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沖縄の殿様 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記
著者 高橋義夫 著
謙信の流れをくみ、鷹山を中興の祖と仰ぐ名門、米沢藩上杉家。最後の藩主・茂憲は明治十四年、琉球処分から日が浅い沖縄に県令として赴く。本島をくまなく巡り、宮古・石垣両島まで及んだ視察で目撃したのは、困窮にあえぐ庶民の姿であった。再三の改革意見は政府から黙殺され、志半ばで解任される茂憲。だが、情熱を傾けた人材育成は後年になって実を結ぶ。今日もなお沖縄で敬愛される上杉茂憲の二年にわたる奮闘の記録。
沖縄の殿様 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記
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沖縄の殿様 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記
2019/06/23 00:09
上杉県令による沖縄改革
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上杉茂憲による沖縄の改革を記した一冊。茂憲は教育による近代化を目指したが、旧法遵守を主張する新政府と首里士族の反対にあい、その改革はほとんど日の目をみないか、次の県令時代に撤廃される。最後の寄付金の話はもう悲しかった。
2024/07/15 00:22
琉球処分後の沖縄県
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄県令として赴任した旧米沢藩主上杉茂憲について沖縄県が政府からは旧慣維持を言われていたが旧王国時代の酷税に苦しめられていた県民を見て改革を目指すも旧勢力の巻き返しにあい解任されるまでの伝記が語られる。
沖縄の殿様 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記
2018/09/12 06:14
近代沖縄
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治期の沖縄に元米沢藩の殿様が県令として赴任し民のために尽くそうとした。新政府などによりうまくいかなかったがその様相が良くわかる。