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25件
盤上の向日葵
著者 柚月裕子 著
2018年本屋大賞2位!
著者渾身の慟哭のミステリー、ついに文庫化!
平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――
盤上の向日葵(下)
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盤上の向日葵 上
2023/06/02 16:37
二本仕立て
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
年代も途上人物も異なる2つの話が並行で互いちがいに進んでゆく。下巻でこの2つの話がどのように繋がつかが楽しみである。刑事ものには癖の強い人物と素直な新人の登場が約束事のようにもなっているが、この作品もその通りの作りになっている。新鮮味はないが重厚な語り口が興味を下巻へ繋いでゆく。
盤上の向日葵 下
2020/11/08 19:40
盤上の向日葵 下
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半は似たような性格の東明との話があり、実際の将棋の真剣勝負の厳しさを書面から感じることができました。東明は自分に似ている洋介に俵の舞台で名人になってほしかったような気がしました。悪党かもしれませんが洋介を勝負師として鍛えていたような気もします。
盤上の向日葵 上
2020/11/07 21:25
盤上の向日葵 上
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月先生の作品は刑事にちょっと不良ぽいが凄腕のたたき上げの刑事が出てくるところがすきです。今回も上条圭介のおいたちからプロの騎士になるまでの経緯と殺人の操作が平行して進行していきますが、瞬間の切り取り方が良くできていると思いました。下巻が楽しみです。