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3件
チュベローズで待ってる
著者 加藤シゲアキ
就職活動に挫折した22歳の光太は、カリスマホストの雫にスカウトされ、歌舞伎町のホストクラブ「チュベローズ」で働きはじめた。夜の世界の苛烈な洗礼を浴び戸惑う光太だが、客としてやってきた女性、美津子が憧れのゲーム会社に勤めていることを知り、彼女を誘惑して自らの夢に近づくために利用しようとする――。野心と策略が渦を巻く、最も危険なノワール・エンタテインメント、開幕編。
チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)
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チュベローズで待ってる AGE22
2022/08/17 12:24
サクセスストーリー道半ば、か。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実と非現実を行ったり来たりの主人公の生活を傍目に、自分には起こらないこととして読んでいた。本人の生活力の状況的には、もっと重たく表現しても良さそう。というか、そこが作家としての若さなのかなと思ったりもした。ただ、重要なのはそこではないか。ホストは天にも昇る思いもするし、一歩間違えば身を滅ぼす。身体というよりも心。どんなことでも身につけていく貪欲さがあれば、就職活動にだって活かせる。続きが気になります。
チュベローズで待ってる AGE32
2022/08/14 06:09
美津子さんの死んだ理由が明らかに!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲーム会社に入社して成功している光太が妹の失踪事件に慌てふためいたり、美津子の甥に死の真相を明らかにするよう半ば脅されたりする内容。著者に会社員生活の経験がないのか、会社を描いている部分は少し現実味が乏しいように感じました。一気読みさせるだけのテンポの良さはありましたが、結末も非現実的な感じがぬぐえませんでした。そんな理由で死を選ぶかねぇ…と。
チュベローズで待ってる AGE22
2022/08/06 09:12
思ったより面白かった
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
新潮文庫100冊に入っていたので読んでみました。就活に失敗した主人公が偶然人気ホストに勧誘されて、ホストとしてチュベローズという店でのし上がっていく話。そんなに簡単にのし上がれるかなぁという疑問はありつつも、ホストと並行して就活を進めていく様子や、その協力者の女性との関係も描かれていて、予想していたより面白い小説でした。

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