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3件
京都占領―1945年の真実―(新潮新書)
著者 秋尾沙戸子
1945年敗戦。京都市内にも随所に星条旗が翻った。四条烏丸に進駐軍の司令部が置かれ、二条城脇の堀川通はアメリカ軍の滑走路となり、上賀茂神社のご神木はゴルフ場建設のために切り倒され、祇園歌舞練場は米軍専用キャバレーへと姿を変えた……。日本降伏の間際、幾度となく原爆投下の候補地としてリストアップされながら、紙一重で悲劇をまぬがれた古都の往時を、日米双方の史料と貴重な証言から紡ぎだす。
京都占領―1945年の真実―(新潮新書)
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2025/02/03 21:49
1945年の京都の様子を詳細に著しています。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本が第二次世界大戦に敗戦した1945年。この年に京都はどんな様子だったのか、アメリカ、GHQに占領されて何が行われていたのか、それについて詳細に著された1冊です。
終戦直後の京都について考えたこともなかったので、当書でそれを学べる機会が得られてよかったです。また、戦時中にアメリカが考えていた「原爆を落とす候補地」のエピソードは秀逸です。
2025/03/28 05:31
余所者
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきでも記しているように著者の故地でないため努力はしているものの生活者の視点は欠けている。時系列でもないのでわかりにくいこともあり実感がわかりにくい内容となっている。参考図書程度。
2025/03/08 12:59
興味深い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次世界大戦で大きな被害を逃れた京都の戦後の状況が、興味深く読むことができました。詳しい資料に基づいていて、素晴らしかったです。