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31件
怒り
著者 吉田修一 著
若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏――。千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、東京の大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。
怒り(上下合本)
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2022/12/12 17:05
怒り
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見て原作も読んでみたいと思い手に取りました。結局犯人の怒りの正体が何だったのかわからなかったです。
怒り 下
2021/05/18 17:57
場所と男女がひとつに重なる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京・千葉・沖縄を行き来しながら、バラバラに見えていた事件が繋がっていきスリリングです。顔を変えて逃げ続けていく3人の男と、彼らと関わり合う女性たちの姿も忘れられません。
怒り 下
2020/09/08 10:40
吉田修一氏が贈る傑作ミステリー、いよいよ完結です!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『悪人』(毎日出版文化賞及び大佛次郎賞)、『横道世之介』(柴田錬三郎賞)、『国宝』(芸術選奨文部科学大臣賞及び中央公論文芸賞)などの名作で知られる吉田修一氏の作品です。同書の内容は、上巻に引き続き、犯人と思われる山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察が発表します。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまいます。日常をともに過ごす相手に対して芽生える疑いはどんどんと大きくなっていきます。三人のなかに、果たして、山神はいるのでしょうか?犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは一体どのようなものなのでしょうか?吉田修一氏が贈る傑作ミステリー、いよいよ完結です!

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