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公孫龍 新着
著者 宮城谷昌光
中国戦国時代、陰謀により命を狙われた周王朝の王子が姿を消した。名を「公孫龍」と変え商人となった彼だったが、強国趙の公子を助けたことから、群雄割拠する時代のうねりに呑み込まれていく。天賦の才をもって偉人たちと交わり成長する青年の行く手に何が待ち受けるのか。宮城谷歴史文学の新たなる始まり。
公孫龍 巻一 青龍篇(新潮文庫)
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紙の本公孫龍 巻3 白龍篇
2023/12/01 22:28
楽毅の躍進
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さまざまな人を助け、かつて敵対した人も取り込み、商売を広げたり富国に協力したりと活躍する公孫龍。
燕を富ませ、ついに長年の企望みに踏み出させます。楽毅の臨溜制圧、とうとうここまで来たか。『楽毅』を思い出す…ドキドキ。
東武君が平原君になったし、ますます楽しみ。
紙の本公孫龍 巻3 白龍篇
2023/08/27 21:36
春秋戦国時代の英雄
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
商人として活動する公孫龍宇は、武勇・仁義に優れた天賦の才が燕の王や重臣に重用される展開だ。特に主人公の尽力で燕に仕えることになった楽毅との連携により、国力は増し、時代の先端を走ることになった。主人公が利他の精神で行動するが、その将来には自らの利益が待つのは、人柄だけの由来か。この歴史物語を読み進めるとき、自らの有り様を見つめることになる。
紙の本公孫龍 巻2 赤龍篇
2022/06/01 22:39
風雲吹き荒れまくりです。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
趙王家のお家騒動「沙丘の乱」に巻き込まれて二巻はスタート。
獅子身中の虫であった人物たちが上手い具合に片付いて、外交も新路線を執るようになり、公孫龍もあらたなステージへ。
趙から燕へ、そして斉へと忙しくなります。
探していた人物の消息も分かり一安心かと思えば、次は斉がきな臭い・・・戦国時代ってせわしないですね。
宮城谷作品をほぼ読んでいるので、あっちの人こっちの人が出て来て楽しいです。
紙の本公孫龍 巻2 赤龍篇
2022/04/25 17:37
中国古代は、人材の宝庫か
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
周王朝末期、紀元前300年ごろに活躍した公孫龍を主人公にした時代小説第2巻。商人となり、燕という国を拠点として隣国間で、国政を巡る政争に巻き込まれることになる。しかし、その天をしっかりと敬う心持が、行く道をうまく開けるようだ。機知に富んだ人というのは、歴史を創り、物語を楽しませる。今後の展開を楽しみたい。
紙の本公孫龍 巻1 青龍篇
2021/03/07 19:27
周の王子の生き様
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
息つく間もない展開と爽快な人物像で最初から怒涛の勢いで読みました。
途中で止めたくない、でも読み終わるのが勿体ないって感じです。
少数精鋭の腹心従者とともに平民として生きることにした王子稜(公孫龍)が趙王室と燕王室と関りを持ち、群雄割拠を生きていく大河ロマン序盤です。
いままで宮城谷作品を読んできた人には、出てくる人物名の知識もあるので存分に楽しめる。
これが初めての人は『楽毅』『孟嘗君』も読んで欲しい。
紙の本公孫龍 巻1 青龍篇
2024/05/04 05:29
王子
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
孟嘗君や楽毅といったこれまでの作品いも登場した英雄の間に生きた本書の主人公が活躍した姿を描いている。著者の味わい深い人物表現は健在。
紙の本公孫龍 巻3 白龍篇
2023/09/12 07:19
ほぼ原型はないものの
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
王族の血をひき、自らの過去を捨てた流浪人という設定は大胆です。軍事参謀として才能を発揮しつつも、心の底ではいくさを望んでいないという葛藤も伝わってきます。
電子書籍公孫龍 巻三 白龍篇
2023/09/04 16:05
さわやかでおもしろい
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投稿者:kitabito - この投稿者のレビュー一覧を見る
先へ先へと読み進めたくなる面白さ。出てくる人がほぼ良い人なので不快さはない。
この先も楽しみです。
惜しむらくは刊行ペースが遅すぎて、次号が出るまで忘れそう。それまでもう一度よみますか。
紙の本公孫龍 巻1 青龍篇
2021/07/13 07:17
古代中国の物語
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代中国の戦国時代、周末期の王子として生まれた主人公が、自らの天命に気づき、新たな役割を得て、世の中に飛び出す。歴史を描き出すことがうまい著者の、新たな隊が物語である。ゆっくりと、追い続けていきたい物語になるといい。
紙の本公孫龍 巻2 赤龍篇
2022/06/02 10:50
公孫龍
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投稿者:matsu2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
待望の宮城谷昌光さんの新作は、趙の平原君の時代。
長平の戦いの内容がわかることに魅力を感じています。
また主人公が政治家であり思想家の公孫龍とのことで、
「呉越春秋 湖底の城」を終えて、いよいよ次の大作に挑まれたことが
宮城谷さんの妙と期待しています。