ないまぜでつづる抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場!

アホの壁(新潮新書)

税込 748 6pt

アホの壁(新潮新書)

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評価内訳

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アホの壁

2010/02/26 17:47

面白かったけど一つ忘れ物をしています。

15人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野棘かな - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本、筒井康隆氏の新潮新書『アホの壁』は、BK1のツイッターの書き込み「養老孟司『バカの壁』を読んで「期待した内容と違ったというので筒井康隆が筆を執った『アホの壁』」という紹介文を読んで即購入した。

人生を達観している著者だから書ける痛快な面白さがあり、どんどん読み進み、やはりいろいろと考えさせられた。
序章「なぜこんなアホな本を書いたか」や本文中で著者なりの言い訳を書いていたが、二匹目のドジョウでもこんな角度からの本なら愉快で意外に有益だと思う。
第1章、「人はなぜアホなことを言うのか」
強迫観念症的アホ発言、甘えのアホには、なるほどと思い、真のアホによるアホには、ええっと妙な感心をし、お笑い番組から学ぶアホには、近頃のお笑い番組などの多さに辟易している私はその通りだと視聴する一般人への弊害をも憂う。

帯には、人間は考えるアホである。前代未聞の人間論!と書き、本書後半では、当たり障りのある話はきっぱりとここでは批判はしないとか、割愛すると言ってしまえる、その威風堂々の姿勢にはなるほどと妙な納得をした。

実は、私にはバッカじゃないの!という耳には聞こえない声にしないハートの波動となった声なき声を感じることができるので苦しい。
そこんとこを、バカじゃないという心の声に対して、こっちも、あんたこそアホや、アホっと心の中で叫び返したら気が楽になるかもしれないと、一つの処世術として学んだ。
言われた分だけ同じだけのアホっを念じ返そうと思う。
そこか、といわれそうだがいいのだ。

でも、一つだけお聞きしたことがあります。
筒井先生お忘れですか?
博覧会の部分で抜けてますよ。
あの恥辱的な沖縄万博が!
大阪万博ドリームをもう一度と、一儲けしようとむらがったものたちの夢の後の末路をみていた私だから。
忘れないでください筒井先生と言いたい。

こんなことを真面目に書いていると、筒井康隆氏の写真でしかみたことはないけれど、してやったりとにやりと笑う顔が見える気がするけれど、こういう本もなかなか面白いですねと素直に伝えたい。

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アホの壁

2024/01/29 11:29

良い本です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

リズムはたんたんと進んで、言葉もおもしろいです。アホのメカニズムは、自分も完全にあてはまるので、筒井康隆さんでもそうなるのだなと感じました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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アホの壁

2010/08/16 19:50

流石の筒井康隆でも笑いをとれないことがあるんだなあ、もう、前衛ではなくて大家だものなあ、いえ、「おおや」じゃなくて「たいか」なんですけど・・・

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現存作家の中で私の宝、といえるのがこの人、筒井康隆。で、養老孟司『バカの壁』に全く感心しなかった私は、この本が二匹目の泥鰌になるのか、或いは越える傑作になっているのか、興味シンシンで手にしました。まずは、次の帯のことばで笑います。

人間は、
考える
アホである。

前代未聞の
人間論!

なんて筒井の本らしいうたい文句でしょう。しかもこのストレートなタイトル。「アホ」という言葉の持つなんとも間の抜けた雰囲気。でも以下のカバー折り返しのことばは、この本の内容をしっかり伝えているとは思えません、
           *
なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなこと
を言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の
計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいな
ぜなのか? 文化的文明人を自任する現代人が、いと
も簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊
富なエピソードと心理学、文学、歴史ないまぜでつづ
る抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場!
           *
帯のシンプルでストレートな表現に比べると、こちらは文字数ばかり多くて、筒井作品らしさ皆無。編集担当はどなたなんでしょう。とはいえ、なにより中身が問題です。目次を写すとともに、各項目を簡単に紹介していきましょう。

