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2件
逃亡者は北へ向かう
著者 柚月裕子
大震災直後に殺人を犯し、死刑を覚悟しながらもある人物を探すため姿を消した青年。自らの家族も被災した一人の刑事が、執念の捜査で容疑者に迫る。壊れた道、選べなかった人生――混沌とした被災地で繰り広げられる逃亡劇! 『孤狼の血』『盤上の向日葵』の著者が地元・東北を舞台に描く震災クライムサスペンス。
逃亡者は北へ向かう
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2025/04/15 23:53
哀しいドラマ
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投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
震災直後に起こった事件をめぐる、哀しい人間ドラマ。ボタンをいくつも掛け違えてしまった結果、不条理にも思える(というか明らかに不条理)、だけれど起こっていてもおかしくない物語。忘れていたけれど、プロローグから結末はわかっていたのだな。
タイトルはなにか込められた思いがあるのかな。表面しか見えていないが、2011年から「北」に新たな意味合いが込められてしまったので、その類の思いかもしれない。
2025/03/23 10:08
震災
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
震災のあったとき、そういうこともあったのかもねと思わされた。
もし原発の近くに刑務所があったら、どうなってんだろうね。
警察の人とか消防の人とか、ほんと自分のことより市民優先せざるを得ないのかな。