- みんなの評価
7件
乱鴉の島(新潮文庫)
著者 有栖川有栖
犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。本格ミステリの醍醐味溢れる力作長編。(解説・村上貴史)
乱鴉の島(新潮文庫)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
乱鴉の島 Nevermore
2018/05/20 08:51
ありえないような設定の中の、ありふれた動機と真実
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『乱鴉の島』は有栖川有栖の火村シリーズの長篇。
乱鴉は「らんあ」と読み、「鴉」は、カラスのことです。
間違えられた孤島というおどろおどろしい舞台で、ペダンチックな会話が雰囲気を盛り上げます。
ありえないような設定の中の、ありふれた動機と真実。
これぞ本格ミステリ。
2023/12/08 08:01
ねばあもあ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
十数年前に読んだときは終始地味な印象しか持てなかったこの作品
久しぶりに読んでみるとミステリーとしての評価はあまり変わらなかったが(犯人当ての根拠の着眼点はよかったが決定力は弱い気が)、ストーリーの儚さはなんか沁みるものがあったなと
2021/10/29 05:31
孤島
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
というとなんか事件が起こりそうな……実際に殺人事件です。鴉の鳴き声が聞こえてきそうな不気味な感じのストーリーの展開。登場人物もクセの有る人たちばかり。しかし、有栖川有栖がいたら……と。