 序章 なぜこんなアホな本を書いたか:筒井康隆の「人間の器量」は売れなくても、『アホの壁』なら売れる!
第一章 人はなぜアホなことを言うのか:「アホなこと」とは文化的価値など皆無の、つまらない物言い・・・
    一 アホにかかる潜在的バイアス:会議の席で流れを無視したつまらない話を・・・
    二 強迫観念症的アホ発言:言うべきではない、と分かっていても・・・
    三 局面暴言アホの構造:実際にあった話で、ある有名なビール会社のパーティで・・・
    四 甘えのアホ・メカニズム:わざといやなことを言っているうちに・・・
    五 アホの社会的・歴史的背景:京都の人は、相手がいやがると分かっていながら・・・
    六 真のアホによるアホ:左脳と右脳を繋ぐ脳梁が男性と女性では・・・
    七 お笑い番組から学ぶアホ:ここからアホの言説が社会に拡がって・・・
第二章 人はなぜアホなことをするのか:一人前になってもまだアホなことをしてしまう人・・・
    一 ただのアホな癖:だれにもありそうな行動は・・・
     二 フロイト的アホな失敗:ちょっとした行き違いの本当の原因は・・・
     三 フロイト的アホな間違い:言い間違いにも実は原因が・・・
     四 アホな物忘れ:眼鏡をかけたまま、その眼鏡を探すのは序の口で・・・
     五 アホで病的な癖と行為:一度でいいから儲けたお金を持ってみたい・・・
    六 アホな怪我は焦点的自殺:あ、またあの子が怪我を・・・
     七 アホな死にかた:事故死と自殺の境界線上にある、どちらとも分からぬ死に方は・・・
第三章 人はなぜアホな喧嘩をするのか:何の利益ももたらさない喧嘩をなぜ・・・
    一 喧嘩するアホの生い立ち:平和主義者と好戦的・暴力的な人間の誕生は・・・
     二 アホな喧嘩はアホが勝つ:無知は有知に勝る、なんて残念な真実・・・
     三 アホな喧嘩のメカニズム:誇りを傷つけてはいけない・・・
     四 我慢の限界がアホの壁:知的な人を怒らせると・・・
     五 両方ともアホになる喧嘩:毎日同じ組み合わせで繰り返される喧嘩の愚・・・
第四章 人はなぜアホな計画を立てるか:なぜこんな本を書いたか、二匹目の泥鰌の勝算は・・・
    一 親戚友人を仲間にするアホ:他人を信じないで親類縁者だけを信じていると・・・
     二 正反対の中をとるアホ:本人は良いとこ取りをしたつもりでも・・・
     三 成功の夢に酔うアホ:己の計画の素晴らしさに有頂天・・・
     四 よいところだけ数えあげるアホ:自分の計画に多少の不安はあっても、あえてそれに目をつぶり・・・
     五 批判を悪意と受け取るアホ:自分が酔っている計画の不備を突かれると・・・
    六 自分の価値観にだけ頼るアホ:一つの思想に感銘をうけ、それでなんでも割り切るようになると・・・
     七 成功した事業を真似るアホ:エノケンならぬエノケソがあらわれて・・・
     八 専門外のことを計画するアホ:成功した事業を真似るのは、その業種とは無関係の素人・・・
     九 少い予算で格好だけつけるアホ:デパートと博覧会の展示の仕方は別物で・・・
第五章 人はなぜアホな戦争をするのか:フロイトとアインシュタインのあいだで交わされた手紙は・・・
     一 ナショナリズムはアホの壁:ワールドカップが戦争に発展した話を例に・・・
     二 アホな戦争と女たち:女はそものも平和的、でも一歩間違うと・・・
     三 アホな戦争をなくす方法:フロイトの言葉に対し、コンラート・ローレンツは・・・
 終章 アホの存在理由について:アホがいない人類の世界と歴史の無味乾燥・・・

筒井の本としてはどうも切れ味がよくありません。なにより面白さ、笑いがないのです。そのかわり、といってはなんですが凄くまともです。76歳の作家に破天荒な笑いを望むほうが悪い、といわれればそれまでなんですが、筒井ファンとしてはそれで引き下がりたくはありません。でも、60歳を越えると一年の持つ意味はとても大きい。シーナさんだって、年取っているのに頑張っているぞ! と書こうとして、椎名の生年を調べると1944年、筒井の1934年とは10年の差があります。

これでは筒井に溌剌とした元気さを求めるほうが無理。そうか、筒井康隆、本当の大家(たいか)になってしまったんだ・・・

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