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70件
〈ジウ〉サーガ
著者 誉田哲也 著
新宿で在日朝鮮人会社社長が殺害された。被害者を内偵中だった公安外事二課は、密かに捜査を開始。だが、事件背後の不審な人脈を手繰っていた捜査一課の東警部補が、彼らの前に現れる――。CIAも血眼で行方を追う「アイアン」とは何か。激しく対立する刑事と公安の男たち。国境の島・対馬で彼らを待つ恐るべき真実とは。〈解説〉宇田川拓也
ジウX
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歌舞伎町セブン
2021/12/18 22:34
必殺 仕事人
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー展開が絶妙でした。
本書の中枢を成す脳幹についての内容は、こうして小説で公になっても大丈夫なのだろうかと、ただただヤキモキしました。
本書は歌舞伎町という際限の無い深い渦を持つ独特の、また最大の魔物的な巣窟とそこに身を置く人間の闇を包み隠さず抉り出した一書だと思います。
ノワール 硝子の太陽
2019/01/18 09:15
歌舞伎町の必殺仕事人
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ルージュ』が姫川玲子なら、『ノワール』は歌舞伎町セブン。
それに『ジウ』の東が出てきたり・・・。
でも最初の方は、ちょっと話が見えづらい。
反米軍基地デモが、どう上岡殺しに繋がっていくのか。
冒頭のシーンの謎が解けるのも、300ページを超えてから。
かと言って、もたもた感があるわけでもなく、こちらでも姫川やガンテツが登場し、『ルージュ』で語られたシーンを別視点から再現するなど、随所に仕掛けが施されている。
姫川玲子、歌舞伎町セブン、ジウなどは、これからも続いて欲しいシリーズだが、スピンオフでもいいので、一度、ガンテツにフィーチャーした物語も読んでみたい。
彼が、あんな刑事になったのには、相当な過去がありそうだから・・・。
2023/10/18 14:30
現社会とリンクしている感あり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物のそれぞれに闇がありその闇を纒って行動する歌舞伎町セブン。政治、外交が絡み得体の知れないものと対峙していく。続編が楽しみだ。