- みんなの評価
12件
どうぶつ物語シリーズ
ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたつ。さっそく招待状を書き始めるが、手紙を送る勇気が出ない。もしクマがきたら? カエルがきたら? フクロウがきたら? ――臆病で気難しいハリネズミに友だちはできるのか? オランダで最も敬愛される作家による大人のための物語。
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ハリネズミの願い
2017/04/09 19:36
気弱なハリネズミ
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベニテングタケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとりぼっちのハリネズミがお茶会を開き、みんなを家に招待したい。
けれど本当はみんな来て欲しくない。
傷つくのを異様に怖がるあたり、現代の若者と一緒だなと思う。
でも、誰でも自分の中に気弱で臆病なハリネズミはいるんじゃないかな?
人付き合いにちょっと疲れてしまった時に、読み返したくなる本だろうな。
ハリネズミの願い
2017/06/08 17:15
何度でも読み返したい!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハリネズミくんに共感しました。内容が深いので読めば読むほど読み取れることが多いと思います!
ハリネズミの願い
2019/03/11 21:20
ハリネズミ、みんな同じだよ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
オランダ生まれの作家、テレヘン氏の作品。自分のハリと内向的な性格がコンプレックスのハリネズミ、動物の仲間たちを家で開く予定のパーティーに招待しようと手紙を書き始めるが、「どうせ手紙なんか書いたところで誰も来てくれないや」と卑屈になって手紙をだそうとしない、ビーバーやサイや象やクジラが招待されたらと妄想するがいい結果が思い浮かばない。やっぱり「僕なんてどうせ・・・」と落ち込んでしまう。でも彼がみんなから嫌われているのではなくて、他の動物たちも同じような悩みをかかえながら生活しているのだと思う。孤独はすきだけど、みんなから無視されるのは嫌だというのはとても私には理解できる話だ。