- みんなの評価
4件
物語 イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年
著者 宮下遼 著
ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から、一九二二年のオスマン帝国滅亡まで一六〇〇年余り、「世界帝都」として繁栄したイスタンブール。本書は、ビザンツとオスマン、二つの帝国支配の舞台となったこの地の案内記である。城壁に囲まれた旧市街から、西欧化の象徴である新市街、東の玄関口アジア岸、そして近代のメガシティへ――複雑多彩な古都を愉しむ時間旅行。
物語 イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
物語イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年
2022/01/24 20:40
イスタンブールを歩く
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イスタンブールの歴史を辿りながら街の中を歩いて行くといった感じの本。
主にオスマントルコになってからの話が多いので、ビザンチン帝国時代の話は少ないけれども十分に歴史を感じられる。
第一次世界大戦後から現代までの話も最後の方にすこしある。
2024/06/18 05:06
イスタンブールの今昔
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつてコンスタンティノープルと呼ばれた世界都市から現在の大都市になるまでの歴史を辿る本。通史的に昔から今までを記述するのではなくイスタンブールの各地区ごとに今はこういうものがあってかつてはこうだったと経緯を触れる感じで実際にイスタンブールをガイド付きの観光をしてるような気分になる。
物語イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年
2021/11/07 12:26
時間旅行でイスタンブールの歴史の深さを思い知る1冊
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
トルコの代表都市・イスタンブールを様々な場所を時間旅行しながら紹介する1冊です。
正直、イスタンブール1都市でここまで紙幅の厚い新書が1冊作れるのか、とこの都市の歴史の深さを、当書を読んで思い知りました。
かなり歴史が行き来する内容なので、文章中で迷子にならないようお気をつけて読んでみてください。