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歴史学はこう考える
著者 松沢裕作
史料の山に埋もれ、ひたすら解読している? 過去の出来事の是非を論争する? このようなイメージがある歴史学では実際に何が営まれているのか。明らかにしたいものは様々でも、歴史学には共通のプロセスがある。史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史について語る前に、最低限知っておきたい考え方を解説する。
歴史学はこう考える
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2024/12/16 16:30
歴史論文の読み方
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史家が書く論文がどの様な視点・研究方法・どの様な史料にもとずいて書かれているかを三論文を例にしながら丁寧に解説している。研究者が何に興味を持ち、研究者の置かれている時代や流行にも説明が述べられている。一見すると堅苦しさも覚えるが歴史好きもこのように論文が書かれている事を覚えておくことは必要と思う。最後の「私たちが生きていくうえで、『まともにことばを交わしあう』ための基盤形成することに・・・」は意味深い。
2024/10/18 17:13
流行りすたり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
史料と資料の違い、記録の目的外使用など、様々な論文の例示を通して、歴史家が自分たちのやっていることを反省的に振り返りながら説明する試み。

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